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藤木日記'99年8月分

これは、1999年7月31日(日記の初日です)から8月31日までの分です。

参考までに、マークをつけてみました。馬の話題:、音楽の話題:古典芸能・文学の話題:


99年8月31日(火) 「笑わない数学者」
森博嗣(もりひろし)の小説「笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE」(講談社文庫)を買って読んだ。かつて、漫画同人誌界で一世を風靡した(?)森むくさんが、今は人気推理小説家になっていると聞いて(今頃になって)一度は読まなければと…でも、やっぱり今まで手が出なかったのは、予感があったのかも知れない。
ついていけなかったです。もちろん読み終わったけど、私はだめです。難しいんだもん。予想通りの展開になっても「やった」という快感がなくて(笑)意外な所は難しくて、説明されても解らないし、感性が鈍くなってるのかも知れない。建物の構造とか、文章からシュミレーション出来ない私には、辛い話だったし(;_;)きっと違う物を求めて読んでしまった先入観が、いけなかったのね。じゃあ何をって言われても困るけど…一番最後の章の最後の部分だけは、とてもすんなりこちらに入ってきて、良かったです。
それより、はさんであったしおりのイラストと文字が、懐かしい森むくタッチで、ああ変わらないのねって、それが一番印象的でした(笑)

物語に入り込めなかった本当の原因は、多分主人公がヘビースモーカーだったせい。思わず煙くて本を閉じたくなるほどで(笑)嫌煙家の自分を思い知った一冊でした。あとね、カタカナ語の最後の棒線を省略するのはやめて欲しい。「ライター」を「ライタ」とか、理工系っぽくしているのかも知れないけど、字面にこだわる私としては、背中のあたりが痒くなってしまうのでした。(ワープロだって変換してくれないわよ)
ファンの方、ごめんなさい。男性的というか、理論的な推理物が好きな人には、おすすめですよ。

99年8月30日(月) 真っ青
自分のHP内を、色々見ていたら、HP内のリンクが出来ないところがあった。えっなんで???と思って良く見たら、なんと古典が、全部無くなってる!!ひえ〜一瞬真っ青になってしまいました。プロバイダのサーバーのほうから逆FTPして、復旧出来ましたが、怖い怖い、何かと間違えて消してしまっていたのだろうか。やっぱり、バックアップはまめに取らないと危ないですね。

99年8月29日(日) イタめし
ひと頃、「イタめし」って言葉が流行りましたよね、すでに死語の世界?(笑)今日は、木曽馬に乗りに行った、乗馬のお友達4人で、イタリアンレストランで食事をしました。リーズナブルなお値段で、しかも美味しい店で、良かったです☆デザートは、3種類選べるのだったんですが、それをさらに、みんなで分けっこをしたので、結局10種類ぐらい、食べてしまいました。幸せ(*^_^*)女同士はこれだから嬉しい(笑)馬の話なら、種が尽きないので、時間が経つのもあっという間でした。

それにしても、開田高原に行ったのは、6月半ば、もう8月も終わろうとしています。月日の経つのはなんて速いんでしょう。それも年を追う毎に、加速している感じです。このテンポだと、クリスマスももうすぐですね(大笑)

99年8月27日(土) 月
月を見るのが好きです。明るい月の冴えた光の潔さ、傘を被った月の穏やかな光、ロマンの香りの三日月、満月のぱあっと明るい雰囲気や、十六夜(いざよい)の危うげな美しさ…様々な、表情を持った月、会う度に違う顔を見せてくれるのが、嬉しいんですね。仕事の帰り道、月が見えると、それだけで気分が少し良くなります。けっこう、お手軽な自分に、思わずほほえんでしまう私でした。

