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It's Sam!〜「SUPERNATURAL」&海外ドラマファンページ
シーズン4
Season4 Episode1〜22(61〜82)



★このコーナーでは「スーパーナチュラル」各エピソードの好きなシーン、面白いセリフ、トリビア、小ネタ、薀蓄など、思いつくままに書いていきます。(セリフは基本的には英語版を基にしていますが、確証が取れない部分もあり、聞き取り違いがあるかもしれませんので、その場合はご了承ください。)

★すでにドラマをご覧になった方向けに書いてありますので、未見の方にはネタバレになります。ご注意ください。

Season4

今シーズンは、サムとディーンそれぞれにとって辛い内容がこれでもかと続いて、見ているこちらも旨が胸が痛むエピソードが多かったです。でもまた、これまで以上にびっくりするような、笑えるものや楽しい話もありました。クリプキ氏もアイデアが尽きないですね。
今シーズンの英語のタイトルは、それだけでは想像もつかないような、謎かけのようなものが多いのもまた面白いです。

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Season4 Episode1(61):天使降臨  Lazarus Rising

◆前回の凄惨なラストシーンから続いて始まります。いつもながら、シーズンの始まりはどうも落ち着きません。

◆天使が出てくることもあって、聖書の内容が会話に出てきます。『ヨハネの黙示録』は、映画などでも良く引き合いに出されますが、アメリカでは皆良く知っているのでしょうか?
ちょっと、聖書を読み返してみたくなりました。

■ルビーのケイティ・キャシディが、イントロのところには出てくるのですが、本編は別の女優さんになってしまいました。続投して欲しかったな。
■インパラを「忘れていた」ディーンに、ちょっとびっくり。i-Podがついていて絶句するところは笑ってしまいました。第1話「悪夢の始まり Pilot」を思い出しますね。サムは、未だにカセットテープを使っていることに、あきれていたのでした。
■ボビーも相変わらずいいですね。ディーンが帰ってきたシーン、聖水をかけるところは絶妙のタイミング。
■ダイナーに一人で行って、悪魔を退治したときの、サムの指が良かったです(笑)それにしても、相変わらず、ディーンに秘密なことが絶えないサムでした。
■天使を、まだ何者かわからない状態で呼び出す場所に、鳥居の形も壁に書かれていました。あんなに魔よけを書いて相殺されないのかしら。
■ディーンがガソリンスタンドで見た新聞の日付、2008年9月18日木曜日は、アメリカでのこのエピソードのオンエアの日です。つまり、ほぼ1年遅れて見ているということですね。もどかしいことです。
■ディーンがスタンドの売店に置いてあるのをじっと見つめてから、持って行こうとしていたのは「バスティ・アジアン・ビューティー・ドットコム」の雑誌版のようでした。2-15「呪われたキャンパス Tall Tales」で、サムのパソコンがフリーズしていたポルノ系サイトです。ディーンが見ていたと責められていましたね。3-14「地獄からの電話 Long-distance Call」では、電話局の従業員が仕事中に見ていて、ディーンも興味を示していました。

◇原題「Lazarus Rising」は、「ラザロの復活」という聖書にある有名なお話から取っているようです。厳密には用語的には「復活」ではなく、死んでいたのを蘇生されたというものです。死んで4日経った男性「ラザロ」を、イエス・キリストが蘇らせた物語が『ヨハネによる福音書』11章にあります。ラザロの姉妹が、もう4日も経っているので臭くなっています、とイエスに言うところがあります。ディーンは4ヶ月経っていて、本人もゾンビに(スリラーのビデオみたいに)なっていたはずだよな、と言っていましたね。

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Season4 Episode2(62): 66の封印 Are You There, God? It's Me, Dean Winchster

◆懐かしい面々が出てきます。悪魔に乗っ取られていたメグ、FBIのヘンリクセン、オタクの銀行警備員ロナルド・レズニック。

◆ヘンリクセンは、確かに可哀想でしたね。せっかく兄弟と分かり合えたのに。もう、追われないようにしてくれたのに。リリスが来るなんて、想定外でしたからね。
◆レズニックは2-12「再戦 Nightshifter」で、ディーンがちょっと気に入っていた人間でした。死んでしまって気の毒でした。たしかに、ディーンは彼を護ってあげられなかったけど、でも責められるのも可哀想な状況でしたよね。あのエピソードは大好きです。
◆メグは、ディーンもサムも責めるのですが、あの状況では確かに仕方なかった部分があります。悪魔のメグは強すぎたもの。でも、サムを責めるのは一理あるかも。ルビーと一緒に行動するのは、サム自身も疑問を感じているだけに、痛いところをつかれましたね。

■ディーンがパイを食べたがるシーンは時々出てきますが、たいてい食べられずに終わりますね。今回も、買い物に行ったサムに、パイを忘れるなと言ったのに、サムは忘れないと言ったのに、ルビーが去っていって動揺したサムは、結局買い忘れてしまったのでした。
前回も、ダイナーでパイを頼んでテーブルの上にあるのに、悪魔が話しかけるから食べられず、お金だけ(かっこつけに)払って帰ってきたのでした。
忘れもしない、1-21「All Hell Breakes Loose 1」でも、パイを忘れるなよ!と叫んだけれども、サムは帰ってこなかったのでした。

アマゾンjp.へジャンプ(別窓) ■終盤のシーン、ディーンは自分たちで証人の霊を退治したあとにやって来たカスティエルに、危なかったんだぞ、と文句を言っています。「天使は護ってくれるんじゃないのか、ふわふわの羽根で後光がさしていて…マイケル・ランドンみたいにさ」
マイケル・ランドン!懐かしいです。ドラマ「大草原の小さな家」のローラのお父さんでした。彼は「Highway to Heaven」というドラマで、天使の役をやっていたんだそうです。ディーンらしいセリフですが、カスティエルはランドンが天使を演じたのを知っていたのでしょうか?私は知りませんでした。

■サムはディーンが床(ゆか)に寝ている所を通り過ぎるとき、枕にしている丸めた毛布の端を蹴っています。足が当たったとも言いますが。

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Season4 Episode3(63): すべての始まり In The Beginning

◆衝撃の展開です。そう言われれば以前、確かに伏線は少しあったけれども。お母さんがハンターだったとは、ディーンと同じくらい驚きました。

◆ディーンがメアリー、未来のお母さんにさよならを言いに行ったシーンは、本当に胸が詰まるものでした。ディーンでなくても、涙が出そうです。
「I wanna be safe」
のセリフは、第1話「悪夢の始まり Pilot」のサムのセリフと重なります。
そんなに「ノーマル」な生活がしたいのかとなじるディーンに、サムの答えは
「No, not normal. Safe.」
でした。とても印象的なセリフでしたが、第4シーズンでまた出てくるとは。ディーンも当然思い出していますよね。
子供たちをハンターにしたくないという、メアリーの言葉を聞いたディーンの表情がとても切ないです。

◆ディーンのお祖父さんになるサミュエル(サム)は、狩りを「ファミリー・ビジネス」と言っています。今までイントロのディーンがサムに話すシーンで繰り返し聞いている言葉だけに、とても印象的でした。1-2「闇と戦う旅出 Wendigo」の場面です。

◆若き日の、ジョンとメアリー、2人ともいつものジョンとメアリーに凄く似ていますね。そしてハンサムだし、美人で可愛い。メアリーはちょっとジェシカにも似ていませんか?サムが好きになるタイプは、やはり意図せずにお母さんに似た人になったのでしょうか。考えすぎ?

