2005年1月〜4月分
参考までに、マークをつけてみました。馬の話題:音楽の話題:古典芸能・文学の話題:
帆船の話題:「指輪物語」及びPJ版映画「ロード・オブ・ザ・リング」の話題:
- '05年4月27日(水) 懲りずにテレビ
そろそろテレビを封印しないと、5月3日の即売会のためのフリーペーパーすら間に合わなくなってしまう…といいつつ、毎日録画を消化しています。
映画「幕末太陽傳」は白黒の古い映画で、フランキー堺や石原裕次郎がとても若かったです。タイトルからは想像できないけれど、落語の「居残り佐平次」をベースに「品川心中」「三枚起請」等、廓ものの落語をいっぱいアレンジした喜劇。大引けの拍子木とか、貸本屋とか、昼間のお女郎さんたちとか、「板頭」の板とか、噺の中で想像していたものが、映像で見られて面白かったです。それに幕末の名のごとく、攘夷運動の志士が絡んでくるんだけど、そっちは門外。詳しいとさらに面白さがますだろうという、盛りだくさんな映画でした
同じくらいおもしろいのが、テレビドラマ「タイガー&ドラゴン」。今回は「まんじゅう怖い」でした。師匠の噺と、登場人物が江戸時代の扮装した落語のシーンが交互に映るのがおもしろい。そして後半は、前座さんがドラマの中の実話を、落語に仕立てて語ってしまうという、テンポのよい仕上げ方。いやあ、笑えるドラマです。落語の中の「蟻が怖い」「馬が怖い」など何の説明もなしにその台詞だけ使うなんざ、知っている人の気をくすぐる演出で、これまたにくいですな。
前回の「芝浜」では、海から登る朝日が、この一瞬でこの番組を見た甲斐があるなあ、と思わせる綺麗さでした。今回のツボは、こたつ。昔は上に置く板がなかったのよね、こたつ櫓の上に布団をかぶせるだけだったの。これは、映画でもお女郎さんが使っていました。そして、がらりと変わって、バイオリンの名器「ストラディバリウス」の番組。これはNHK教育。NHK製作ではないなと思っていたら、ドイツの番組でした。若いバイオリニストが自分の理想の楽器を探しています。演奏活動の傍ら、支援してくれる楽器商などと、いろいろなストラドを試してみています。合間には、メニューイン、ケネディ、ベルなどの映像が入るのも面白かったです。番組の中で、新しい楽器と、ストラドの聴き比べ実験というのがありました。ストラドを研究している大学の先生が、当時クレモナで楽器の木に使われた薬品をいくつか含ませて作った楽器と、本物のストラドを、演奏された音だけで当てるというもの。数百人の中で当てたのは50人くらいなのは驚きでした。ちなみに私も負けました。やはり楽器は奥が深いです(負け惜しみ)。
'05年4月24日(日) でも、失敗しちゃたり
仕事から帰ってきたらテレビで歌舞伎をやっていました。録画してあるけど、まだ見ていないので、そのまま見ていたら、途中で愕然。なんと、今日のDVD録画ができていなかった。タイマーのセットの間違いを、それもよりによって今日するなんて。せっかく「マスター・アンド・コマンダー」の日本語版と「サハラに舞う羽根」と「義経」を予約していたのに。がっくりでした。まあ、どれも再放送があるからいいんだけど。
ところで、歌舞伎は「一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)」だったのですが、始まる前の短い解説を聞いてびっくり。まるで、頼朝が常盤御前の息子みたいに言っていました。ここは録画していないので確認はできませんが、いくらなんでも古典芸能番組の解説にそれはないだろう。NHKの大河ドラマを見ただけでも、それは間違いだってわかるぞ。常盤は頼朝のことなんてなんとも思っていないのよ、他の奥さんの息子だもの。自分の息子、今若(七歳)、乙若(五歳)、牛若(当歳)を守るために、清盛さんにかこわれてたのに。ちなみにこの頃すでに頼朝は、鎧を着て軍に参加していたのでした。
'05年4月23日(土) テレビばっかり
HDDつきのDVD機を買ってから、録画煩悩全開で振り回されています。気軽に録画できるからいいようなものの、容量が多くは無いので、こまめに消すかDVDに焼くかしなければいけないし。やっぱり、大容量のにすればよかったと言っても後の祭り。いや、倍速があれほど画像が荒いとは思わなかったので、予想したより録画できる時間が短くなっちゃったのよね。
ともあれ、24日は「マスター・アンド・コマンダー」をWOWOWでやります。見ていない方は是非。今月30日にもも放送があります。
ネタバレですが、鑑賞のお供にはこちらをごらんくださいな「ボンデンを探せ!」夜には、NHK教育で歌舞伎をやります。一條大蔵譚は、義経のお母さん常盤御前が平清盛によって嫁がされた先の、ぽや〜〜っとしたお殿様のお話です。
テレビ朝日のジンガロの番組を見ましたが、あれはどうなんでしょう。女性アナウンサー(?)二人で見に行くという設定でしたが、あれで客席が埋まるのならよいけれども、また見ながらしゃべる人が増えそうで嫌な感じでした。この前見に行った時も、両隣がおしゃべりをする人で大変不快だったのでした。
芸能人たちの感想が流れていましたが、本当に面白かったのかなあ。素晴らしいとか感動したとか、あまり具体的な感想が聞かれませんでしたね。始めのうちは眠かったとか、ただその場でくるくる回るだけで何のことやらわからなかったとか、言う人がいても良いのに(笑)どなた様にでもというものではないと思うのよね。馬好きというよりも、オリエンタルもの好きとか、モダンバレエなどの舞台もの好きの人の方が楽しめるスペクタクルだし。馬を見慣れていない人にはどうなのかわからないけれど、私は音楽の方がインパクトがありました。映像はテレビで見てしまっていたしね。'05年4月20日(水) すべる馬
19日はとてもよいお天気で、初夏という感じでした。外の馬場は日差しが暑いくらいなので、常歩は木陰を選んで歩きました。風が気持ちよかったです。先週だったら、桜吹雪だったのに…。天気はよいけれど、前夜の雷雨で足元は水溜りが沢山。乾いているように見えても、砂地なので、馬の足跡には水が溜まってきます。馬も時々、ずるっと滑ったりしているので、あまり駆歩はしませんでした。一緒に転んだら泥だらけだし。
大河ドラマ「義経」先週の回で、平泉を出て行く義経一行に、佐藤兄弟が馬で追いついて来るシーンがありました。あの広い草原を馬で駆けるのは楽しそうだなあ、といつも思いながら見ています。でも、起伏のある自然の中では足元が悪いところもあって、義経に追いついて停止した、佐藤兄弟のどっちかの馬が、ずるっと滑っていました。転びそうな感じではなかったけれども。ウサギ穴などがあると、つまずいて転んじゃったりするのよね。日本だとモグラ穴かなあ。
先週は、頼朝が今はまだ平家方にいる、梶原平三と出会うシーンでした。インパクトありましたねえ。頼朝の初めての挙兵は惨敗におわり、たったの八人で逃げています。かくれている所を平家の武士梶原に見つけられますが、平家の横暴に疑問を感じ始めていた梶原は彼らを見逃すのでした。機を見るに敏な梶原、ほんの短いシーンながらよくわかりました。あれなら、頼朝が今後の讒言を聞いてしまう素地を作ったという説得力がありますよね。
今週の回は、平家の敗走というか、思い込みの逃走というか、水鳥の飛び立つ音に恐れて逃げていったという、有名なシーンがありました。あんまり慌てたので、自分の馬には人が乗り、人の馬に自分が乗り、繋いだ綱をはずさないで動き出すので、杭の回りをぐるぐる回るだけだったり…という描写はありませんでしたね(笑)'05年4月18日(月) 落語ドラマ
TBSのドラマ「タイガー&ドラゴン」を(録画で)見ました。予想以上に面白かったです!
