久し振りに海外旅行に行きました。家族でハワイ。ハワイはオアフ島のホノルルばかりこれで４回目です。GW前半だったので、日本人がいっぱいかと思っていたら、それほどでもなく、ビーチも観光地も外国に来た〜という感じでよかったです。
→写真はダイヤモンドヘッド山頂からの眺め。
ハワイ島だったら、観光乗馬の牧場がたくさんあって、とても楽しそうなのですが、日程が合わず行くことが出来なくて残念でした。
それで、考えを変えて、１９９７年に行ったことのあるクアロア牧場に行くことにしました。景色は綺麗だし、送迎付で気軽に行けるのでがいいです。乗馬は、初めての人でも安心の大人しい馬ばかりです。とはいえ、乗馬ってやはり日本人にはなじみがうすいらしく、怖そうと敬遠する人が結構いるんですね。私は、４輪バギーのほうがよっぽど怖いです。
この観光牧場は、二つまたは四つのアクティビティーを選んで遊べる、パッケージの他、個人で行っても楽しめるようです。私は旅行社で半日ツアーに申し込みました。乗馬のほか、４輪バギー、ガン・シューティング、湾内クルーズ、ジープなど、いろいろある中から選べます。敷地は大変広く、映画やドラマの撮影に使われていて、ロケ地巡りバスツアーも人気があります。私は、乗馬のほかに、カネオヘ湾クルーズで、可愛い船に乗りました。以前に行ったときは、お馬がちょっと疲れているようだったのですが、今回はブラシも綺麗にかけてあって、元気でした。とはいえ、とても大人しい子達で、初めての人でも本当に安心な感じでした。もちろん、動物ですから１００％はないとインストラクターさんも言っていましたが。
私が乗せてもらったのは、大好きな斑毛のかわいいお馬さん。スカウトくんでした。
お顔の毛の白いところは、白毛馬と同じで、肌はピンクで目も青いんです。ただ、うかつにも反対の目の色の写真が撮れていませんで、両方の比較が出来ないのですが。乗馬をする人は十数人いたのですが、小さいグループに分かれて歩きました。私のグループは８人。ランチのお姉さんが１人で見てくれます。後ろについたり、横に歩いたり、景色の良いところは、解説をしてくれたり（ただし、英語です）。常歩ばかりなので、乗馬経験者には物足りないかもしれませんが、物は考えようで、おしゃべりをする余裕もあり、景色も味わうことが出来、写真も好きなだけ撮れるしで、そのつもりで行けば十分楽しいです。
荷物はロッカーに預け、身軽に乗れます。カメラは持って行ってもOK。ビデオカメラはダメだそうです。乗る前にごく簡単なレクチャーがあり、すぐに台を使って馬にまたがって外乗に出発です。乗るのは、前回と同じで馬の右側からでした（笑）
海岸のすぐそばに山がある地形で、まず乗馬した囲いから出ると視界のぱーっと開けた草原です。草原から、木立の中に入り、緩やかな山道を少し登って見晴らしの良い高台へ。この牧場のシンボルになっている「チャイナマンズハット」と呼ばれる小さい島のある湾を眺めながら歩きます。鳥たちの声も、明るく聞えてきて、リラックスして歩くことが出来ます。とても天気の良い日で暑かったのですが、日本よりは湿度が少ないので、さわやかで、木陰に入ると涼しくて気持ちが良いです。
坂を下る時は、少し後ろに反り返るように乗ってあげると、お馬が楽です。登りの時は反対に少し前傾姿勢で。止まる時は、ウォーと声をかけてあげたほうが、気持ちが伝わるとおもいます。ともあれ、とても大人しいお馬さんたちで、楽しく乗ることが出来ました。
途中、山道を歩いていると、藪がガサガサして馬が気にしています。次のグループが歩いているのかと思ったら、なんと黒い仔牛が出てきました。それも私の乗っている馬のすぐ後ろで、はじめは何がおきたか良くわからずびっくり、馬は数歩ほどバタバタしましたが、私の馬も他の子もすぐに落ち着きました。さすが観光牧場のお馬です。いつも乗っているサラブレッドだったら、どこかへ飛んでいってしまったところでした。この牧場では、乗馬のコースからずっと離れたところで牛を飼っているそうなのですが、どうやら一匹迷子になってきていたようでした。とんだアクシデントでしたが、変化があって面白かったです。仔牛は反対方向に去っていきました。
青いＴシャツがランチのお姉さん。ハワイの人らしく体格の良い方で、ちょっと大き目のお馬に乗っていました。山道は細いところもあるのですが、草を掻き分けて脇をずんずん進んでしまいます。日本人のお客さんも多いので、必要な事は、日本語で説明してくれます。雑談や、風景の説明は英語ですが。
右の写真は、恒例、馬の上からのショット。真っ白な鬣が、つやつやと光って本当に綺麗でした。私のお馬は、手綱がなぜか革でなくロープでした。他のお馬は普通の2本に分かれたタイプを、まとめて結んであったようです。
馬の上から見る水平線は、また格別な味わいがありますね。お天気も良く、景色も綺麗で、楽しくおしゃべりしながら歩くことが出来、小一時間があっという間でした。（セットのツアーでなければ２時間コースもあるそうで、映画の撮影地などまでお馬で行けるようです）
大きな木の向こうに厩舎が見えてきて、名残惜しいけどもうすぐおしまいです。お馬さんたち、お姉さん、ありがとう。
実は、この牧場にお馬に乗りに行ったのは、もうひとつ目的がありました。多分お馬はクウォーターホースなので、いろいろな色のお馬の写真が撮れると思ったからなのでした。案の定サラブレッドにはない粕毛（ローン）のお馬がいました。お姉さんの話によると、ストロベリーローンやブルーローン、ブラックローンがいるとのことでした。ただ、馬を下りたあとは、すぐに次のグループが待っているので、ゆっくり話を聞くことが出来なかったのは残念でした。
別のページにいろいろなお馬の毛色のページを作る予定です。もう少しお待ちください。
行ってから知ったのですが、ハワイにもポロクラブがあったのですね。別の日に、バスツアーに行った時、ちょうどポロクラブの敷地沿いの道路を通ったのでした。ただ、雨が土砂降りで車窓でもあり、写真は取れませんでした。雨の中、ポロポニーがたくさん囲いの中に分かれて放牧されていました。
最後におまけ。ホノルルでよく見かけた、頭の赤い可愛い小鳥さん。同じような色合いの、ダイヤモンドヘッド灯台。
◆クアロアランチ（牧場）のHP（日本語）→http://www.kualoa.com/jp/index.htm
◆ホノルルポロクラブのHP（英語）→http://www.honolulupolo.com/www.honolulupolo.com/Welcome.html
一番上に戻る 馬と旅行へ HOME