◆この話は始まりからまるで、映画「バック・トゥー・ザ・フュチャー」だと思いましたよね。クリプキ氏もオマージュだとはっきり言っています。
セリフでも、天使は「デロリアン」まで使えるのか?とディーンがカスティエルに言っています。デロリアンは、映画でタイムマシンになるあの車です。
黄色い目の悪魔が乗り移る医者も、Dr.ブラウン、デロリアンをタイムマシンにした科学者の名前を使ったそうです。

◆お祖父さんの名前がサミュエル、お祖母さんがディアナ、だったんですね。サムとディーンの名前の由来。

■サムは冒頭に一分間くらいしか出てきません。クリプキ氏の音声解説によると、撮影の無い間、ジャレッドはハワイに行っていたそうです。
■1973年にタイムトリップした事に気づく前のディーンが、携帯を出して、どこでならつながるかな?とジョンに訊いた時の答えが「U.S.S.エンタープライズ」でした。「スタートレック」の宇宙船の名前です。親子だなって思ってしまいました。
■ディーンの、神父さんの服で登場は2度目ですね。前回は1-14「悪夢ふたたび Nightmare」でした。

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Season4 Episode4(64): 怪物の血 Metamorphosis

◆4回続けて、重いエピソードが続きます。前回で、サムを止めなければ天使が止めるとカスティエルに脅されたディーン。サムがルビーと一緒に、黄色い目の悪魔由来の超能力を使って、悪魔祓いをしているのを知って、怒ります。サムは、自分の運命はディーンには理解できないと反発します。以前からそうだけど、サムの背負っているものは重いですね。ディーンのもどかしさもまた辛そうです。

◆サムは、モンスターに変身しないように努力している男ジャックの家に、旧知のハンターのトラビスが来ているのを知って、悪態をつきます。
「That stupid son of a bit×!」
ディーンがいつも言っている言葉ですが、サムが言うことはめったに無いので、ディーンは驚いています。
サムは、否定しますが、やはり運命の血が流れているジャックと、自分と重ねているところがあるのですね。

■サムとディーンが、ジャックがモンスターになって女性を襲ったと思って、助けに部屋に飛び込んだらフライングで、逆に悲鳴を上げられたシーンは、唯一笑えるところでしたね。サムの一言、タイミングが絶妙でした。
■ディーンは、カスティエルの事を話すときにCasと言っています。

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Season4 Episode5(65):モンスタームービー Monster Movie

◆まるでドラキュラのドラキュラや、狼男など昔の映画の怪物が出現して兄弟が調べるお話。実は今やおなじみの三度登場のモンスターでした。でも、今回はちょっとひょうきんな奴でした。これは楽しいお話ですね。満を持してというところでしょうか、ホラー好きのスタッフの方たちが楽しんで作っているのが伝わってきます。往年の映画の手法がいろいろ取り入れられて楽しいですね。全編白黒だし。ホラー映画が好きだったらもっと楽しめるのでしょうけれども、見ていないのでわからないのがちょっと残念。ドラキュラの癖のある話し方は、オリジナルの映画もそうなのでしょうか?

■ディーンがブロンドの女性に、仕事の意味について話しているところが唯一シリアスな場面だったでしょうか。彼女は、兄弟の仕事を「X−ファイル」のモルダーとスカリーみたいな仕事?と聞いています。私は「X−ファイル」は見ていないのですが、この名前は懐かしいです。第一話「悪夢の始まり Pilot」で、橋の上でFBIを騙ったディーンが、入れ違いにやって来た本物のFBIの捜査員2人の背中に呼びかけたのがこの2人の名前でした。
2-7「The Usual Suspects」でも仕事を探している時の会話で、ディーンがサムに「どう思うスカリー?」と話しかけていました。サムはディーンがスカリーだと言い返し、ディーンは俺はモルダーだと言うのでした。スカリーは女性のFBI捜査員です。

■いつもあまり食べないサムですが、今回は、大きなプレッツェルにかぶりついていました。
■ディーンは蘇ったら、体の古傷が消えていたそうです。弾傷や骨折のあとも無くなったそうです。確かに兄弟2人とも、立ち回りが激しいから傷跡だらけでしょうね。

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Season4 Episode6(66):幽霊病 Yellow Fever

◆ディーンが「幽霊病」に感染して、極度の怖がりになってしまうお話。一見コミカルに見えて、深いところで重いお話です。ディーンもサムに何でも話せるわけではないのですね。地獄の記憶は無いと言った、シーズン最初の会話もそうだったし、今回はサムが黄色い目になってディーンを襲ったり、リリスが出てきた幻覚のことは、話しませんでした。ホエザルが部屋にいっぱいなんて、いかにも嘘っぽい話です。

◆原題の「Yellow Fever」は黄熱病。人と猿がかかる病気で、蚊が媒介するそうです。最初の犠牲者の話をサムがしたときに、ディーンが「(そいつが)発生源の猿か」と言っています。「発生源の猿 outbreak monkey」は普通の単語ですが「アウトブレイク(Outbrake)」という映画もありましたね。ダスティン・ホフマンが主役の、エボラ出血熱のような強力な伝染病を題材にした話でした。映画好きのディーンですから、それもイメージしていたかも知れません。

◆リリスが、ディーンが地獄にいた4ヶ月は40年のようだったでしょう?と言っています。怖いですね。

■Evil Sam 黄色い目になったのは初めてですね。サムの怖い顔って素敵です。

■困った時のボビー頼み。ボビーが日本語まで話せるのは初めて知りました。彼が持ってきた江戸時代の幽霊病の本も、和綴じっぽくていい感じでしたね。中の絵はスタッフの人が描いたのでしょうか?思わず一時停止にして読んでしまいました。見出ししか読めませんでしたが、いかにも自動翻訳的な面白い文でした。「鬼染症」「魔鬼の病気と感染する人」「恐れおよび爪手の幻影の病気」「夜ロバの幻影の病気」「爆発の中心の幻影の病気」「蛇の精神の幻影の病気」「モンスターの表面幻影の病気」などと書いてありました。「モンスター」というカタカナ語は、明治ならまだしも江戸時代には無かったでしょう?と、ここではやはり突っ込みをいれておきましょう。「夜ロバ」って nightmare? mareは牝馬だけど、牝ロバにも使うので、多分そうでしょうね。nightassとは言わないでしょうから。
■幽霊病は英語では「Ghost Sickness」と言っていました。それにしても日本語で「ブルブル」って…
■Yellow Feverの「Yellow」は、日本人の意味まで引っ掛けてあるのかしら? ディーンは、バスティ・アジアン・ビューティが好きだし。

■ディーンの「Eye of the Tiger」は、こんなシーンだったのですね。それもほんの少し。フルバージョンはユーチューブで見ていたのだけど、やっと謎が解けました。
★別窓で開きます。音が出ますので注意。
http://www.youtube.com/watch?v=Up93TNDMqUs&NR=1

■それにしてもディーン、ホテルの部屋が4階だから高くて怖いって、あんたはホビットか?と突っ込みたくなりましたよ。

■この町は、壁に絵が描かれているところが多いのですね。警察の壁にもマスタングでしょうか、お馬がたくさん描かれていました。「Eye of the Tiger」のシーンのところでも、馬車の絵が壁にありました。「スーパーナチュラル」は、お馬が出てくることがほとんど無いので、思わず注目してしまいました。
■今回は動物がいろいろ出てきましたね。小さいわんこは可愛かったです。子猫も。白い蛇は、幽霊病のディーンでなくても怖いんじゃないでしょうか。でも、綺麗でしたね。触ってみたいです。

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Season4 Episode7(67):ハロウィンの惨劇 It's The Great Pumpkin, Sam Winchester

◆イントロにも、またウリエルのセリフにも出てきましたが、ハロウィーンといえば、ジェシカを思い出します。看護婦さんのコスチュームが可愛かったですね。スマーフのシャツも。そして、悲劇の末路とサムの傷心。

◆さらに新しい天使、過激なウリエルが登場。天使たちは、66の封印の一つであるサウィンが蘇る前に、街を一つ丸ごと消し去るから、街から出て行けと兄弟に告げます。ディーンは、自分を殺さなければ無理だと抵抗します。ディーンらしいです。
エンディングのディーンとカスティエルの会話もよかったです。カスティエルは、本当にディーンが気に入っているんですね。
◆カスティエルは、回を重ねるごとにいい味のキャラになってますね。前シリーズはルビーとベラが魅力的でしたが、今シーズンは彼が秀逸のようです。それにしても、天使たちの言動には謎が多いです。

◆サムが始めて天使に会います。感動もつかの間、その言動にがっかりさせられてしまうのでした。かわいそうに。

■カスティエルのミーシャ・コリンズの身長は184センチだそうです。ディーンとほとんど変わらないんですね。もう少し低めに見えるけど。うつむき加減で上目遣いだからでしょうか。カメラの角度のせいでしょうかね。ウリエルのロバート・ウィズダムは、188センチだそうです。
■ウリエルが動く時は、ばさばさと翼の音がします。カスティエルは音も無くディーンの横にいて、驚かせることが多いですが、今回のラストは読んでいたようです。