やくざの青年が、落語家を目指すというコメディ仕立てのドラマと聞いて、見ようかどうしようか迷ったのですが、第1回目の題名が「芝浜」では、見ずにはいられませんでした。「芝浜」と言うのは、酒飲みで仕事をさぼってばかりの魚屋さんが、海で大金の入った財布を拾い、これから楽ができるとまた大酒を飲んで寝てしまうと、奥さんが夢を見たんだろう、家にはお金が何にもないと言います。そこで改心した彼は、酒を断ってまじめに働き立派な店を持つまでになった、3年後の大晦日、奥さんが実は、と言って隠していた財布を出してわびるという話。内助の功というか「かかあ大明神」な、人情話なのでした。落語の芝浜を練習する主人公と、現実世界でおこる財布を拾った酒飲みの女の子のお話や、いろいろが絡み合い、テンポも良くて、笑えました。
脚本が藤宮官九郎という人なのですね。なるほど、納得。来週も見よう。明け方までは、テニスのモンテカルロ大会を見ていました。と言っても、半分寝ながらでしたが。前日の準決勝は、王子ことフェレーロと、コリア。どちらも勝って欲しい好カード。どちらにも見せ場のあるよい試合でした。もう一つの準決勝は、18歳の若手同士、ナダルとガスケ。これは是非ナダルに勝って欲しかったのは、彼のほうがかわいいから(笑)どうもあのちょっとインディアン(ネイティブ・アメリカンと今は言うのよね)ぽいお顔が好きなんです。いや、スペイン人なんですけどね。まだあどけなさが残るような表情も、ショットが決まったときのガッツポーズもいいし。
そして、決勝はコリア対ナダル。最近の勢いの良さから、ナダルが有利かなと思ったけど、案の定、彼の優勝でした。でも、コリアも良いプレイがたくさんあって、どちらが勝ってもおかしくない、とても見ごたえのある試合でした。やはり、テニスはこういう試合が見たいですね。テレビといえば、今度の土曜日、テレビ朝日で「ジンガロ」の番組が放送されるようです。先日の番組の丸ごと再放送なのか、今回の公演の取材を含めた再構成なのかは、よくわかりませんが。
'05年4月17日(日) 映画「海を飛ぶ夢」
アカデミー賞授賞式の、外国語映画賞で少し映像を見たときから、これは見たいと思っていた映画です。ハリウッド物でも、韓国物でもないのに、今回割りと大きく宣伝がかかり、シネコンでも上映されたので仕事帰りに見に行けました。
尊厳死がテーマなので、重くなりがちな内容ですが、綺麗な景色の映像と、淡々とした人間描写で見たあとも暗い印象はない映画です。実話に基いているためもあるけれど、何がよいとか悪いとか、間違っているとか正しいとか、決め付けるのではなく、見た人それぞれが自分で考えるように促すような内容でした。ラストは涙が出そうになりました。
若い頃の事故で首の骨を折り、両手両足が麻痺して寝たきりの生活を28年続けている男性が、尊厳死を希望しています。彼を支援するグループや、弁護士、始めは興味本位でやってきた女性、宗教家、そしてもちろん、彼の世話をしてきた家族たち。それぞれの台詞に印象的な言葉があります。死を望む主人公の、生き生きとした表情が、さらに複雑さを添えて、生きることとはどういうことか、愛すること、愛されることの意味についての問いかけがなされていますが、映画は答えを出していません。
音楽も、必要なところにだけ効果的に使われています。主人公の夢のシーンはトゥーランドットの「ネッスンドルマ(誰も寝てはならぬ)」でした、これは洒落?とも思えるのですが、とても感動的なシーンでよかったです。ちなみに、主人公は船乗りでしたが、部屋にスクーナー型の船の模型があるだけで、船で海に出ているシーンはありません。事故も、岩場に飛び込んだときのもので、難破などではありませんでした。お兄さんも船乗りでしたが、今は彼の世話をするために、陸に上がって農場を営んでいるのでした。
'05年4月11日(火) 桜に雨
満開の桜を散らす冷たい雨。真冬のように寒かったです。横浜は根岸にある「馬の博物館」へ行ってきました。日本最古の洋式競馬場の跡地で、桜の木がたくさんあるのだけど、もちろん、だあれもお花見はしていません。ポニーセンターにもお客さんはいませんでした。でもおかげで、普通はさわれないお馬にさわらせてもらいました。アメリカンミニチュアホースは、本当にちっちゃいですね。シェパード犬ぐらいかしら。でもたてがみは厚くふさふさで、サラブレッドより多いですねあれは。お隣のサラブレッドは、綺麗な尾花栗毛。前足に小さい怪我をして、白い毛の部分に赤い血が流れているのを、手当てをしてもらっているところでした。ほかに、クウォーターホース、道産子、ハーフリンガーがいます。みんな、暇をもてあましているようでした。
博物館では、畠山重忠の没後800年記念で「源平合戦を馬が行く」展をやっていました。博物館の所蔵品の展示でしたが、版画や屏風など、源平縁の作品がいろいろあって面白かったです。
紹介してある馬のエピソードはほとんど知っている物ばかりでしたが、いくつかは初耳のものもありました。また関連本を読む楽しみがふえたわ。
「一の谷合戦」「平家物語」「曽我物語」などの屏風は人物がこまごまと描かれていて、まるでウォーリーを探せ!の世界です。義経の鵯越や、弓流し、那須与一や、熊谷直実と平敦盛や、知盛と愛馬井上黒など、有名なシーンがいろいろと描かれていて、探すのも楽しいです。ほとんどが江戸時代や明治初期の作品でしたが、敦盛はもちろんどれも美少年に描かれています。ある浮世絵(歌川国貞)の敦盛は母衣(ほろ=矢をよけるために背中につける膨らんだ袋状の布)がピンク地に花柄で、そこまで描くんですかという感じでした。
巴御前もいくつかありました。巴が葦毛で木曾義仲が青毛に乗っていたりするのね。そのほうが、絵になるのはわかるけど、義仲はやっぱり「鬼葦毛」に乗っていて欲しかったなあ。
常設展には、ウエスタン鞍と和鞍が自由に跨れるように展示してあります。でも、やっぱり動くお馬の上でないと感じがわからないですね。
博物館は小さいのですが、入場料が100円なのも嬉しいです。来年は、是非天気のいい日にお花見に行きたいと思いました。月曜日は、クラブでお馬に乗りました。ここ数年、馬上花見を楽しんでいたんだけど、今年はあいにくの冷たい雨。降りしきる花吹雪がまるで本当の雪かと思うほど寒かったです。よって、乗馬は室内馬場。駐車場の車だけが桜を満喫していたようです。帰りは、さくら吹雪模様の車で帰ってきました。
'05年4月9日(土) ヘイ!JC!