99年8月26日(金) 白い天使ミルトン
障害馬術が好きな人なら、誰でも知っているでしょう、ジョン・ホイテーカーのミルトン号。「白い天使」と言われた、夢のように美しい白い馬体、優雅な飛越、ワールドカップに二回、他の選手権にも何度も優勝している名馬です。その姿は何度も見ていますが(もちろんTVやビデオですけど)印象に残っているのは、’90年のワールドカップ決勝(上位4人で、馬を取りかえっこして、4回乗り、合計点で勝敗を決める方式)でその年の優勝者、フランスのエリック・ナベが、初めて乗ったとは思えない、見事な騎乗のあと、白い馬体を嬉しそうにポンポンとたたいていたシーン。その様子は「わーい、ミルトンにさわっちゃった、乗っちゃった」と喜んでいるように見えました。そのぐらい、すごい馬だったんです。
そのミルトンが21歳で亡くなったそうです(死んだという単語は使いにくいですよね)。今日届いた「馬術情報9月号」に書いてありました。ジョンは引退後も、自宅前の牧場に放牧していたということです。あれだけの、活躍をした馬ですから、21歳は天寿でしょうか、少し若い気もしますが…。

99年8月26日(木) ゴキ
この三日ばかり、夜になると、ゴキちゃんがお部屋にやってくる。やってくるのか、ずっといるのか解らないが、三日続けてである。
ちなみに私は、虫も殺さない人間である。良い人でも、優しい人なのでもなく、自分の手を汚すのが嫌な偽善者で、かつ、その労力も惜しむめんどくさがりなのである。日本にいる蚊がそれほど恐ろしい病原菌を持っているとも、思えないし…蠅も、しかり。(ただし、乗馬クラブにいる蠅は、馬を刺すので、殺虫剤は使いまくりですが)
ゴキブリとも戦う気は、なおさらないので、そのまま放置してある。ただし、一応二日目にはコンバットを、おみやげに買ってきたけど(笑)このゴキ君、なかなかハンサムである。脂ぎった感じが無く、すらっとした、体つきで、ガサゴソと動き回るでもなく、じっとたたずんでいる姿は、ゴキ界の美青年を自負しているのかも知れない(笑)それにしても、明日こそは、お目にかかりたく無いものである(;_;)

99年8月25日(水) TVCM
あまり見る時間は無いんだけど、番組表をチェックするのは好きです。特に民放はほとんど見ないので、職場で「TVでCMしてる○○」とか「誰々のCMしている化粧品下さい」などと言われると、困ってしまう(^_^)
見るのは、ほとんどBS、ケーブル(土地が悪くて、アンテナではちゃんと見えないので使っている)そしてNHK。良く見るCMはスポーツチャンネルに入っている、コーワとか、公共広告機構のCMぐらいである(笑)あ、でも坂本竜一の「リゲインEB」のは一回見て、印象的だった。あとね、韓国の観光協会かなにかの、大統領まで出ていたCMに、大好きなチョン・ミョンフン(指揮者)が民族衣装で出ていたのは、すごかった。見間違いじゃないと思うけど、これも一回きりだったし、彼を知っている日本人は、クラシック・ファンでも無ければ、そういないだろうし…誰か、見た人いますか?

情報です☆8月11日に書いた、胡弓奏者 楊興新(やん・しんしん)のコンサートが、BS2で8月29日(日)4:30から放映されます。興味のある方は見てみてね☆

99年8月24日(火) 雀の子
道を歩いていたら、小さい雀が、自分の体長の半分ぐらいの虫、多分バッタか何かを、食べようとして、格闘していた。その仕草が、可愛かった。ぷるる、ぱたぱた、ってもう動かないのに、ちょっと怖いのか、必死の様子で…でも、近づいたら、しっかりくわえて、飛んで逃げた。あまり遠くへは、行けなかったけど(笑)『すずめのこ、そこのけそこのけ、おうまがとおる』って、一茶だっけ?こんな句あったよね。私は徒歩だったから、逃げなくても良かったのに。なごみのひとときでした。

