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OPEN DEC.06.1999

宝物って、必ずしも高価な物とは限らないですよね。たとえば、ジャンクジュエリーでも、プラスチックのお菓子のおまけでも、なんだかとっても気に入ってしまって、大事にとってある物って、ありませんか?
そんな、私の心の宝物といえる、お気に入りのCDや音楽家の事を、ここに集めて書いてみます。
「ああ知ってる」「私も、わりと好きだわ」なんて思って、にっこりしていただけたらうれしいです。
お時間がありましたら、読んでみて下さいね。



ケネディ
「とっても主観的感想集」のページにも書いたんですけど、テレビでベルリンフィルとの共演を見て、気になってはいたのね。かっこいいわけではない、が、気になる。
そしたら、CDショップで、新しい輸入盤のCDが出ていて、大好きな小品集で、思わず買ってしまいました(笑)

今までね、クラシックの人が、ミュージカルの曲やジャズ、ポップスの曲をやるのって、あまり好きでは無かったのだけど、ここに納められているのは、さりげなくていいです。
CDのタイトルは「Classic」(EMI)有名な小品ばかり20曲も入っています。大好きな「タイスの瞑想曲」「ツィゴイネルワイゼン」の他に「スカボロ・フェア」「ダニー・ボーイ」などがケネディのアレンジで、とても素敵です。最後に彼のオリジナルも一曲入っています。綺麗な曲です。

よく、CDの評論に音色をほめる言葉として「美音」なんて書かれる事があるけど、きっと彼のには「美音」とは書かれ無いと思う。でも、音楽が好きと言う思いと、人間らしい体温が伝わる、素敵な音です。
写真に写っているバイオリンは、傷だらけの物なんだけど、これを弾いているのかな?そんな所から、型破りの彼です。でも、なんだかいいんです。


ボーイズ・エア・クワイア Boys Air Choir
声楽は昔から好きなんだけど「少年合唱団」系は苦手だった。なんだか、深みがないというか、ドラマ性が薄いというか、私にとっては、インパクトがなかったんです。イノセントすぎるっていうのかな?
ところが、そんな私が、はまってしまったのが「ボーイズ・エア・クワイア Boys Air Choir 」です。イギリスの聖歌隊のトップを集めた、少人数のグループです。美しい少年のソプラノ、今までの「少年合唱団」とは明らかに違う、『音楽』がそこにあるのです。ファーストアルバムの「レクイエム」は特にすばらしいです。今回の「air」は3rdアルバムで、すでに代替わりをしていますが、それでも、作りの丁寧さと、透明感のある歌声の美しさ、深みのある音楽の味わいが素敵です。CD屋さんでも視聴できるところがあるので、是非聞いてみて下さいませ☆クリスマス用のも、出ているらしいです。
《ここまで、99年11月7日(日)の日記からの転載です》

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このページの素材は「手作りCandy」さんから頂きました。