■血をマスクにして、悪魔よけにするのは、凄いアイデアでしたね。ルビーと行動している時に何か聞いていたのかと思ったら、サムの知恵でした。多分効果があると思ったというのは、1−13「ルート666 Route666」の時もそうでしたね。幽霊トラックに追いかけられたディーンを、教会の跡地にインパラで突っ込ませたのでした。

◇ウリエル(Uriel)という名前は「神は光」という意味だそうです。聖書に出てくる天使「ミカエル」「ガブリエル」の2人が、揺るぎもしない大天使ですが、カトリックでは「ラファエル」もいて、4人目の「ウリエル」を入れて4人が大天使と呼ばれる事もあるそうです。偉い天使さんなんですね。「スーパーナチュラル」では会話からすると、カスティエルと同等のようですが。
ちなみに、カスティエル(Castiel)は聖書には出てこないようです。

◇ハロウィーンの起源の悪魔を「Samhain」と呼んでいました。サムたちは『サムヘイン』と英語式に発音していましたが、ケルトの言葉では日本語訳のように『サウィン』や『サウン』などと発音されるようです。意味は「Sammer's end」だそうです。

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Season4 Episode8(68):願いの井戸 Wishful Thinking

◆原題の「Wishful Thinking」は、『甘い考え』とか『希望的観測』『夢想』という意味だそうです。こういう、軽めのエピソードのときは、お遊び的な細工がいろいろされているのですが、アメリカのドラマやテレビ番組などを知らないとわからないところが多いのは残念です。もちろん、それが無くても気楽に楽しめるお話ではありますが。

◆軽い話とはいえ、兄弟の重要な心理面も描かれています。地獄での体験を聞いてみろとウリエルに言われたサムは、ディーンに尋ねますが、覚えていないと突っぱねられます。ディーンが悪夢にうなされるのを見ているので、嘘だということはわかりきっているのに。
◆願いの井戸の前で、ディーンがサムに何か願いをかけてみろと言うシーンは、短いながらぐっと来るところですね。1-16「闇との対決 Shadow」の頃は、黄色い目の悪魔を倒したら、大学に戻ると言っていたサムでしたが、法律家になって、白いフェンスのある家に住みたいと願ったら?と聞くディーンに、サムはもうあの頃の人間には戻れないと言います。じゃあ、何を願う?と聞かれて
「盆に載せたリリスの首。血まみれの」
と答えます。サロメのようですね、さすがインテリのサムです。リリスは悪魔で、人間はとりつかれているのだし、サムはとりつかれた人間を助けることにこだわっているので、彼の答えとは思えない言葉です。これは、地獄の記憶のことを話さないディーンに、わざとぞっとさせるような事を言っているのでしょうね。

■シーズン1では、悪夢にうなされるサムをディーンが心配していましたが、今シーズンは逆の立場になっています。1−5「鏡の中の恐怖 Bloody Mary」では、悪夢の内容を聞いたディーンに、サムはローリーポップとキャンディケインの夢を見たと、嘘を言っていました。今回、テディベアの病気を「ローリーポップ病」と言っていたのは偶然?

■最初にコインを使った男ウェスを演じたテッド・ライミは、映画「スパイダーマン」シリーズにホフマン役で出演しています。映画の監督サム・ライミの兄弟だそうです。
「With great power comes great responsibility.」
という、青い服の少年に言ったディーンのセリフは、「スパイダーマン」の中の有名なフレーズで、映画では、伯父さんがピーターに話す台詞とラストシーンのピーターの台詞にありました。
■上のシーンのディーンは言い切らないうちに、少年に殴り飛ばされていました。痛そうでしたね。その前に少年がいじめっ子達の車をひっくり返して叫んでいた、
「Kneel before Todd!(トッド様にひれ伏せ!〈字幕〉) 」
は、映画「スーパーマン2」のスーパーマンの敵ゾッド将軍のセリフ「Kneel before Zod. 」をもじっているそうです。少年の服も鮮やかな青で、スーパーマンのスーツの色ですね。ディーンは「彼らは君のような『スーパーヒューマン』じゃない…」と「スーパーマン」を連想させるセリフも言っていました。
■ディーンは子供が苦手という設定になっている割には、子供と接するシーンはいつもいい感じですよね。トッドがいじめられないようにしてあげる、ちょっとした気遣いが良かったです。

アマゾンjp.へジャンプ(別窓) ■車の中で、サムが「(願いが)全部かなったら正気を失う〈字幕〉」と言った後に、ディーンがマイケル・ジャクソンとデイビッド・ハッセルホフを並べて例に挙げていました。マイケル・ジャクソンを知っている人は多いけど、D.ハッセルホフですぐにわかる人は日本では少ないでしょう。「ナイトライダー」でキットに乗っていたマイケル・ナイトを覚えていても、役者の名前はそれほど有名ではないですよね。アメリカでの放送時にはM.ジャクソンも存命でした。D.ハッセルホフは役者としても歌手としても世界的に成功しているそうで、今でも元気だと思います。ただ、彼もかつてアルコール依存症の気があったり、離婚して子供の養育権で裁判沙汰になったりと、いろいろ話題になっていたようです。「正気を失っていた」かどうかはわかりませんが。

■「スーパーナチュラル」のポルノ雑誌の定番「バスティ・アジアン・ビューティー」がまた登場していましたね。巨大なテディベアが盗んだのを、女の子が返しに行っていました。
■ウェスの彼女ホーリー役の女優は、1-6「もう一人の自分 Skin」にも出ていました。アジア系の男性に化けたシェイプシフターに拷問される奥さん役でした。

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Season4 Episode9(69):命の恩人 I Know What You Did Last Summer

◆サムがディーンに、ディーンが死んだ後のルビーとの関係について話します。ディーンは、お父さんが自分の身代わりに死んでしまった時の気持ちを考えると、サムがディーンが身代わりに死んだことで、どんな心理状態になったか、容易に想像がついたのでしょう。ルビーについて「命の恩人だ」と話すのを、意外と素直に受け入れましたね。
◆ただし、そのあと「サムのことをありがとう」とは、ルビーに向かってはいえなかったのでした。そこはディーンらしいです。

◆冒頭に兄弟の活動(生活)資金稼ぎの方法が、珍しく描かれていました。2回目かな? ビリヤードをするサムは、かっこよかったです。もっと見たかったな。

◆今回は次回と前後編になっていて、内容的にも対を成しているようです。

◆ディーンの記憶にある、悪魔アラステアの出現。強力で怖いです。

■ルビーは5ヶ月前、サムがリリスを見つけて、負けるのを覚悟で襲いに行こうとしたとき「カミカゼ攻撃」をするつもりでしょう、と言っていました。3-7「Fresh Blood」では、サムが吸血鬼になったゴードンを探しに行こうとするディーンに、カミカゼのつもりだろうと言っていました。ディーンはニンジャの方がいいなと、冗談めかして答えていましたが、サムに説得されるまでは、自暴自棄になっていたことは確かです。

■ルビーがアンナ・ミルトンの情報をサムに教えたシーン。偶然なのか、店内の装飾に白い馬が使われていました。「ミルトン」と聞くと、馬術の障害飛越の名馬ミルトンを思い出してしまいます。『白い天使』と呼ばれていたのは日本だけでしょうか、英語のサイトではそういう言い方は見つかりませんでした。
実際には、ミルトンという姓は「失楽園」の著者からとっているのではというのが、通説のようです。
★ユーチューブの名馬ミルトンの映像。お馬に興味がある方はご覧ください(別窓:音が出ます、注意)
http://www.youtube.com/watch?v=2R9FYYhJBX0&feature=PlayList&p=54BC7DD36CE98148&index=2

■3-2「恐るべき子供たち The Kids Are Alright」のダイナーでルビーが、サムのフレンチ・フライ(フライドポテト)を美味しそうにたいらげるシーンは可愛かったですね。ケチャップをたくさんお皿に出して。今シーズンで戻ってきたルビーも、初めは金髪の女性を選んだようです。フレンチ・フライをまた食べたがっていました。