99年8月23日(月) 制約の無限性
バイオリンのCDを聞きながら、パソコンでネットつなげながら、本を読んだりする。そうしながらも、頭の中は、次に書きたい文章や、漫画のコマ割りを考えていたり… 支離滅裂な頭の中はいつもの事なんだけど。
楽器にしろ、小説にしろ、漫画にしろ、出来ることの限界がある。4本の弦の開放弦から一番高い音まで、小説なら文字だけ、漫画だって白黒の動かない絵と少しの文章…それなのに、才能のある人の手に掛かると、それが、無限の広がりを持った、表現の方法になる。絵画でも、ダンスでも、みんなそうだよね。ああ、なんてすごいんだろう、って、急に手を止めて感動してしまったりする私。

でも、それって、実は、制約というか限界があるからこそ、イメージの膨らむ表現が出来る、って事なのかな?人間のやることだもの、本当の無限の仕事なんて出来ないもの。
そして、表現者であることも、すばらしいと思うけど、それらを受け取って味わう事の喜びはなにものにも代え難いと思う。人生の喜びを感じてしまう私でした。

99年8月22日(日) ラカトシュ
テレビの話ばっかりですが、BS2でロビー・ラカトシュの来日公演をインタビューをまじえてやっていました。ロマ(ジプシー)バイオリンで有名な人です。まさに、超絶技巧。そして、楽しそうに弾くんです。聞いている方も楽しくなりますよね。あの、ひよこのような「ぴよぴよ」という音を出してみたい(笑)E線(一番高い音の弦)の指板の一番端っこで、これ以上高い音は出ないというところで、微妙な押さえ方と、弓使いで、どうしても「ぴよぴよ」と聞こえる音…それに、ピチカート。津軽三味線とのセッションも面白かったです。 この人、レーピンのルーブル美術館でのライブにゲストで出ていたんです。それで、聞いてみたかったのですが、とっても面白かったです。外見は、トランプのキングが太ったみたいな感じ、特に髭が(笑)手は、赤ちゃんみたいに、むっちりしていました。

99年8月21日(土) チェリビダッケ
BS2の芸術劇場は、「チェリビダッケのリハーサル」でした。もちろん、リハーサル風景なんて、そんなに見たことは無いんですが、知ってる中では、一番うるさい人でした。指揮しながら、自分のイメージなんだろうけど、「ラララ〜リリ、ダダダダダーン、ボンボン」なんて、叫びながら、大きなアクションで、踊りながら指揮をする。あんなに叫んで、オーケストラの音が、聞こえるのかしら?かなり、うるさい指示を出す割には、ムードは、和やかというか、笑いがこぼれていて、興味深かったです。この、チェリビダッケという人は、録音嫌いで有名で、最近亡くなってから、堰を切ったように、CDが発売されていますね。ライブを大切にした人なんです。確かに、録音よりライブの方が、断然良さそうな演奏をする方です。

99年8月20日(金) 読書と食べ物
本を読んでいて、食べ物が出てくると、無性に食べたくなったりしませんか?私だけ?今日も、バイオリニストの和波孝禧(わなみたかよし)の「バイオリンは見た」(海竜社)を読んでいて、ゆでたジャガイモに溶けたチーズをまぶして食べる、スイス料理が出てきて、それ以降、頭の中は、半分ジャガイモでしめられてしまったのであった(笑)
生島治郎の「黄土の奔流」を読むと、シュウデフ(お豆腐を発酵させたもの?くさやみたいにひどく臭いらしい)を食べたくなるけどそれは無理だから、変わりに麻花(まぁふぁ=かりんとうみたいな中国菓子)を買って帰ったり(笑)落語の「尻餅」を聞くと、どうしてもお餅が食べたくなって、いきなりサトウの切り餅を焼いて食べてみたり(大笑)食べ物に弱い私であった…

99年8月19日(木) 洗濯
今日は休みで、天気も良いので、洗濯をした。もちろん働いたのは、洗濯機さん☆ しかし、干すのは手作業である。BGMはカラヤンのベートーベン第九。久しぶりに聞いた第九、やっぱりすごい曲である。何度聞いても、あきることがないのは、圓生の落語に似ている…なんて言うのは私だけよ(笑)アマオケや合唱団が、やりたくなるのは解るなあ。風もさわやかで(エアコンの冷気もないし)洗濯物も、お布団も良く乾いて、気分上々の、休日でした。