桜が満開です。気の早い花びらは、ちらりほらりと風に舞っています。
お友達のご贔屓の岡幸二郎の歌を聞きました。テレビでですが。NHKのお昼の番組スタジオパークでしたが、4曲も歌ってくれるとは。大サービスでしたね。明るい性格のようで、ミュージカルをもっと広めたいという気持ちがよく伝わって来ました。(でも、私は「四季」はだめなんです、ごめんなさい。)最後に歌った「ジーザス・クライスト=スーパースター」の「ゲッセマネの園」は圧巻でした。スタジオで聞いていた人がうらやましい。生ステージで見ても、あんなに近くないものね、それも同じ高さだし。この曲を聞いて、懐かしい思い出がふつふつと湧き上がってきました。この「ジーザス・クライスト・スーパースター」、ロック・オペラという呼び名も新しかったレコードを、牧師から借りて何度も聴いた物です。ジーザスがディープ・パープルのイアン・ギランでしたから、オリジナルのレコード用の録音版だったと思います。ちょうど、ロックが好きでいろいろ聞いていた頃ですが、このドラマチックなアルバムには感動したものでした。
そして、さらに目新しかったのが、イエス・キリスト=ジーザス・クライストを「J.C.」と呼んでしまうことでした。「ホザナ」という曲で「ヘイ!JC!JC!」と歌っているんですよね。面白いねえと牧師や友達と話したのを覚えています。中学生の頃でした。
いまでこそ、「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督をPJとか、スパイダーマンのヒロインがMJ(メリー・ジェーン)とか、ドラマ「フルハウス」の長女がDJ(ドナ・ジョー)とか、似たような呼び方をよく目にしますけれどもね。アマゾンjp.へリンク→Jesus Christ Superstar
'05年4月7日(木) 母は強し。第三弾
死んだ(と伝えられた)恋人の子供を守るために、好きではない求婚者と結婚した女性の話を、また見ました。母から言うと、子供の無事な成長のためには仕方がなかったのでしょうが、父だと思っていた人が父ではなく、実は別の男(父の敵:母の浮気の相手?)が自分の親だと、知らされた息子たちは、複雑です。まあ、だからドラマになるんでしょうけれども。今日の舞台はフランスでした。この前は、大河ドラマ「義経」の日本と、テレビドラマ「射ちょう英雄伝」の中国で、これは映画「モンテ・クリスト伯」でした。
もちろん、少しずつ状況は違うのですが、似たような話はどこにもあるのですね。★お詫びと訂正:テレビ情報に「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 SEE」の放送がWOWOWと書いてありましたが、NHK BS2の誤りです。本日訂正しました。すみませんでした。
'05年4月6日(水) シュクラン
イラクの大統領にクルド人のタラバニさんという方が選ばれたそうです。ニュースでその演説の第一声を聞いて感動してしまいました。何にって「シュクラン」と2回くらい言ったのですね。それがわかったからです。わあ、アラビア語がわかった〜って(笑)「ありがとう」という意味ですが、先月知ったばかりなのでした。
外国語会話を身につけるのは、とうに諦めているのですが、挨拶の言葉は知っていてもいいだろうと、HNKの講座を聞きかじるのが好きです。今回はアラビア語。先月最後ほうの回をたまたま見たら、生徒役に落語家の柳家花緑(かろく)が出ていたのがきっかけ。最終回では、アラビア語で小話をしていました。全然わからなかったのですが、聞きなれない響きが面白いです。
それに、あの文字。実はちょっと憧れがあるんですよね。アラビア文字は、日本と同じように書道があって、額にかけて飾ったりするんです。確かにあの文字は綺麗ですよね。せめて、構造がわかるようになりたいと思って。
とりあえず、テレビのニュースで一単語聞き取れたのは、始めの一歩としてはいい感じでした。'05年4月5日(火) 清明
今日は、二十四節気のひとつで「清明」なのだそうです。清新明暢(せいしんめいちょう)の気が充ちる時分なのだそうですわ。難しいんですね。
ともあれ、木の花もいろいろ満開で、地面にはタンポポも咲いて、あとは桜を待つばかりというところです。今はまだ1.5部咲きぐらいかな。
今日はぽかぽかお天気がよいので、外の馬場で小柄な栗毛君に乗りました。珍しく白い部分のほとんどないお馬です。ポニーほどではないけれど、小柄でぽこぽこ乗るのにとてもよかったです。
土曜日のウエスタンのテレビをまねして、といっても速歩で、障害と障害の間をくるくるまわったりして乗ってみました。慣れていないし水溜りも多いので、駆歩はしませんでした。横木(おうぼく:地面に置いた細い丸太)もあったのでまたいで見ましたが、なれない彼は前でとまってしまいました。仕方がないので、一度常歩で通過したら、後は速歩でも大丈夫でした。ただし、かっこんかっこん蹄にぶつけるのね、ほんの10センチくらい足を上げてみたらと思うんだけど、あまり気にしていないようでした。障害に慣れているポニーくんは、一度も当ててなかったのに。さて、新聞には昨年の台風で被害にあった、練習帆船「海王丸」が修理のために横浜に向かうという記事がありました。まだ自力で航行できず、曳航で来るそうです。修理が済むのは来年だということです。出航を見送りに行ったり、船の科学館の横の埠頭でも綺麗な姿を眺めたのがついこの前だったのに。早く元気になってほしいです。
ところで、日本の映画興行ランキング、「ナショナル・トレジャー」が3週目も1位ですね。ハリウッド的アクション物強し。まあショーン・ビーンが出ている映画だからいいけど、毎度おなじみの悪役ってのがね。「アビエイター」はなんと4位に落ちてます。「ローレライ」が5位にとどまっているのは嬉しいな。ハウルが30週目で7位にアップしているのはさすが春休みですね。
'05年4月4日(月) 映画「アビエイター」
見ごたえがありました。英国アカデミー賞を獲っただけはあります。「Aviator」とは飛行家のこと。ハワード・ヒューズという実在の大富豪の半生の物語。華々しい成功と、飛ぶことに対する熱意と、強迫神経症に悩む姿と、ディカプリオの演技はどれもとてもよかったです。ケイト・ベッキンセールがエヴァ・ガードナーを演じていて、綺麗でした。あのエロール・フリンはだれだろうと思ったら、ジュード・ロウでした。イアン・ホルムは地味な大学教授なんですが、さすがに味がありました。
ストーリーはつらい部分も多く、ハワードはほとんどのシーンで眉間にしわがよっているので、見ているこっちも気がつくと眉がよってしまっています(笑)その分、飛行機で自ら飛んでいるシーンは、本当にうれしそうでよかったです。いままで、英語で飛行機が出てくるものをあまり聞いたことが無かったのですが、お船とおなじで「彼女」と言うんですね。英語のこの表現が私は好きです。ハワードが、新記録をだした飛行機のコクピットで「Good girl!」と声をかけていました。
エヴァ・ガードナーといえば、思い出すのは映画「円卓の騎士(1953)」なんですが、日本ではビデオにもDVDにもなっていないんですよね。まあ、アーサー王伝説そのものが、日本では浸透していないしね。
'05年4月3日(日) 栗毛の「木の下」!?