■サムの筋肉はいつ見ても凄いです。
■サムが自分で傷を縫合するシーンは、3-11「火曜日のデジャヴ Mystery Spot」にもありましたね。痛そう。やはりディーンが死んでしまった後でしたが、あの時はトリックスターのせいだとわかっていたから、まだ冷静でいられたのでしょうか。

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Season4 Episode10(70):天国と地獄 Heaven and Hell

◆冒頭のシーン、天使が飛ばされた後、ディーンは最初に倒れたルビーを助け起こしています。その後ルビーにサムを任せて、アンナのところに行っています。今までだったら、ルビーが倒れていても血を流していても無視して、真っ先にサムの所にとんで行っていたのに。前回のサムの話を聞いたからですね。

◆ルビーがお守り袋(呪い袋)をくれた時に、ディーンは自然に「Thanks」と言っています。初めてですね。前回もシーズン3でも、どうしても言えなかったのに。

◆今回は、ディーンの告白がラストシーンにあります。余りにも辛い話です。

■ディーンとアンナがインパラの中で『地球上で最後の夜』を過しているシーン。曇った窓の内側に手を当てて線を引く所は、まるで映画「タイタニック」でしたね。ネット情報によると、ジェンセンはタイタニック由来の、青い宝石のネックレスの広告のモデルをしていたそうです。スーパーナチュラルのスタッフですから、それを踏まえた映像を作ったのでしょうね。
★広告の写真(別窓で開きます):SUPERNATURAL WIKI→
http://www.supernaturalwiki.com/index.php?title=File:Titanic_ackles.jpg

■「ゴジラとモスラ」ルビーも実は映画好きのようです。3-9「黒魔術 Malleus Maleficarum」でも地獄の様子をディーンが映画「ヘルレイザー」みたいかと聞いたときに、そうだと答えていますね。
■「ゴジラ対モスラ」といえば1-15「血塗られた家 The Benders」にも出てきましたね。ディーンが好きなゴジラ映画で少年と意見が合っていました。

■サムはカスティエルに向かって「Cass」と呼びかけています。

■パメラは天使を見て失った目に、プラスチックの白い義眼を入れていました。

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Season4 Episode11(71):家族の絆 Family Remains

◆今シーズンは、重い話が多いですね。ネット上の記事によると、クリプキ氏はこの話を「X−ファイル」の「Home」という回のように作ろうとしたそうです。X-ファイルのこのエピソードは、やはり家族の禁忌を扱ったため放送禁止になったり、成人指定になっているそうです。この「家族の絆 Family Remains」も、オンエア後、苦情が来て二度と放送されないような作品にしたかったとか。野心家ですね。ちなみに、「X−ファイル」の「Home」の監督は、「スーパーナチュラル」のプロデュースと監督も何度もしている、キム・マナーズ氏でした。

◆今回のモンスターは人間でした。それも、ある意味被害者だった子供たちでした。気の毒なお話です。ディーンの台詞「まるでオーストリアの事件〈字幕〉A story ripped from an Austrian headlin.」とあるように、男が娘を長年監禁して子供を生ませていたという、2008年に報道された実際の事件を取り入れているそうです。

◆ディーンは、実はサムよりずっと正義感があって、生真面目なんですね。だから、地獄での自分の行動が許せないのでしょう。お話は、どんどん辛い方向に進んでいくのでした。
◆幽霊病にディーンだけ感染した理由と、ディーンの幻想の中に出てきたリリスの言葉のナゾがここで解けましたね。

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■ゴーストハンターと聞いて、「『スクービードゥー』みたいに?」とたずねる子供に、「腕は上〈字幕〉( Better )」とすかさず答えるのがさすがディーンです。サムは、苦笑していたのですが。
「スクービードゥー」は子供向けアニメのタイトルで、主人公の犬の名前でもあります。

■アメリカの家屋の壁の中って、歩けるくらい広いんでしょうか。

■ネット上にあったトリビア。冒頭で、仕事が終わって2時間しかしていないのに、もう次の仕事を探しているディーンにサムが、永遠に逃げ続けることはできないよと話すシーン。車を止めた場所には「狩猟禁止(NO HUNTING)」の看板がありました。とても暗い場所なのに、皆さん良く見ていらっしゃいます。

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Season4 Episode12(72):伝説のマジシャン Criss Angel Is A Douchebag

◆サムはもともとハンターにはなりたくなかったし、平穏な生活を望んでいました。それがどんどん深みにはまってしまっているし、いつまで続くのかと、とても不安に駆られているのでした。
◆正しい事のために、兄弟とも思っている親友を殺してしまい、同時にもう一人の親友も失った、失意の老マジシャンの言葉に気持ちを動かされたサム。ルビーとともにまた超能力を使う決心をしてしまったようです。

■でも、ボビーにいつもお世話になっているのに、ボビーみたいになりたくないようなことを言うのは、どうなんでしょう。2人とも。

■ディーンとサムが死に方について話していて話題になっていたハンター2人。
トラビスは4-4「怪物の血 Metamorphosis」で、狩ろうとしたモンスターに逆に殺されてしまったハンター。
ゴードンは2-3「吸血鬼 Bloodlust」で知り合い、2-10「悪魔の計画 Hunted」でサムを狩ろうとしたハンターで、3-7「吸血鬼ふたたび Fresh Blood」ではヴァンパイアにつかまって仲間にされてしまい、最後には追っていたサムに殺されてしまったのでした。

■サムは13歳のとき、奇術に凝っていたそうです。ディーンにからかわれると、本気で嫌な顔をするのがサムの可愛いところです。

■ジェイの身長は193センチだそうです。ジャレッドと同じですね。
■老チャーリー役を演じたのはジョン・ルビンシュタインで、若返ったチャーリーを演じたのは、ジョンの息子のマイケル・ウエストンです。ウエストンは芸名で、本名はマイケル・ルビンシュタインだそうです。

■「Douchebag」「Douche」はビデの事ですが、この場合はスラングで「嫌な奴」などという悪口です。特に60年代に使われた言葉のようです。ディーンも冒頭で言っていましたが、若くて派手な演出をする人気のマジシャンに対して、「What a douchebag!」と老マジシャン達が言っていました。邦訳では「ゲス野郎」「ボケ」「インチキ野郎」「ふざけた野郎」などと訳されていました。
■「Criss Angel」はアメリカに実際にいるマジシャンのようですが、こんなふうに名前を使っていいのでしょうか。

■最初に殺されたマジシャンの助手の女性は、日本地図と浮世絵のような波の柄のTシャツを着ていました。

■ところで、また警察につかまってしまって、大丈夫なんでしょうか。せっかくシーズン3で、2人とも死んだことになっているのに。

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Season4 Episode13(73):アフタースクールスペシャル

◆待ってました☆コリン・フォード(Colin Ford)君再登場です。3-8「呪いのクリスマス A Very Supernatural Christmas」以来ですね。彼は本当にジャレッドに似ていますね。かわいい。
◆彼は1996年9月生まれで、このエピソードの放送は2009年1月でしたから、実年齢は12歳ですね。舞台は97年11月ですから、14歳の役でした。周りの皆よりちょっと背が低いところがまた可愛くて、いじめっ子を倒してしまうところは効果的でした。とはいえ、また大人になって傷つく原因の一つになってしまったのは気の毒です。現在は、サムのほうが背が高いですが、このときはディーンの方がずっと高かったですね。
◆若いディーンのブロック・ケリー(Brok Kelly)君は初登場。彼は1985年生まれなので、実年齢は23歳でした。さすがに背が高くて、現在のディーンとほぼ同じ183センチだそうです。彼も、ディーンの若い頃はこうだったろうという感じで、良かったですね。

★Imdbの若いウィンチェスター兄弟の写真。ディーンの短パン姿もあります。〈別窓で開きます〉
http://us.imdb.com/media/rm1328712192/tt1222599
★Imdbのこちらは、クリスマスの時の若いディーンとサム、大人になった兄弟の4人の写真。〈別窓で開きます〉
http://us.imdb.com/media/rm2352253184/nm1225406