99年8月18日(水) 薬づけ(笑)
もともと、薬は嫌いではない。しかし、今の仕事に就いたのは、単に「つぶれない職場」が欲しかったから(涙)ところが、ドラッグ業界も競争が激しくて、そんなに安泰では無いと、後でわかった…いつだって、リサーチが甘い私であった(;_;)

職場で、安く買えたり、サンプルがあったりするので、つい口に入れてみたくなる。塗るものは、つけてみないと、好奇心が収まらない。で、見本の「ウナク○ル」を塗っては、泣いている。メントールは、肌が嫌いなのである。下手をすると、赤くなる。なぜ「赤みを押さえる薬」をつけて、赤くならなければいけないのか。それを、アレルギー反応というのですね。わかっていても、つけてしまう、馬鹿な私であった(笑)もちろん、どの程度になるか予想がつくから、やってるんですよ。
のむものも、ビタミン&滋養強壮剤づけ状態です。冷房病にV.Eといわれて、飲み始めたから、V.B2は控えめにしている。腰痛予防と眼精疲労にV.B1は必須だし、目の乾きに肝油(V.A,V.D)も食べている。ついでに、漢方で「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」と、今日「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」を買ってみた(まずい(;_;))(笑)ドリンクは、タウリン(アミノエチルスルホン酸=アミノ酸の一種)2000mgのを愛飲している。リポ○ではない。たまに、牛黄、鹿茸、人参などの入ったのにする。風邪をひいたら、プラセンタエキスのドリンクが効く。のどの痛みには「甘草湯(かんぞうとう)」(これは美味しい)。頭痛、生理痛には、やっぱりイブプロフェン。胃の痛みには、そこら辺に転がっている制酸剤系の胃薬。ランチのフライがもたれたら、消化酵素…これを、薬づけといわずなんという(笑)ただし、便秘薬は怖くて飲めない私でした(^_^;)

99年8月17日(火) 良心
世の中には、いろいろな人がいて、考え方があるから、面白いのだとは思うけど、基本的なルールは守った方が良いのでは無いかと思う。しかし、憲法だって変わるのだし、戦前と戦後の変わり様を見れば、社会の基本的ルールなんて…とも思う。せめて、人間「良心」に基づいた生活を送ってくれないものか。たとえば、店にあるものを、お金を払わずに持って帰ってはいけないとか、「いけない」事をしてはいけない、とね。「人を見たら泥棒と思え」という仕事をさせられる身にもなって欲しい。なってくれるはずも無いが…。それとか、冗談にせよ、たとえば缶ジュースを分け合って飲むときに「私は、エイズじゃないから、大丈夫だよ」という言葉を、どうして平気で言えるんだろう!?そんなとき私は、怒るより、もう口をききたくないと、思ってしまう(;_;)

「性善説」という言葉があるけれど、私はそれを支持したいんだけど、時々とても辛くなります。「ガリバー旅行記の『馬の国』」に行ってしまいたい…でもそこにも、もっと嫌になる、見たくない人間がいるんだった(笑)。といいながら、臭いものには蓋をしてしまおうとする私も「偽善者」なのかもしれないね。

99年8月16日(月) 日記
生まれてこの方、日記を付け続けた事のない私が、半月も続いてるって、すごい快挙(笑)内容はともかく、継続は力なりでがんばろう。他のページも、少しずつやってます。木曽馬もなかなか終わらないし、平家物語の馬もまだだし、音楽ページも書きたいこといっぱいあるのに…!!