大河ドラマ「義経」面白いです。初回からよかったけど、どんどん面白くなってきますね。今回は「源氏揃え」でしたね。いやあ、「木の下(このした)」まで出てくるとは思いませんでした。でも、栗毛でした、何で〜〜? あんな芝居だけなら、鹿毛の子を連れてきたってよかったんじゃないの?それとも、宮尾本では栗毛なのかなあ。栗毛だと、仲綱が読んだ歌に意味がなくなってしまうじゃあないですか。
ともあれ、これで平家の滅亡は、馬に対する不届きな扱いが引き金になったというのが、世間に知れ渡りましたかね(笑)
入道頼政のキャスティングはよかったです。怪しげなところがぴったりでした。いい機会なので、平家物語のために用意していた、新しいページをアップしちゃいますね。「平家物語の名馬と出来事」です。よかったらご覧くださいませ。
先週、重盛さんが死んじゃったと思ったら、アメリカに行って馬に乗っていました(笑)昨日フジテレビで昼間にやっていた番組。アメリカのゲストランチという、観光客にカウボーイ体験をさせてくれる牧場での3日間でした。彼は装蹄(そうてい)、つまり馬の蹄を削って蹄鉄をつけることまで体験していました。凄いなあ。
女優さんと二人で、ロデオの女性の競技の一つにも挑戦していました。三角形に置いた三つの樽を回って帰って来るタイムを競うもの。女優さんは乗馬体験があるけれど、彼はほとんどなし。なのに、どうしても女優さんの方が負けてしまうのでした。私は、あれは馬の違いと見ましたがどうでしょう? 彼女の乗ったのは、私たちがよく言うところの「絶対安全馬」。急に暴走したりしないかわりに、早く走って欲しいときも、ゆったりしているタイプ。彼の乗ったのは、それより少し元気で、自分の仕事がわかっているから、乗り手の指示がそれほど無くても、期待される動きをする子だったように見受けられました。
ともあれ、アメリカの広い牧場で馬に乗るのは、とっても楽しそうでした。
そろそろ暖かくなってきたので、外乗の計画をたてようかな。'05年3月29日(火) 乃木さんとのび太くん
28日は漫画家のお友達の手伝いに行きました。夕食の時、4歳のお嬢さんがお友達と「だるまさんがころんだ」をやったと話していました。私は、今でもそんな遊びをするのねとおもいつつ「のぎさんはえらいひと」は?と聞いてみました。私たちの頃は、両方使っていたのですが、彼女の答えは「のび太くん?のび太くんはいないよ〜」でした。思わずお母さんと一緒に笑ってしまったのですが、やはりさすがに乃木さんは消えてしまったようですね。
昨年、2004年は日露戦争100周年だったそうで、NHKで特集番組をやっていたので、少し見ました。いままで言葉だけは聞いたことがあった、バルチック艦隊やら203高地、戦艦ポチョムキンも、この時代の話だったのね、と、また自分の無知にしみじみしてしまいました。そして、乃木将軍もこんな昔の人だったのかと、いまさら思ったものです。
この「乃木さんは偉い人」を遊びの言葉にしてしまった人の真意は何だったのでしょう。のび太くんといえば、ドラえもんですね。私の職場の女性たちは、声優さんが変わるのをよく話題にしています。私は、ドラえもんには思い入れが無い世代なので、この盛り上がり方を傍観して面白く見ています。ルパン三世の時はちょっと気になったけどね。
それにしても、ドラえもんは日本の社会にかなり浸透していますよね。めがねの男の子をさすのに「のび太」くんと言ったり、態度の大きい人を「あの人はジャイアンだから」といって通じてしまうのですからね。29日には、馬に乗りました。元気な栗毛君。駆歩をしようと思っていると、合図をしないのに駆歩になってしまいます。嬉しいやら悲しいやら(笑)ともあれ、お馬に乗るのはやはり楽しいです。クラブの庭では、木の花がたくさん咲いています。春ですね。外乗にいきたいなあ。
'05年3月26日(土) 映画「ユリョン」
ケーブルテレビで見ました。韓国語で「幽霊」という意味。潜水艦物でもあり「武士〜MUSA〜」の長髪の奴隷役のチョン・ウソンが出ていたので。面白かったです。「ローレライ」とは正反対と言えるほど、重い話でした。女性は回想シーンや写真の中に少し出てくるだけ。舞台はほとんど潜水艦の中だけ。秘密の作戦行動をするのは「ローレライ」と似ているところもあり、似たような事件が起きたりもするのだけれど、その行方があまりにも違うのでした。
いま、韓国ドラマなどが流行っていますが、その流れとは別の作品です。(恋愛ドラマ系は苦手なので見ていませんが)韓国語の響きも、私は好きなのでそれもまた面白さの一つでした。韓国語だと「艦長様!」のように敬称をつけるのよね。日本語だと「艦長!」で敬称になるんだけども。命令なども、漢語言葉は音が似ているから、なんとなく聞き取れるのが多いです。
「ローレライ」と「ユリョン」はいずれ「飛魚亭」の方にアップしたいとおもいます。'05年3月25日(金) 映画「ナショナル・トレジャー」
面白かったです。でも「ローレライ」とこれと、どちらか一つに迷っている人がいたら、絶対「ローレライ」だと、私は思いました。
以下ネタバレ入ります
謎解きなのに謎が無さすぎ。というか、するする解けすぎるのではないですか?
シャープの頃に比べて年をとったとはいえ、ショーン・ビーンが出ていたからよかったけど。脚本のせいか、演出のせいか、敵味方の男同士の丁々発止なやり取りや、腹の探り合いみたいな部分が、あるようでないのも物足りなかったですわ。お父さんとFBIのおじさんはちょっと良かったけど。
昔の船の倉庫で、さらさらの火薬が入った樽をたくさん見つけて床一面に撒いちゃった状態で、ぱちぱち火花を散らしたら、それだけで引火しないはずが無いのでは? 海洋小説を読んでいると、床にはこぼれていない状態でも、靴底の摩擦を避けるために、フェルトのスリッパを履いたりしているのに、あまりにも違いすぎると思ってしまいました。それとも、なかなか発火しない混ざりものの多い粗悪品だったのかしら。
それに、日時計。時間の他に、日付が指定してなければ、季節によって影の位置は変わるのではないのでしょうか?