◆ディーンの短パンには、笑ってしまいました。びっくり。サービスショットでしょうか。時々こういうのがありますよね。ドッジボールと聞くと映画「ドッジボール」を思い出してしまいます。残念ながら見ていないのですが、「ナイトライダー」のデビッド・ハッセルホフがドイツ人のコーチ役で出演しているそうです。それを意識しているかどうかはわかりませんが。
短パンというと、1-2「闇と戦う旅出 Wendigo」で森林レンジャーを騙ったのに、ジーンズで山に来た時、短パンなんかはけるかと言っていたのが記憶にあります。今回ははいてみたのね。

◆ワイアット先生は、いい先生でしたね。今回もサムを縛る「Family Business」という言葉が出てきました。自分の生きたいように生きていいんだよと言ってくれた先生の言葉が、サムを大学に行かせたのですね。

■ワイアット先生のクラスの黒板にあった「The Outsiders」は、青春小説のタイトルだそうです。作者のスーザン・ヒントンがこの本を書いたのは1967年、16歳の時でした。サムが作文を褒められる今回には、ぴったりの板書ですね。ちなみに、ヒントン女史は「スーパーナチュラル」のファンだそうです。

■幽霊に憑依された女の子、日系人という設定でジェニファー・タナカとリストにありました。「ノッポになったウィンチェスターか<吹き替え>(You got tall, Winchester)」と言って、思いっきり股間を蹴っていましたね(笑)あとで、ディーンがサムに冷やしたお酒のビンを「Trust me, this will help.」と渡していました。サムも躊躇しながら冷やしていましたね。アウチ。
■ディーンが、憑依された3人の共通点に気付いたところ、邦訳では触れていませんでしたが「Martha Dumptruck, Revenge of the Nerds, and Hello Kitty. They all rode the same bus.」と言っていました。前二つはそれぞれアメリカの若者のドラマからの引用だそうで、三つ目は、日系人に引っ掛けた一種の悪口ですね。キティちゃんてアメリカでも有名なんでしょうか?

■18歳のディーンは、サムに「お弁当持った?教科書は?ナイフは?」と聞いています。お母さんみたいですね。いじめっ子に殴られたサムに文句を言うところも、ちょっと過保護な感じで、サムを大事にしているのが良くわかります。
■若いディーンは、すでにお父さんの皮のジャケットを着ています。
■兄弟を学校に送ってきた、お父さんの運転するインパラのナンバープレートはカンザスでした。

■サムの悪態はやっぱり「Jerk」なんですね。

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Season4 Episode14(74):セイレーンの呪い Sex And Violence

◆今シーズンは、兄弟2人の関係がどうもぎくしゃくしていますね。4ヶ月の空白の時間が大きく響いているようです。そこをモンスターにつけ込まれてしまいました。
シーズン1の頃は、子供っぽいいたずら合戦をしていた2人。可愛かったですね。シーズン2ではトリックスターに騙されて、ひどい喧嘩状態。とはいえ、悪口の言い合い程度でしたが、ボビーに、冷静に考えればわかったはずだと言われていました。シーズン4ではセイレーンの毒で、殺し合いにまで発展してしまいました。ボビーが間一髪で助けてくれたから良かったですが、今回も電話1本で偽のFBIだとわかったのにと言われてしまいました。それにしても、ボビーは頼りになりますね。

◆ディーンは確かにサムがどんどん成長していくのが不安なんですね。赤ちゃんの頃からずっと面倒を見てきたのに、自分よりルビーを頼りにするようになったのが寂しいのでしょう。ただそれを、自分では認めたくないか、気づいていないのか、もちろんサムに面と向かっては言えないし。
◆サムはサムで、仕事中に女の人の誘いに乗ったりしてわざと「ディーンのように」振舞っているのでしょうか。『二日酔いには、脂っこいものがいいよ』という台詞には笑ってしまいましたが、そこまで兄貴の真似をしなくてもいいんでは?弟君。1-14「禁じられた遊び Playthings」で二日酔いでげーげーしているところを『二日酔いには、脂っこいポークサンドイッチを灰皿の上で食べるといいぞ』とディーンにからかわれて「きらいだ(I hate you!)」なんて言っていたのに。今思うと、あのころは初々しかったですね。今や、貫禄まで感じさせる、大きくなった弟君なのでした。

◆ディーンは、ストリップ劇場が事件の舞台らしいと聞いて浮かれていました。ストリッパーが犯人なんて今までで初めてだって。前に一度、2-17「狼男 Heart」で容疑者を追ってストリップ劇場に行ったときも嬉しそうにしていましたね。

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Season4 Episode15(75):奇跡の町 Death Takes A Holiday

◆ディーンはこの頃、随分弱気です。冒頭でも、前回のサムの言葉を引きずって、足手まといなんだろう?とひがみっぽい事を言っています。墓場で人に見つかった時も、言い訳できずにサムに話を振っています。以前のディーンならもっと滑らかに言い訳が出てきたでしょうに。
■それより、テッサを忘れていたディーンにはびっくり。多分、視聴者に説明するための手法だと思うのですが、それにしても「死神(Reaper)」と聞いたらすぐにテッサを思い出すと思うんだけどな。2-1「別れ In My Time of Dying」で、短い時間だったとはいえ、あんなに大事な場面で逢ったのだし。それとも、キスシーンを入れたかったから?

◆兄弟がコール幽霊少年に戦い方を習うところは面白かったです。久し振りにサムの笑い声を聞いた気がします。ディーンも楽しそうでした。
◆例によっていろいろな映画が出てきましたね。ミスター・ミヤギをコール少年が知らなくて、ディーンとサムが顔を見合わせるところ、さすがに12歳の少年とはジェネレーションギャップがあるという事でしょうか?「ベストキッド(カラテキッド)」の日本人の師匠ですが、これもけっこう古い映画ですね。
「悪魔の棲む家」は、私は見ていません。とにかく、ホラーは苦手なので。
サムが『12歳と「ファイトクラブ」は出来ないよ』と言っていましたが、これも私は見ていません。ブラッド・ピットが出ている拳闘の話でしたっけ。
ディーンは、コール少年に「ヨーダ、手本を見せてくれ」と呼びかけていました。これは、いわずと知れたスターウォーズの師匠ですね。

◆パメラが亡くなってしまったのはとても残念です。いつもサムを「グランピー(grumpy)」気難しやさんと呼んで、お尻を触ったりしてからかっているところが面白かったのに。今回も、霊体離脱した本体のほうの耳元で「You have a great ass」なんて言っていましたね。
◆ディーンもパメラには頭が上がらない様子で、どっちがこんなことを思いついたの?と聞かれて、素直に手を上げているところが、先生にいたずらを見抜かれた子供みたいで可愛かったです。

■サムが、君は死んでいるんだよと呼びかけた時のコール少年の台詞「Yeah, thanks Haley Joel. I know I'm dead.」のハーレイ・ジョエル・オスメントは映画「シックスセンス」でコールという幽霊が見える少年を演じた俳優の名前です。
■幽霊の少年コールを演じたアレクサンダー・グールドくんは、アニメ映画「ファインディング・ニモ」(2003年)のニモの声を吹き替えをした子役だそうです。

■霊になったサムとディーンが町を歩いている時、息が真っ白でした。霊なのに(笑)
撮影はやっぱりバンクーバーなのでしょうか。お墓のシーンなども、とても寒そうでしたね。

◇カスティエルが、町の人が死なないように出来ないかと聞いたディーンに答えた台詞「すべてのことには季節がある(To everything there is a season)」は、旧約聖書の伝道の書3章1節にある有名なフレーズのようです。『天(あめ)が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある(To every thing there is a season, and a time to every purpose under the heaven)』。

◆この回の最後に、2009年1月に亡くなったプロデューサーであり多くのエピソードの監督をしているキム・マナーズ氏へ、追悼文と写真が入っています。本当に残念で悲しいことです。

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Season4 Episode16(76):第一の封印 On The Head Of A Pin