それにつけても、HPのあり方というか、作る姿勢みたいなものについて書いた文を時たま目にすると、耳が痛い。なるべく、来てくれた人を、がっかりさせないようにと、思ってはいるのですが…難しいですね。自分のページだから、自由だし、読むのも読まないで帰るのもインターネットだし、でも、作るからには、それなりに内容のあるものにしていきたいし。理想に比べ、内容はまだまだですが、どうぞこれからも時折は、見に来て下さいね☆

99年8月15日(日) 献血
運転免許の更新に行ったついでに、献血をした。恥ずかしながら、生まれて初めての献血である(*^_^*)
400mlで、初めてだし、昼時だったし、ということで、係りの人が気を使ってくれて、採血前に飲み物を採って下さいと言って、チョイスビスケットも一緒にくれた☆飲み食いに忙しくて、検査採血の後、押さえておかなかったら、「アオタン」になってしまった(笑)それで採血のお姉さんにしかられてしまった。だって、押さえなくても血は止まるし…といったら、「あなたの、そのアオタンを見て(という単語を使ったのは彼女☆)『だから献血は嫌だ』と言う人が増えるから、だめなの」だそうだ。現場の切実な声である。隣の人が、お腹が空いているから200mlで、と言ったら、次はぜひ400mlにしてね、と強くお願いしていた。400mlの方が、少ない人数分の血ですむため、患者さんの拒絶反応など、よけいな危険が少なく押さえられるからだそうだ。みなさん、献血に協力しましょう。

帰りにもジュースを貰ったので、都合体内の水分量は、イーブンになった(笑)「帰りに気持ちが悪くなったら、すぐにしゃがんでね」なんて言われて、密かに楽しみにしていたんだが、ふらりともせず元気だったので、ちょっと拍子抜け。採血した方の腕は、押さえていたので、針は太かったにも関わらず、アザにはならなかった。人体の不思議に、一人で感動した私であった(笑)

99年8月14日(土) 雨
雨は好きです。雨の夜は、静かで寝心地がいいし、休日に窓辺で本を読むのに、雨の音はちょうどいいBGMです。雨が降れば、草が良く伸びて、馬達のおやつが増えるし。ただし、雨の日に出かけるのは、大嫌いです。特に道路を歩いていて、車がそばを通るなど最低!!「雨の日はお休み」に出来たらどんなにいいでしょう(*^_^*)
今日の雨では、各地でかなりの被害があったそうです。お見舞い申し上げます。

99年8月13日(金) ウンチク
今日は「13日の金曜日」です。(でも仏滅じゃありません。仏滅は14日です)良く縁起が悪いといいますが、縁起というのは仏教用語ですよね(笑)なんで、13日で金曜日かというのを、みなさん御存知だとは思いますが、今日は話題が無いので…
13は、キリストを1と数えて、12人の弟子の最後、13番目がユダなのです。この人は、キリストを陥れて、死刑になるようにした悪人にされています。聖書の中で、12人の弟子の名前が出てくるとき、その他の弟子は、順不同に書かれても、ユダだけは必ず最後なんだそうです。金曜日はキリストが死んだ日です。(彼は死んで、三日目に復活していますが、それが日曜日ですね)そんなわけで、「13日の金曜日」なんだと、昔聞きました。違ってたら、教えて下さい(^_^)

99年8月12日(木) ひぐらし
乗馬クラブの周りは、自然がたくさん残っていて、敷地内に踏み入れると、そこは既にリゾート気分です。今日は、夕方から乗ったので、手入れが終わる頃は既に夕暮れ、ひぐらしの声が、林の木々の間から気持ちよく響いていました。音楽大好きの私は、すごい矛盾ではあるのですが、音楽のない生活にもあこがれます。つまり、こんなふうに、ひぐらしの声につつまれる夕暮れや、風の音を感じる午後や、月と星の瞬きを聴きながら静寂を味わう夜…そんな生活が出来たらいいな…と、思ってしまうのです。でも、やっぱり、音楽も欲しい、テレビも見たい、我が儘な私でした(笑)