そんなこんなで、上手く行き過ぎるのがなんともね、かゆいところが多かったです。どうせ見つかるんだろうとか、助かるんだろうとかわかってて見るわけだから、いいんだろうけれども。金持ちと公安の癒着かい、みたいな所もありでさ(笑)この感覚、どこかで…と思ったら、以前お友達に借りて読んだ漫画でした。森の中に置き去りにされて、何年も雨ざらしになっているピアノを弾くと、綺麗な音でなるのです。そんなわけ無いだろう、と思った冒頭のシーンから、お話は面白いのに、なぜか物語りに入り込めないまま終わってしまったのでした。この、はじき出されてしまう感覚がちょっとにていたのでした。
というわけで、これは、ポップコーンをバリバリ食べながら見るのにはちょうどいい映画だなあと思いました。'05年3月24日(木) 福井爽人展
横浜のそごう美術館で、福井爽人(ふくい さわと)展をみてきました。淡い色調の日本画で、穏やかな印象でとても気持ちのよい空間でした。中国やインドなどに題材をとった作品も多く、驢馬が描かれている作品が数点ありました。馬や牛、犬、猫など、それぞれ優しい描き方がされていて、愛が感じられました。船もあるのですが、どちらかといえば小型の舟、それも廃船になった姿の物が多かったです。それもまた、静けさをたたえていてよいのですが。また、草花や樹木も素敵で、大きな画面なのに、近寄ってみると本当に細かく書き込んであって、日本画らしい作品でありました。毎度ですが、やはり生の作品はいいですねえ。
'05年3月19日(土) ジンガロ「ルンタ〜風の馬〜」
行ってきました。楽しかったです。テレビである程度見ていたので、なるほどこんな感じというところもありましたが、やはり、映像は映像。生が一番ですね。
ちょっと心配していた、チベット仏教のお経ですが、これが生で聞くととても心地よいものでした。暗転のときに声だけが聞こえるのもとてもよかったです。会場にはお香も焚きこめてあってお客さんが席についているあいだも、円形のステージではすでにパフォーマンスは始まっているのでした。ぎりぎりまでお客さんを客席に入れないのは、ステージに馬をいれた状態にしておくためだったのですね。お馬たちも、ほんとうにおりこうです。馬だけで10頭くらい静かに待っています。グルーミングしたり、突っつき合ったりして、馬本来の姿が見られるのも面白いです。
人間は、バルタバスが静、その他のメンバーが動、という感じでしょうか、ストーリー性は特に無く、見る人の精神世界によって、いろいろと感じ方が変わる芸術作品でした。
チベット仏教の踊りなのでしょうか、人が1人だけで踊る場面が二つほどあったのですが、バレエとちがった自然体の動きが面白かったです。二つ目はアカペラの歌を歌いながらで、歌詞の意味はまったくわからないけれども、感動してしまいました。これは、生でないと味わえないものだと思いました。
赤と白の衣装を着た人達が、軽乗をするシーンで不思議な楽器が演奏されていました。太い木の筒で、特に穴もなさそうで、口だけで演奏しているのかなという感じ。いままで聞いたことの無い音でした。お馬は、ブリティッシュ、ウエスタン、その他の馬術、いろいろの動きをアレンジしたパフォーマンスを見せてくれます。いつも練習していることとはいえ、あまり扶助など無くても期待される動きを続けるところなど、凄いなあと思いました。
演じている人が楽しそうにやっているので、お馬もそれに同調して楽しんでいるのか、それとも馬自身も、お客さんの前で演技するのを楽しんでいるのかも知れません。
ロバくんも1頭出てきました。かわいかったです。アヒルの団体も、予想以上に楽しかったです。白いお馬も本当に綺麗だったし。
この演目では、人は仮面をつけているのが多いのですが、最後に素顔で激しい動きの部分があります。あの狭いステージで、そんなに早く走っていいのかというくらい。ただし、速過ぎるときは、上手くコントロールできるのもさすがだと思いました。だって、馬の上に立っているのにねえ。こっちは跨って、手綱をぎっちり持っていたって難しいのに。また、止まらないで同じ速さで走らせるのだって難しいし。生だから、もう少しイレギュラーな動きがあるのかと思っていたのですが、ほとんど無かったですねえ。スペイン乗馬学校の公演でも、いくらかあったのですが。本当にこういう公演に適したお馬たちなんですね。テレビで見た、フランスの会場は、外から練習風景などが見られるつくりになっていましたが、日本では完全に隔離され、ステージ以外ではお馬は見えないようになっています。検疫上の理由もあって、ジンガロのスタッフ以外は馬に近づけないようにしてあるそうです。早くついたので会場の周りをお散歩したのですが、厩舎らしいテントが少し見えましたが、馬たちはすでに楽屋入りしていたようで、中にはいませんでした。アヒルは会場に入る階段の下に待機していました。
'05年3月17日(木) もうすぐもうすぐ
まだまだ先と思っていたジンガロの公演も、もう始まっていますね。私は19日に行きます。わくわく☆ 20日には、NHK教育でチョンさんのオペラ「カルメン」の放送があります。フランスのオランジュ音楽祭のですが、昨年の日本公演もこの音楽祭の共催でしたので、同じ演出で、キャスト違いが見られます。楽しみ☆
そして、5月ですが、WOWOWで、ジンガロの「騎馬オペラ(OPERA EQUESTRE オペラ・エスケトル)」を放送するそうです!!なんと、WOWOWでやってくれるとは思わなかったです。うれしい☆それから、映画「スターウォーズ エピソード3」の予告も見ました。これは、ちょっと見たいかも、と思いました。いや、じつは前作、先行上映に行ってレディースデイかテレビでもよかったなあ、という感想だったのですが(笑)チューイとか出てくると、第一作目を映画館で見た世代としては、やっぱ、映画館で見たくなりますよね。
'05年3月15日(火) カウンタ
今日も寒かったです。お馬に乗っている間は良いのですが、乗る前と後はぶるぶるでした。お馬にも手入れのあいだ、毛布を2枚かけてしまいました。