◆これでもかとディーンが可哀想な状況になっていきます。サムの秘密の衝撃が薄れてしまうほどですね。あんなに打ちひしがれて、立ち直れるのでしょうか。精神力がないと、治る怪我も治らないでしょうに。
前回でテッサが言った言葉の意味が、ここでわかりました。ディーンはセカンドチャンスと思っていたら、反対に自分が世の終わりの引き金になっていて、その責任を取らなければいけなくなっていたなんて。

◆サムも、選択の余地が無かったとはいえ、パメラに忠告されたばかりなのに。

◆天使の死体とともに現れる、羽根のシルエットが印象的でした。カスティエルが始めにディーンに逢った時に、広げてみせて見せていました。白い翼ではないところがこのドラマらしくていいです。

◆ウリエルが、意外とストレートに悪い奴だったのには驚きました。
◆悩める天使カスティエルも、皆の板ばさみになって大変です。
■カスティエルは、すっかり「キャス」という呼び名が定着したようですね。

◇原語タイトルの「On The Head Of A Pin」は『How many angels can dance on the head of a pin? 何人の天使が針の上で踊れるか?』というフレーズからとっているようです。ネットなどによると、中世に論じられたテーマで、ディベートの為の答えの出ない問題とも考えられているようです。
今回は天使たちがごたごたしているので、それを暗示しているのでしょうね。

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Season4 Episode17(77):ハンター・ライフ It's A Terrible Life

◆ディーンがブルーの縞シャツに赤いネクタイ、サスペンダーで、グレーのトヨタのプリウスを運転してオフィスに出勤って、またトリックスターかと思ったら、もっと上手でした。サムはクリーム色のポロシャツで、IT関連のコールセンターのオペレーター。2人とも妙に板についているのも面白かったです。羽根の音もさせずに出てくる天使ザカリアは怖いですね。

■「ディーン・スミス」、「サム・ウェッソン」、2人の仮の名前の姓をあわせて「スミス&ウェッソン」。「ウィンチェスター」と同じように、ガンメーカーの名前です。

◆ディーンは(サムが学んでいた)スタンフォード大学を卒業している事になっていました。父の名がボビー、母がエレン、妹がジョー。ジョーはロードハウスのエレンの娘で、ディーンのことが好きなのに、ディーンは妹くらいにしか思っていないのでした。可哀想なジョー。
サムは、フィアンセのマディソンと別れたばかりだけれど、彼女に電話をしてみたら、そこは動物病院だったそうです。マディソンは2-17「狼男 Heart」でサムが愛した女性です。彼女は狼に変身するため退治しなければならなかったという、シリーズ一番とも言える、悲劇の相手でもあります。なんとも、ファン泣かせです。

◆お約束の「サミー」の会話もありましたね。ディーンは彼の部屋で、サムに話しかけるのに、無意識に「サミー」と呼びかけます、サムは返事をしてから、今サミーって呼んだ?と聞いています。そして、もう呼ぶなという意味で「Don't」と言うと、ディーンは「Sorry」とまったく素直に謝るのでした。本当に人格が変わっていたんですね。1-1「悪夢のはじまり Pilot」では、カーステレオの音を上げて、聞えないなあ!などと言ってたのに。

◆それでも、ディーンはやっぱり、映画関連の台詞がぽろっと出てきます。サムがドアを蹴破ったことで、「(空手の)黒帯でも持ってるのか?ジェット・リーみたいだったな」と訊いています。

◆エレベーターで死んだ警備員の血を浴びたサムが、ディーンの所に来ます。「血だらけだぞ」とディーン、「ああ、わかってる」とサム、「そうか」でそのまま仕事にかかるディーンって、ここは笑う所なんでしょうか? やっぱり、普通の人のリアクションじゃないですよね。

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■ゴーストフェイサーズの2人、兄弟が自分のウェブ・サイトを見て勉強していたなんて知ったら、してやったりと大喜びしたでしょう。

■サムとディーンだけだとあまり感じないのですが、他の人たちが近くにいると、サムのジャレッドが凄く背が高いのが良くわかります。エレベーターの中では、一人だけ頭が飛び出していましたね。

■ディーンがはじめのところで同僚と話していた、ファッションのリアリティ番組「プロジェクト・ランウェイ」は日本でもWOWOWで放送していました。何度か見ましたが面白かったです。アメリカではリアリティ番組が流行っているそうです。
スーパーナチュラルではX-ファイルなど、見ていないドラマが台詞に出てくることが多いので、知っている番組が話題になるとちょっと嬉しいです。


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■サムは、コールセンターの電話の相手に、面倒そうに「スイッチをオフにして、またオンにしてみて」と言っていました。決まり文句ではありますが、これ、イギリスのコメディドラマ「IT CROWD」の台詞そっくりなんです。これもWOWOWで「ハイっ、こちらIT課!」というタイトルで放送していました。面白くて大好きなドラマです。
★ユーチューブの「IT CROWD」の決まり文句のシーン(別窓:音が出ます。注意)
http://www.youtube.com/watch?v=lSkGiPZ_xws&NR=1

■サムが同僚と休憩室に入ってくるところは、電子レンジの内側から窓を通して見ている絵でした。そのレンジの中では、ポップコーンが出来上がっていました。紙の袋がパンパンに膨れるのですよね。手軽なので私も時々作ります。
それにしても、妙に気になったのですが、レンジ自殺者が出た時、ディーンの同僚が「もうポップコーンは食べない」と言った言葉に、ディーンは真顔で「そうだな」と答えています。これって、なにか楽屋落ちでもあるのかしら?それとも、アメリカのオフィスでは休憩時間にポップコーンをレンジで作るのは普通の事なのでしょうか。

◇ザカリアという名前は、天使としては聖書には出てきませんが、バプテスマのヨハネの父である聖職者がこの名前です。また、もう一人旧約聖書に出てくる最後の殉教者の名前でもあります。「アベルからザカリアまで」という言い方をするそうです。アベルはアダムとイブの息子「カインとアベル」の弟のほうです。

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Season4 Episode18(78):神の預言者 The Monster At The End Of This Book

◆これはまた大胆な設定ですね。彼らの行動がそのまま書かれた小説に、ファンサイトまで出てきます。その小説を書いていたのが、実は預言者で、大天使に護られているというのが凄い。兄弟にとっても、預言者チャックにとっても笑えない、怖い現象。

◆ディーンがチャックに逢って「どうして悪魔や、タルパやチェンジリングを知っているんだ」と問い詰めています。タルパは1-17「死を招く屋敷 Hell House」、チェンジリングは3-2「恐るべき子供たち The Kids Are Alright」のモンスターです。何故この二つかわかりませんが、どちらも、面白エピソードでした。ただ、画面に出た本の背表紙をみると「The Kids Are Alright」は無かったような気がするのですが。

◆ディーンが、人種差別のトラックに襲われたといっているのは、1-13「ルート666 Route 666」。チャックが、本当に虫に襲われたのか?船の幽霊も?と聞いているのは1-8「蟲 Bugs」と3-6「幽霊船 Red Sky At Morning」ですね。3作品とも、クリプキ氏が余り好きではない、出来が気に入っていないと、インタビューで話していた作品です。知っているファンも多いですね、この辺もくすぐりが入っていて楽しめるところです。

■小説の中の兄弟は「サムとディーン」と書かれています「ディーンとサム」ではないんですね。

◆普段あまり描写されない、兄弟の普段の生活の一部が垣間見られました。コインランドリーで洗濯するウィンチェスター兄弟。サムは、色物と白い物をきちんと分けて洗っていましたね。

◆リリスが大人の女性に憑依して出てきました。金髪が好きなのね。強気なサムは、どうしても対決したいようだけど、ディーンに余り心配かけないで欲しいです。私も心配です。

■「Swell!」契約の申し出を受けるというサムの返事に対する、リリスの台詞です。「素晴らしい!」とか「やった!」という意味で、以前にエヴァも言っていたのですが、これって今普通に使うのでしょうか?それとも、古めかしい感じを出しているのかしら。確か映画「スーパーマン」では、クラークが使って、もうそんな言い方はしないと言われていたような気がするのですが。