99年8月11日(水) 胡弓
ミニコンポが、壊れたので新しいのを買った。CDもMDも三枚ずつ入るので、めんどくさがりの私には、ぴったり(笑)今日は友だちに借りた、CDをMDに録音した。
私が、馬好きだということで、ぜひ聞くように薦めてくれた、胡弓の演奏である。その中の「競馬」という曲は、まさにモンゴルの大平原のおおらかな競馬を思わせる音楽で、最後に入る馬のいななきは、これが楽器で出した音かと思わせるリアルさ。さすが、モンゴルの楽器である。演奏家は、今けっこう話題の楊興新(やん・しんしん)。中国人で、日本で活動している。彼も、若い頃というより幼い頃から、国の政策のために苦労をしているようですね。ソ連といい、中国といい、偉大な芸術家が、活動を妨げられていた、ということは有名ですが、日本だって無かったわけでは無いでしょう。悲しいことです。まあ、この話は別の機会に。

99年8月10日(火) 悲劇
漫画家でも小説家でも、話を書く時って、どんな心理なんだろうって、時々考えてしまいます。もちろん、いろいろなタイプの人がいるだろうけれども…役者さんでも、舞台(撮影時)だけ、その役の人格になる人と、日常生活も役の人格になってしまう人がいるみたいだし…今私が、考えている話は、悲劇なんだけれども、結構感情移入してしまうので、悲しい日常を送っている今日この頃です。馬鹿な私(笑)ただの現実逃避の手段かも知れないけど、やっぱり、お話作るなら、ハッピーエンドがいいわ(笑)

99年8月9日(月) ポカリスウェット
私がいっている乗馬クラブでは、運動の後、馬に水をあげるときは、ポカリスウェットなどのスポーツドリンクの粉末を溶かしてあげる人が多いです。人間の飲むよりは、だいぶ薄めですけれど、やっぱり甘みのあるのが美味しいのか、よく飲みます。

私の良く乗る馬達は、この頃は贅沢になって、自分の馬房では普通の水を飲むくせに、人から貰う水は、ポカリが入ってないと、いらないという。洗面器であげるのだけど、A君は、ただの水だと、その縁をくわえてこぼそうとする「こらこら!」
今日乗ったC君は、さっき3杯も飲んだのに、人が飲んでいるドリンクを欲しそうにするから、また作ってあげると、ゴクゴクゴク…「今日は暑かったからね」 ところが、おかわりがさっきのより薄かったら、鼻先をつっこんでばしゃばしゃやって、飲まない。遊んでいるのか、抗議しているのか、「おいおい、贅沢いわずに飲めー!」 きっと、人が飲んでるのが欲しくなっただけなのねきっと。ほんとに、この子は子供っぽいというか…(笑)

99年8月8日(日) TVでベルリン・フィルを見ました
ベルリン・フィルの定期演奏会なんて、行けるものでは無い。それが、居ながらにして見られるというのはありがたい。演奏家のインタビューなんて、テレビ以外では見ることはまず無い。NHK様々である。感想は、「音楽雑記帳」 で見てね。

99年8月7日(土) 煩悩(笑)
やりたいことと、出来ることのギャップが大きすぎる。やらなければならないことを加えると、さらにストレスが重くのしかかる。ただでさえ、キャパの小さい私が、欲だけは人一倍あるから、いけないのよね。漫画描きたい、コンサートに行きたい、HP色々更新したい、バイオリン弾きたい、ビデオに録ったものの見ていないのが山積み、ネットサーフィン(って死語なの?)もきりがない、外乗にもまた行きたい、何一つ出来ない…おまけに、お金もない(笑)スキャナさえ買えなくて(写真は、お友達に読み込んで送って貰っている)ましてプリンタなんて、持ってない。寝る時間を削ると、体力落ちて風邪をひいて、結局もっと自由が利かない結果になるし…ああ、煩悩の闇だわ(笑)

99年8月6日(金) コンサートに行きたい!!
今日、テレビでやった喜歌劇「こうもり」のビデオを見ました。終わったときのカーテンコールの盛り上がりが、すごかった。もちろん、公演の内容が良かったからですが。こういうのを見ると、ライブに行きたいと思ってしまいます。あの、劇場の臨場感は、テレビでは味わえないですよね。実は、オペラや、オペレッタは一度も行ったことがないんです。だって、高いんだもの(;_;)せめて、何かオーケストラでも聞きに行きたいわ。