それでも春は確実に近づいているらしく、大きな辛夷の木の気の早いつぼみの一つが、白い花びらを一枚のぞかせていました。このHP「花遊戯」も皆様のおかげで、50000ヒットを越えています。ありがとうございます。今日「飛魚亭」をあけてみたら、カウンタが4444で、「ジャックとスティーブンの時代の音楽」は888でした。なんだかこういうのを自分で踏むのもなあ。まるでカウンタのエラーみたいですね(笑)
ところが、大変申し訳ない事に、メインとRide on!の掲示板でお二方にレスをつけないままになっているのを発見して、真っ青になりました。本当に申し訳ありませんでした。どうぞお許しください。
それぞれのページで、更新の準備は少しずつしているのですが、生来の怠け者なので、眼精疲労などという自己弁護のネタがあるとつい、気が緩んでしまいます。どうぞこれからも、長い目と広いお心でお付き合いくださいませ。'05年3月14日(月) 映画「レーシングストライプス」
3月だというのに寒いです。今日も少し雪がちらつきました。確定申告に行ったあと、しましまくんを見てきました。かわいかったです。
サーカス団が忘れていった赤ちゃんシマウマを、元調教師の親子が見つけて「ストライプス」と名づけて育てます。彼は競走馬になりたいという夢を抱き、周りのポニーやヤギたちが手助けをするのですが…というお話。あらゆる馬の本に、シマウマは調教が難しい、というよりむしろ出来ないと書いてあるのですが、どうして、この映画にでた役者シマウマ君たちはしっかりお仕事していました。凄いなあ。トレーナーさんもシマウマくんたちも。
赤ちゃんのシマウマは本当にかわいかったです。おもちゃみたい。大きくなってから人を乗せるシーンもほとんど実写なんだそうな。凄いですよ。馬と一緒にレースコースを走ってしまったり、馬たちとシマウマだけの何の補助具もないシーンもあるのでした。感動しました。
お話は、そんなはずは無いよ〜という、御伽噺的な展開ですが、それはそれでぐっと来るところはちゃんと抑えてあって楽しめます。アメリカの競馬場のコンパニオンホースつきの入場や、ゲートの中におじさんがいるのやらを見るのも面白いです。
主人公のストライプスを助けるポニーがまたかわいい。ぼさぼさの前髪がチャーミングでした。ペリカンはちょっとだけ「ウォーターシップダウンのうさぎたち」を思い出しました。2匹のアブだかハエだかがいい味を出しています。いろんな映画や音楽のパロディなどが台詞に入っているようでしたが、私はあまりよくわかりませんでした。シマウマの背中にとまって「エボニ〜 アンド アイボリ〜…」と歌っていたけど、客席はシーンとしていました。そのアブたちが、レース中に馬の足の間を飛ぶシーンは迫力でした。騎手が小型カメラを持って撮ったとか。これはぜひ、メイキング映像が見たい映画だなあ。'05年3月13日(日) 白童子
大河ドラマ「義経」楽しんで見ています。義経が京を離れての道中に、家来が増えていくあたりは桃太郎のようでした(笑) 平泉では、義経を気に入った藤原秀衡が、お馬を贈るのですが、いいお馬でしたね。クウォーターか何なにかのミックスでしょうか小柄な子でした。いつものサラブレッドかそのくらい大きな子ではなかったので、とても装束にあって見えました。いくら背の高い現代人でもサラは大きすぎだものね。綺麗な月毛?と思っていたら「白馬でございます」と言っていました。義経がつけた名前が「白童子(はくどうじ)」。足のアップは黒っぽくて、たてがみも少し黒いので、やっぱり河原毛でしょうか。ともあれ、葦毛ではないけれども、当時は白馬の仲間だったのかなあ。装束などにはこだわりの大河ドラマだからね。私は宮尾本も読んでいないし、資料がないのでよくわかりません。
それにしても、北条政子や頼朝たちのお馬は大きいですよね。いつもはらはらしながら見てしまいます。落馬したら痛いよ(笑)NHK大河ドラマ「義経」→第10回
'05年3月11日(金) 映画「ローレライ」と枝雀さん
面白かったです!予告編を見たときから、見に行こうと思っていたのですが、期待以上に見ごたえのある映画でした。
広島、長崎に次いで東京に第3の原爆が落とされるのを阻止すべく、単独で出撃する潜水艦。そこには、ローレライシステムという無敵の装置が搭載してあった。そのシステムと命令の真意は実は…というお話。少女が乗っているというので、心配していたのですが、けっこうクールに描いてあったので、意外と違和感がありませんでした。ローレライシステムはいかにもアニメっぽいですが、そんなことが気にならないほど、艦長はじめ、乗組員がみんな魅力的でありました。アメリカ艦側の視点から始まって、テンポ良く進む物語は、意外な展開があり、結末も心地よく、エピローグは、へえそう来るのか、という感じで楽しめる映画でした。
実はテレビで東京大空襲の番組を見たすぐあとだったので、東京がすでにかなり荒れているのが目に入りました。でも最近、あの戦争はTV番組やその他メディアで取り上げられることが少ないので、若い人たちは、どんな様子だったのかイメージできるのかなあ、などと思いながら見ていました。あの、掌砲長の話なども…でも、監督としてもそこが語りたいところではなさそうなので、さらっとしているくらいでよかったのかも知れません。艦長と副長、良かったです。艦長、かっこいい台詞がいっぱいです、それを言って納得させてしまう演技がさすがです。軍医のカメラも良かったなあ。映画館のショップのグッズには、赤い毛糸のあやとりの紐もあるといいのにと思いました。
少年兵が罰にトイレ掃除をさせられるのですが、潜水艦でもヘッドというのかなあなどと考えてみたり。そうそう、停船させてお掃除をするという場面があるのですが、一瞬「停戦」?それは無理だろうと思ってしまった私はばかです。でも、潜水艦でも戦艦でもやっぱ「停船」ですか?それとも、聞き違いかしら?むむむ、これはもう一度見に行かねばいけないかも(笑)ローレライの彼女の愛唱歌は、なぜかモーツァルトの子守唄でした。「ローレライ」じゃないの。ドイツ語で歌われるのだけど、あのメロディーが流れるたびに「ねむれ良い子よ〜〜庭や牧場に〜〜〜」と歌う枝雀さんの声が思い出されて、ちょっとよわりました。今年七回忌なんですよね。
英語落語の「ロボットしずかちゃん」の中で日本語で歌っていたのでした。時のたつのは早いものです。'05年3月2日(水) 至福のとき