■チャックの最初に出てきた時の衣装は、縞柄のだらっとしたガウンでした。始めに見たときはわかりませんでしたが、預言者と言われて後で考えると、聖画などでよく見る、キリストの時代の衣装にある縞柄を模しているのかなと思いました。
★映画「マリア The Nativity Story」よりバプテスマのヨハネの父ザカリアと母エリサベツの写真imdb(別窓で開きます)→
http://us.imdb.com/media/rm3984038144/tt0762121
★アメリカのアマゾン:羊飼いの衣装(別窓で開きます)→http://www.amazon.com/Biblical-Shepherd-Costume-Adult-Standard/dp/B001HBJ9R6/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1258208418&sr=8-1

■チャックに、インパラのトランクの中を見せたシーンの、「本物の偽ID」というフレーズが面白かったです。

◇カスティエルがディーンにチャックのことを「ルカもあんなだった」とさらっと言うところも面白いです。なぜルカなんでしょう?
ルカはキリストの弟子の一人で、聖書の中の「ルカの福音書」と「使徒の働き(使徒行伝)」の著者と言われています。歴史を正確に描写することが出来たといわれ、お医者さんだったそうです。見た目もしくは性格がチャックみたいだったかどうかは分かりません。ちなみに、ルカは預言者(prophet)とは呼ばれないと思います。キャスは聖書(福音書)の著者という意味で、言ったのでしょう。

■ディーンが豆腐バーガーを注文したダイナー、テーブルの上のメニューには「Kripke's Hollow Diner」と書いてありました。何故ここで、製作のクリプキ氏の名前を冠した町にしたのでしょう。やはり、著者が住んでいる町だからでしょうか? ホラー映画の「スリーピー・ホロウ」というのがありましたね。サムのジャレッドがレギュラー出演していた「ギルモアガールズ」の舞台は「スターズ・ホロウ」という町でした。

■ミニバンにはねられたら、花柄のバンドエイドよりは、救急車じゃないでしょうか。

■ディーンが使っていた偽名「ニュージェント」は、1-1「悪夢のはじまり Pilot」でも、警察に捕まった時に使っていました。

■小説「スーパーナチュラル」を出版していた女性は、どこかで見たと思ったら、2-7「容疑者 The Usual Suspects」で、殺されてしまった女性を演じた女優さんでした。

■スラッシュ・ファンのことは、邦訳ではさすがに濁して三人で?などとしていました。英語の「together」は、恋人同士にするという意味あいがあるようです。だから、ディーンが「俺たちが兄弟だって知っているんだろう?」と言っていたのです。
これは「スーパーナチュラル」に限らず、ネットや同人誌などで使われる表現で、『サム/ディーン』とか『ルビー/ベラ』のように、日本では2人の名前の間に「×」を使い、英語圏では「/(スラッシュ)」を使います。既成の作品の登場人物を同性愛関係にして描いた、二次創作、パロディなど書くファンのことです。もちろん、作品に対する愛情表現の一つなのですが、私はそういう作品は楽しめないので、さけています。ネット検索などで見つけたら、閲覧には注意してください。日本のサイトでは、入り口に注意書きがあることが多いです。

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Season4 Episode19(79):もうひとつの家族 Jump The Shark

◆またまた衝撃の展開です。クリプキ氏はファンをびっくりさせるのが好きなんですね。そういえばシーズン3を見ている頃、ネット上にジョンの息子が出てくるって書かれていました。今シーズンは驚くことが多くて忘れていました。

◆ジョンに隠し子って、あんまり似合わないですよね。彼があの町に行ったのが1990年1月だから、兄弟のお母さんのメアリーがなくなって6年後です。ディーンがもうすぐ11歳、サムが6歳の時でした。ディーンはものすごく怒っていたけど、サムはそんなこともあり得ると意外と冷静でした。
女好きのディーンのほうが共感を持ちそうですが、リサとのこともあったし(3-2「恐るべき子供たち The Kids Are Alright」)、でも、お父さんのことは別なんですね。

◆グールに振り回された挙句、弟のアダムには結局死体の状態でしか逢えなかった兄弟は、最後に彼の体を荼毘に付します。そこで交わされる兄弟の会話は、ディーンにとって、とても辛い内容でした。ディーンがいくら形からお父さんの真似をしても、実際にお父さんに似ているのはサムのほうだということ。だからお父さんとも喧嘩をしていたんだと、サムに向かって話すのでした。
ディーン、ディーン、ディーン、2人とも、お父さんの息子だよ、似ているところも、似ていないところもそれぞれにあるし、2人とも自慢の息子なんだよと、言ってあげたくなりますね。

■サムとディーンが泊まっている宿の札、目立つようにカメラが捉えたのは、「KM」の文字と、お髭をつけたキム・マナーズ氏の写真でした。2009年1月に亡くなった氏への追悼です。

■また、兄弟はじゃんけんをしていましたね。これは、ファンサービスでしょうか。2-17「狼男 Heart」で、石(ぐー)を出して勝ったサムに、ディーンはいつも鋏(ちょき)しか出さないからと言われたそばから2回目も鋏を出して負けていたのは、ものすごく印象的でした。ディーンはじゃんけんでサムに勝ったことはあるのでしょうか。
今回も負けたところで「Every time!」と言っています。

■隠し子の弟アダムが、映画に出てくるようなモンスターは本当にいるの?と聞いたときに、不機嫌な顔をしながらも、「ゴジラはただの映画だ Godzilla is just a movie」とすかさず答えたのは、ディーンらしいですね。

■サムもディーンも(ホルスターは使わず)腰にピストルを挿しています。ピストルは、温かくなっているのかしら?とふと思ってしまいました(笑)

■このエピソードの原題「Jump the Shark」は、例によってクリプキ氏の洒落、または皮肉のようです。アメリカのテレビ界で、視聴率が下がってきた時に、奇抜な事をしたり、意外な登場人物を出して視聴率を上げる事を「Jumping the shark」と言うそうです。かつて、あるドラマで水上スキーで鮫を飛び越えるシーンを出して視聴率を稼ごうとしたからだそうです。
2-18「ハリウッドの亡霊 Hollywood Babylon」でも、製作側の話を皮肉を込めて面白く描いていました。今回も、そんな意図があるのでしょうか。

アマゾンjp.へジャンプ(別窓) ■もうひとつ「従弟のオリバー症候群 Cousin Oliver Syndrome」というのがあって、視聴率が下がった時に、子供を出して視聴率を上げようとすることを言うそうです。オリバーは、アメリカのホームドラマ「愉快なブラディー家 Brady Bunch」のファイナルシーズンに新しく加わった登場人物で、他の子供たちが成長してしまったので、また小さい子供を出して視聴率を上げようとした事に基づくそうです。オリバーを出したことは「Jumped the shark」なわけです。
サムとディーンがアダムと会ったダイナーの名前が「Cousin Oliver's Diner」でした。壁の看板も目立つように映していたし、ウエイトレスの台詞でも「カズン・オリバー・ダイナーへようこそ」と言っていました。

■この「愉快なブラディー家 Brady Bunch」、Bradyはブレイディーと発音されるようです。1-1「悪夢のはじまり Pilot」のハロウィーンパーティのシーンで、友達にLASTの成績が優秀で家族の自慢だろうと言われたサムが、「うちはブレイディー家とは違うから」と答えています。仲良し家族ではないという意味なんですね。日本で言うと、サザエさんかちびまるこちゃんの一家みたいなものでしょうか。

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Season4 Episode20(80):憑依された男 The Raputure

◆カスティエルが天国に連れ戻されてしまって、憑依されていた男の意識は、本人ジミーのものに戻っています。彼は、カスティエルが4-1で言っていた、天使の声が聞える人間だったんですね。信仰深いのもいいけれど、それで家族を残して去っていくことになってしまったのでした。

◆サムはサムで、すっかり悪魔の血の中毒になり、禁断症状で苦しんでいます。ルビーの血をビンに入れて持ち歩いているのにはびっくり。

◆ディーンは、サムの不調には気づいているけれども、何故かはわかりません。「スタント・デーモン・ナンバー3も倒せなかったのはどうしてだ?」と訊ねた台詞がディーンらしいですね。
■ジミー(カスティエル)の家で、ふらふらで倒れそうになったサムを、ディーンは腕を支えて連れ出しています。この辺が、弟思いのディーンらしいところで、眼福ショットもあります。