99年8月5日(木) 馬も夏バテ
連日の猛暑で、馬達はバテバテです。今日乗ろうと思っていた子も、馬装のために手入れ場に行くのも、ふらふらだったので、別の馬に乗ることにしました。こっちの子は、元気でした。歳が若いせいか、性格がお気楽なせいか、運動の後、息も上がらないで、モリモリ草を食べていました。他の馬が、手を(口を)出さないような堅い葉っぱまで、ばきばき食べます。これが、元気の秘訣でしょうか?「なんて、おバカな馬」と言われても、元気な方が、こっちは安心です(笑)馬にだって、もちろん性格がありますから、「暑い」と思っただけで、疲れてしまう子も、中にはいるんです。とにかく、みんな元気で夏を乗り切って欲しいです。

99年8月4日(水) 冷房は嫌いです(;_;)
私は、人間のくせに、限りなく変温動物に近いらしい(笑)冷房は、大の苦手である。朝、駅まで歩いて汗だくの所へ、電車の冷房はこたえる(もちろん弱冷房車に乗る)おまけに職場も、冷房がきいている。おかげで、体は芯まで冷えてしまって、あまりひどいときは、入口近くへ行って「暖をとる」ほど(;_;)昼休みは、体を温めるべく外を歩く。しかし、ランチをとるところは、また冷房が効いている。冬も寒くて、夏も寒い職場なんて大嫌いだ。バリ島あたりで暮らしたいよう。

99年8月3日(火) HPは大変(^_^)
昔は、結構慎重派だったような気がするんだけど、歳のせいかこの頃は、何をするにも、アバウトに見切り発進をする傾向がある。それで、HPとか、いいかげんに作り始めてしまうものだから、後で収集がつかなくなってしまう。新しいページを作るのにも、この前どうやったか覚えていないので、同じ試行錯誤を、毎回やっている気がする。私って馬鹿(笑)

99年8月2日(月) 愛馬が汗をかきました!
どういう事かというと、馬は暑さに弱いのです。しかし、幸い獣には珍しく、汗をかくことが出来るので、体温調節をある程度出来るようになっています。ところが、私の好きな馬(もちろんクラブの馬ですが)は、汗腺が閉じているのか、汗をほとんどかかないのです。そのため、運動の後は、体が燃えるように熱い、呼吸も非常に荒く苦しそうです。でも、今日は、少しだけ汗をかいたので、回復が早かったです。どうにか、もっと汗をかいてくれるようになるといいんだけど…今年は、猛暑ということで、夏バテが心配です。

99年8月1日(日) 横浜MM21の花火大会
横浜みなとみらい21の花火大会でした。行かなかったんだけど、職場の正面からよく見えました。ちょうど仕事が終わった所だったので、しばらく眺めていました。テレビで見るより、少し遠くても、やっぱり生がきれい☆。
花火大会があると、ゆかたの女の子が多い。着方の乱れは、しかたがないというか、この頃の若い人って、美しい着こなしとか、立ち居とかって、気にしてないよね。でも、あの乱れた着方って、江戸時代の人って、実はあんな感じに着ていたんじゃないかなって思ってしまったんだけど、違うかなやっぱり(笑)

99年7月31日(土) 伊藤有壱氏の結婚パーティー
NHK教育のクレイアニメ「ニャッキ」(すごくかわいいんだ、これが!)や、いろいろなCMやプロモーションビデオのアニメなどで活躍している、伊藤有壱君(じゃ失礼かな)は高校の一年後輩。私なんかが呼んでもらってよかったのかしら?アニメ業界の高名な方々も大勢見えていたようです。奥さんは、色白で可愛い美人です。いいなあ。って、奥さんをうらやましがってどうする。でも、素敵な方だったんだもの。おめでとうございます、おしあわせに!!


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