◆２人は地上に降りたあと、小説「SUPERNATURAL」の作者で神の預言者チャックのところに行きます。家具がめちゃくちゃになり血が飛び散っている部屋を見ているサムに、隠れていたチャックが殴りかかります。サムとは気付いていなかったようですが、それにしても、トイレ掃除の吸盤で殴るなんて…あまり痛くなさそうだけど、別の意味でショックだわ。

◆ディーンはカスティエルから、天使を飛ばすまじないを、サムはルビーから呪い袋の作り方をそれぞれ習っていたそうです。

◆インパラはボビーが乗ってきます。そういえばディーンは、ボビーの家で口論中に天使のザカリアの軟禁部屋に飛ばされたのでした。

◆それにしても、ボビーが悪魔に乗り移られるのは、無理があるのではないでしょうか？？？
シーズン１で兄弟のお父さん、ジョンがやられているし、シーズン２ではサムもメグに乗っ取られているけど、あの頃とは事情が違います。一番用心深いはずのボビーに何があったのか、もうちょっと説明が欲しかったです。
◆メグの再登場にはびっくり。

◆ボビーが、サムがルシファーを復活させたことを責めている様子を見ても、ディーンは疑いを抱きません。お父さんの事さえ疑ったのに。これは、ディーン自身がサムに対して、信じられない気持ちや責めたい気持ちがわだかまっていたからでしょう。
◆ラストシーンでは、ディーンは、実の兄よりルビーを選んだとサムのことを責めます。もう信用することが出来ないと、サムに向かって言うのでした。辛いシーンです。初回から重い展開です。

◆ルシファーを追放した時に失った「ミカエル（マイケル）の剣」は、ディーン自身でした。つまり、大天使ミカエルが乗り移るための唯一の器なのだそうです。びっくりな展開。さらに、天使は器になる人間が「YES」と言わなければ乗り移ることが出来ないのだそうです。かなり強引な割には、礼儀正しいのですね。
◇大天使ミカエル(Michael)は、戦いの天使です。

◆カスティエル登場。ミーシャ・コリンズは、今回からはレギュラーで、キャストの３番目に名前が出てきます。嬉しいです。キャスは、大天使に体を吹き飛ばされたけれども、神が復活させてくれたようです。そして、自分からも見えなくなってしまうのに、兄弟の肋骨に悪魔からも天使からも居場所を悟られない刻印を刻むのでした。

■今回も小説「スーパーナチュラル」のコアなファンが登場。日本にも沢山いそうな「禁断の兄弟愛サイト morethanbrothers dot net」のミストレス、ベッキー。彼女はスラッシュ･ファンでもあり、サム・ガールでもあるようです。「I'm samlicker81」と言っています。ハンドルネームでしょうか。
■チャックの伝言『ミカエルの剣は地上　天使は失った　４２匹の犬でできた丘の上の城』の場所は、兄弟のお父さんのジョンの借りている倉庫でした。シーズン３−３で「うさぎの足」が隠してあったところです。「キャッスル倉庫ローバーヒル４２」がなぜ「４２匹の犬の城」なのか、わからなかったのですが。「のら犬ローバー　町を行く　Rover's Tales」という本があって、著者はMichael Z. Lewin という推理作家です。１９９８年に出版されたそうですが、有名なのでしょうか？名前がマイケル（ミカエル）なのは偶然？

■ルシファーが説得して乗り移った男の名前は「ニック　Nick」でした。英語で「Old Nick」は「悪魔」という意味だそうです。