◆サムが悪魔の血の中毒になっていた事を知って驚いたディーンは、ボビーのシェルターにサムを閉じ込めてしまうことになります。ここまで来たかという展開ですね。本当に今シリーズは兄弟2人とも気の毒です。

■ディーンは、アンナがインパラの中に突然出現したとき、キャスが出てきたときより、ずっとびっくりしていました。

■ジミーはお料理上手のようでしたね。赤いパプリカをきざむ手つきが良かったです。

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Season4 Episode21(81):境界線を越える時 When The Levee Breaks

◆ヤング・サム:コリン・フォード君、三度登場!サムの幻覚だから、ツーショットにはならないのが残念ですが、2人のシーンがあったのは嬉しかったです。

◆閉じ込められたサムの幻覚を見ると、本当に気の毒です。心の中にずっと溜め込んでいた、不安と後悔、そして自信、いろいろな感情がさまざまな人の姿で出て来ます。特にお母さんが褒めてくれるところは切ないですね。お母さんの記憶は無いとはいえ、1-9「帰宅 Home」で一度逢っているし、やはり不安な時に一番優しくして欲しいのはお母さんなのでした。
幻覚のディーンとの会話も辛いですね。ディーンが生き返ったので、リリスを殺す理由がなくなったし、「この世の終わり」を止めるのはディーンの役目だとわかっているし、ディーンが弱くなったなんて口実だし、悪魔の血を飲む理由がもう無いのは、サムにも良くわかっているのです。でも、中毒になっている自分を素直に認められないのでした。

◆閉じ込めたままでは、サムは死んでしまうぞと言うボビーに、ディーンは、サムがモンスターになるよりは人間として死なせたほうがいいと言っています。お父さんの遺言でもありますね。サムにも話してありますが、ディーンがずっと背負っている心の重荷です。

■サムのいるベッドはボビーのですね。サムは背が高すぎて頭がはみ出してしまうようです。
■サムのベッドの上にあった雑誌、タイトルが見えるのが2冊「Gun Collector」はいいとして「WEEKLY WOOSMAN」ってのは何なんでしょう。クリプキ氏のインタビューなどで、兄弟のキャラクター設定が、チェーンソーを使うブルーカラーというのがキーワードになっているようなので、それに引っ掛けたしゃれでしょうか?

◆鍵を開けてしまう天使は、ポルターガイストより悪質だわと思ってしまいました。憂い顔をすればいいってもんではないでしょう。

◆サムが逃げて泊まっている部屋に行って、言い争いになり、ディーンはついにサムを「モンスター」と呼んで涙を流します。辛いシーンです。なのに、すかさずサムのパンチが飛んできます。痛〜〜。
■それにつけても、パンチが来るとわかっていて、涙を流せるジェンセンの演技力ってさすがです。

◆サムに文字どおり打ちのめされたディーンが、部屋を出て行くサムにかけた言葉は、ダメだよディーンそれじゃお父さんと同じになっちゃうよ、と誰もが思いましたよね。お父さんのジョンは、この物語が始まる2年前に大学に入るために出て行こうとしたサムに、出て行くならもう戻って来るなと言ったのでした。ただ、事態は今回のほうがずっと深刻ですが。

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Season4 Episode22(82):堕天使の復活 Lucifer Rising

◆オープニングに流れるカンサスの「伝承(Carry on my wayward son)」がいいですね。この曲を聴くだけで胸がつまって目頭が熱くなるような感動を覚えます。すっかり最終回のテーマになっていますね。特に2-22の時が感動的でしたが、今回も良かったです。

◆ディーンはやっぱりボビーに叱られてしまいました。もうサムを追うのに疲れたと弱音を吐くディーンに、ボビーはどんな家族を期待しているんだ、アップル・パイを作ってくれることか?と、なじっています。1-1「悪夢のはじまり Pilot」で、ハンターの生活はしたくないと言ったサムに、ディーンがどんな生活がいいんだ?アップル・パイ・ライフか?と言ったのを思い出します。ディーンも思い出したことでしょう。ショックですね。
◆ディーンはお父さんのようになりたいと頑張ってきて、サムはなりたくないと願っていて、でもサムのほうがお父さんに似ていて、どこか嫉妬にも似た想いがディーンにはあります。また3-10「悪夢 Dream a Little Dream of Me」ではお母さんを死なせたのは、お父さんの過失だし、サムをずっと守ってきたのは自分だと、夢の中のもう一人のディーンに思いをぶつけた事もありましたね。そして今、ボビーに、お父さん以上の人物になれと言われて、心が動いたディーンでした。

■天使の部屋は不思議な所でしたね。ロココ調(?)の上品そうな調度に、壁にはフラゴナールやターナーの優雅な絵画。これではかえってディーンの性格だと落ち着かないでしょうね。ザカリアが世の終わりの話を始めると、壁の絵画はヒエロニムス・ボスのグロテスクな地獄絵図に変わっていました。ザカリア自身の姿を映す、絵画のような合わせ鏡も、不気味でよかったですね。音声解説によると、マジックミラーの向こうにカメラを置いて撮影しているそうです。なるほど。
■そしてまた、大天使ミカエルのルシファーを退治している絵画がありました。2-13「復讐の天使 Houses of the Holly」にも教会にミカエルの絵があって、サムとディーンが見ていました。ちなみにミカエルは英語だと、マイケルです。

◆またまた、衝撃の新事実。1972年、ディーンが4-3でタイムトリップしたのが73年でしたから、その1年前から、黄色い目の悪魔アザゼルは特別な子供を捜していたんですね。
■アザゼルに取り憑かれた神父さんの名前「レーン神父」というのが新聞の記事の文章の中に、よく読めるように何度か書かれていました。シーズン2で、黄色い目の悪魔を演じた、俳優フレドリック・レーンの名前をとっているようです。

◆ルビーはやっぱり悪者だったんですね。今シーズンの後半には、いかにも何かたくらんでいるような目つきをしていましたが、シーズン3から今シーズンの中ごろまでは、まだ良くわかりませんでした。
■ルビーはやっぱり映画好きのようですね。スターウォーズの「デス・スター」がポロっと出てきたり、サムに「ダンボ」って呼びかけたり。
◆はじめダンボって聞き違いかと思ったら、やぱり耳の大きい小象のことだそうです。ダンボは耳を翼代わりに空を飛べるのですが、それは「魔法の羽」の力だと思っていました。ところが実は友達がきっかけを作るために使った道具で、飛べるのは自分の能力だったというお話。
悪魔を退治できるのも、実はサムが自分で持っている力だったということですね。そういえば、2-21〜22「選ばれし者たち All Hell Breaks Loose 1〜2」で、エヴァとジェイクもそう言っていましたね。でも、サムは自分が特別だということを受け入れたくないと、いつも思っているので、ルビーが血を飲ませてその力だと思わせていたのでした。
でも、悪魔の血の中毒になったのは本当なんですよね。憑依されていないのに、一瞬黒い目になっていました。大丈夫なんでしょうか、心配です。

■チャックの家にカスティエルだけ残った時、チャックがキャスの肩に手をかけていて何か意味ありげに見えました。DVDに入っていた未公開映像を見たら、キャスが面白いことを言ったのですね。笑っちゃいましたけど、確かにこれを本編に入れたら、全体の流れが壊れてしまうでしょうね。とはいえ、キャスは本当にいいキャラクターです。
クリプキ氏がコメンタリーで言っていましたが、人気が出たので、シーズン5ではレギュラーになるそうです。
■カスティエルを演じているミーシャ・コリンズのミーシャという名前は、ロシア人の名前ですね。「小熊のミーシャ」を思い出します。キャスは細いし曲者だからさしづめ「子狐ミーシャ」でしょうか(笑)
ネット上の情報によると、お母さんが大学生の頃ロシアに行っていて、そのときのボーイフレンドの名前がミーシャだったそうです。ちなみに、兄弟の名前はサーシャだそうです。

◆今シーズンを通して、ずっとサムとディーンの関係がギクシャクしていて、前回では、とうとうあんなことになってしまって、心配していたのですが、何とか元に戻ったような形で終わってくれて良かったです。とりあえず、ほっとして見終わることができました。落ち着いてシーズン5を待てそうです。

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