こんな世の中だけれども、この時代に生まれてよかったと思う瞬間が時々あります。それがまさに今夜でした。樫本大進くんのリサイタル。昨年はお休み期間だったので、一年以上ぶりです。やはり大進くんのバイオリン、大好きです。あの音色は言葉にするのはむずかしいのですが、なんといったらいいでしょう、バイオリンにありがちなキンキンと尖ったところがまるでないのに切れ味がよいというか、懐の深さを感じる豊かな響きが、たまらなくよいのです。それが音楽になってつむがれるのですからたまりません。シューベルト、ベートーベン、バルトーク、R・シュトラウス、どれもよかったけれど、今回特に弾きたかったというシュトラウスは最高でした。心臓がどきどきするくらいの高揚感がありました。アンコールのフォーレも素晴らしかった。会場もシーンと静まり返って聞き入っていましたね。幸せな幸せなひと時でした。
'05年2月21日(月) パリのジンガロ
不具合で入院中だったDVD機が帰ってきました。やっとお友達に録ってもらった「ジンガロ」の番組が見られました(Ysさんありがとう)。
NHKのは、移動公演でしたが、今回のテレビ朝日はパリの本拠地の取材でした。劇場は木造で素敵なつくりでした。併設のレストランの内部も素敵。行ったら(自分に)お土産をたくさん買ってしまいそう。さらに(民放らしく?)エルメス本店なども取材していました。お客さんは入れない、古い馬具などのある部屋が映っていました。そうなの、あそこに行ったとき階段の上に垣間見えた、あれが見たかったのよねえ。テレビはいいなあ。
それにしても、街中の風景でジャンヌ・ダルクの騎馬像はともかく、馬肉屋さんの馬首像を映すのはどうなのと思いましたが、まあ編集さんは知らなかったのでしょうね(笑)
競馬好きの人にも有名な、シャンティイにも行っていましたね。お城の美術館にある、ジェリコーの絵はガイド付きツアーじゃないと見られない部屋にあるのよねたしか。バルタバスの映画「ジェリコー、マゼッパ伝説」をテレビでやってくれないかなあ。ポロの動く映像が見られたのも嬉しかったです。フランス語でクリームをシャンティイって言うのは、本当にシャンティイに由来しているんだったのね。クリームたっぷりのお菓子を食べていましたが、フランスのクリームはミルクというか牛の食べる草から違うので、本当にいくらでも食べられる美味しさでした。また行きたいなあ。総じて、ジンガロ以外の部分が面白い番組でした。レポーターは、事前に馬にさわったり乗ったりしてから、今回の演目「ルンタ」を見たのですよね。それなら、日ごろ馬にあまり縁がない人でも、入りやすいでしょうね。日本の場合、どうなのかな。どのくらい舞台と客席が近いのだろう。バルタバスは、客席は馬と目が合う距離までだと言っていましたが。ともあれ、もうすぐです。楽しみ☆
テレビといえば、NHKの「新シルクロード」と再放送の「シルクロード」、3月は天山北路です。モンゴルの馬がたくさん映ると思うので、興味のある方は要チェック。
'05年2月20日(日) 美味しい幸せ
とっても美味しいピザを食べました。横浜でこんなに美味しいイタリアンが食べられるとわ。水牛のモッツァレラを使ったマルゲリータが絶品でした。もちろん他のお料理もとっても美味しかったです。あ、ワインも美味しかった。いつものBBSのお友達5人で行きました。夜7時から11時まで、またいろいろなお話に花が咲き楽しいお食事会でした。
集まった目的は、私がお願いしたジンガロのビデオの受け取りだったのですが。実はDVD機が入院中で、まだ見られないのでした。ぐっすん。
テレビはみられるので日曜の「義経」は見ました。だいたい大河は初めの数回までは見るのだが、今回は何時まで続くやら。平家物語がらみだからがんばろう。
今週は、たぬきたちにかこまれたおばか二人、というのが際立った演出でしたね。面白かったです。入道も法皇も頼朝も、お徳とか吉次もみんな曲者なのに、義経と弁慶だけとっても純なのね。それにしても、これから出てくる木曾義仲と義経は見た目が逆だなあ。義仲は貴族がほめるほどの美男子でないと。'05年2月18日(金) バレエとオペラ
この頃すっかりライブにはご無沙汰です。だからといって、ビデオにとってもいつでも見られると思うと見ないのよね。「シャープ」は何度も見ているくせに(笑)
3月の教育テレビ「芸術劇場」では、バレエ「ラ・シルフィード」とオペラ「カルメン」をやります。カルメンは、もちろんチョン・ミョンフンさんですよ!!!是非是非ごらんあれ。フランスの野外劇場で行われた、オランジュ音楽祭の録画です。わ〜い☆'05年2月15日(月) 仁左衛門は仁左衛門
とっても久しぶりに歌舞伎を見に行きました。いつものBBSのお友達3人と。(チケット取ってくださったSさんありがとう!)
「ぢいさんばあさん」は仁左衛門と菊五郎。今の仁左衛門が襲名したときは、大好きだった先代の記憶があって、やっぱり孝夫ちゃんだよねえと思っていたのだけど。久しぶりにみたら、先代の面影があってとてもよかったです。桜の木にむかって両手をあげて振るあたりの、腕の動き、手の表情が、お父さんそっくりではないですか。もちろん、似ているからいいというわけではないのだけど、嬉しかったです。上方風の優男ぶりもよかったです。
「野崎村」は雀右衛門のお染が、絶品。双眼鏡でお顔を見なければ、どこの若いお嬢さんかと本当に思うような綺麗さでありました。芝翫のお光もかわいくてよかったです。
「二人椀久」は、ライティングがあまり好きではありませんでした。暗い中に四方からライトが当たって、まるでナイター試合のサッカー選手みたいで…。ロビーにあったチラシに、桂枝雀の「七回忌追善落語会」のがありました。もう七回忌なのね。大好きだった枝雀さん、もう映像でしか見られないのね。今でも時々テープやCDを聞きますが、何度聞いても何度でも笑える、本当に楽しい落語です。
今日は「乗馬への道 vol.21」も届きました。今回も記事を書かせていただきました。ジンガロを含め、お馬でいっぱいの楽しいムックです。bk1にリンクしてみました。
乗馬への道 Vol.21 特集・海外の乗馬から学ぶ/ジンガロ座が来る!! '05年2月14日(月) 馬と犬の違い?
また、あいだ3週間あけての乗馬になってしまいました。はじめましてのTくん。小柄な栗毛でとてもかわいいお顔です。お天気は良かったけど、この前外の馬場で跳ねたというので、室内馬場で乗りました。とてもおとなしかったです。小柄なので足が下にはみ出てしまう感じ、首も短くて、乗った感じはポニーみたいでした。実際はそれほど小さくもないんだけれど。速歩の反動も乗りやすくて楽でした。
この子は、なぜかボロをするときに立ち止まる癖があるようです。準備運動の常歩をしていたら、突然立ち止まるから何かとおもったら、ボロをしているのでした。犬じゃないんだから、お馬なのに、歩きながら出来ないのか(笑)お馬は歩きながら出来るのも、乗用や馬車など使役に使われる利点なのですけどね。ゾウも出来るそうですよ。あ、でもそりを引くワンコたちはどうするんだろう。お仕事前にするように習慣付けているのでしょうか。盲導犬もそうだよね。
シモネタで失礼しました。'05年2月13日(日) 映画「アレキサンダー」と英雄たち
「アレキサンダー」を見てきました。前評判通りの大味な超大作。彼が子供の頃から死ぬまでで、さらに人間ドラマを描こうとしたら、約3時間あっても大変だわね。大王と部下たちの人間関係が、誰が誰やらわからないうちに終わってしまいました。これでは、アメリカでは受けないでしょうね。大統領選があってもなくても(笑)話題になっていた、同性愛描写も、反対派には確かに不快だろうし、とはいえ表現はソフトだったです。彼の行動はやはり外国への侵略だし。イラクやら、アフガニスタンやら、場所が場所だけに、伝説の英雄の物語だけではすまないですよね。
神聖ローマ帝国もそうだし、ナポレオンもそうだし、進攻された先の国から見れば、虐殺者、略奪者でしかないのでありました。それは良くわかる映画だったかもしれません。ついでに言うと、私には主人公が「コリン・ファレル」にしか見えなくて閉口しました。予想はしていたのだけど…… そういえばウォーリー(@「マスター・アンド・コマンダー」)もいました。また途中で鬼籍に入ってしまいましたが。
今回は、あまり内容は期待せずに行きました。もちろん、めあては、ブケファロス。フリーシアンでしょうか、ウェーブした長い鬣、足元にも長い毛があって、綺麗な黒馬でした。裸馬に乗って走る、少年時代のアレキサンダーの姿も良かったです。
有名な、少年アレキサンダーと愛馬ブケファロスの逸話もありました。誰にも乗りこなせなかった荒馬が、実は自分の影におびえていた事に気づいたのがアレキサンダーで、見事に彼に跨る事ができ、以降ずっと愛馬として遠征にも一緒だったというものです。でも「影におびえる」をキーワード的に使うにしても、ちょっと台詞に頼りすぎた感じでした。さいごに映ったブケファロスの映像は(アレキサンダーの状態に埋もれてはいましたが)ちょっと感動的でした。そうそう、私の大好きな映画「レディ・ホーク」の騎士の黒馬は、やっぱりフリーシアンだったそうです。
先日書店で見つけて買った本の、フリーシアンの解説に書いてありました。この本、お馬好きのかたには、是非おすすめです。アマゾンjp.へリンク(別窓)→図説馬と人の歴史全書
'05年2月9日(水) さぼりっぱなしですみません
眼精疲労やら、精神的な疲れやらで、へろへろしています。といいつつ、映画は「ネバーランド」と「北の零年」は見に行きました。船の科学館に行ったり、アシスタントに行ったりもしていました。コンタクトが合わないのに、車の運転をしたりして、余計目が疲れています。
今日は、ご多分に漏れず、サッカーの試合を見ました。1点目はお手本のようなシュートでよかったです。ロスタイムの決勝点は劇的でした。その間は、これからに期待という部分もありましたが。中村は、やっぱり上手なんですね。というくらい、サッカーには疎い今日この頃。いつもは、スペインリーグぐらいしか見ないのでした。
去年の11月に買ったばかりのDVDレコーダが、具合が悪く、修理のひとも埒があかず、とても不愉快な日々です。録画お願いしているみなさま、ありがとうございます。昨日、やっと「Ride on!」の更新をしました。「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」延長版DVDの特典映像を含めた、映画の馬のページ「PJ映画に出てくる役者馬たち」の追記です。お馬好きのかた、映画の裏話がお好きなかた、よかったらごらんくださいませ。
あの映画は「世界一お金をかけたホームビデオ」とも呼ばれています。監督のピーター・ジャクソン本人がエキストラで出ているのを始め、脚本、役者などの子供たちが、いろいろと出演しているのですね。昨日見つけたところ、アルウェンが馬上で見た幻の、アラゴルンの息子エルダリオン役のかわいい少年は、ピピンとメリーを食べようとしたオークや、アラゴルンが崖から落ちる前に戦っていた、そうあのペンダントを握っていたオークを演じた役者さん(ナズグルも演っている)の息子さんだそうです。あまり似てない気もするけど、かわいい子でしたよね。'05年1月18日(火) 馬に咬まれたり
この季節は、空気がすんでいるので、遠くの山がとてもクリアに見えます。夕焼けの富士山も美しい。
今年は今のところ週に一度は馬に乗れています。久しぶりにハンサムAMくん。彼もずいぶん歳をとったもので、今や最古参。馬装の時も意外とおとなしいので、つい油断していたのが運の尽き。跨ってから腹帯を締めている手首に、柔らかい首を曲げてきてがぶりとやられました。普通はね、咬むふりをしても、本当にはまってしまったら、はっとして力を緩めるものですが、彼の場合は、やった、とばかりにがしがしと力を入れてくるのでした(笑)こっちも久しぶりなので、一瞬対応が遅れて2回めのがしまでやらせてしまいました。その後、ぐーで殴り返してみたけど、彼は大して応えてない様子でした。もちろん、本当に力を入れたら骨が折れたんだろうけれども。大してあざにもなりませんでしたし。それにしても、咬み付く癖のある馬にまんまと咬まれるとは、不覚でした。くくく。それ以外は、たいていテレビばっかり見ている今日この頃です。ケーブルでみられる「チャンネルNECO」では、中国の時代劇「射ちょう英雄伝」をやっています。南宋の時代、金やモンゴルの武者達の物語で、ワイヤーアクションもたっぷりですが、お馬のアクションもあるのです。3,4話目はまさにモンゴルの勇者の一騎打ちのシーンで、写真では見たことのある、馬の横に張り付いたり地面に足をついてまた飛び乗ったりというアクションが見られました。もちろん、モンゴル馬です。ボルティング競技にはありますが、あれは調馬索がついているからね。疾走する馬でというのはやはり凄いです。まだ、18日と21日に放送があるようですから、見られる方は是非。
大河ドラマ「義経」。何時見ても、大河のお馬は顔が違う。和装が似合わないのは、現代の日本人に通じるものがありますな(笑)。一、二話では、常盤がとても綺麗で良かったです。義経の赤ちゃん時代、子供時代の子もとってもかわいいですね。
「義経」でも「射ちょう英雄伝」でも、ご主人を失った奥さんが短刀を真剣な面持ちで握り締めるシーンがありました。あわや自害かと思いきや、苦悩の末、他の男性の保護下に身をゆだねる決意をするシーンでした。それも自分だけでなく、死んだご主人との子供を守るため。そして、切り落としたのは、髪の一房というところまで同じでした。アジアの感覚なのかしら。西洋物でも何かあったかなあ。
アメリカ映画「すべての美しい馬」。やっとテレビでやったので見ることができました。見た方が「暗い」と言っていたのがわかりました。アメリカ人のカウボーイの青年が、馬でメキシコに行き恋をしたり、刑務所に入れられたり、人の心の闇の部分や、友人が殺されるのを目の当たりにしたりする成長物語なのですが、全体的に暗かったです。馬もそれほど出てこないし。確かに日本では単館上映、短期間だったのがわかる。この映画、パリでは街中にポスターだらけだったのだけど、フランスでは受けるのだろうか。
こちらは明るくおしゃれなフランス映画「ミシェル・ヴァイヨン」(お馬は出てきません)。ル・マン24時間耐久レースにでる青年たちの話。脚本はリュック・ベッソンだったのね。フランス語と英語とちゃんぽんで字幕の日本語とあわせて頭ぐるぐるします。映像もグルグルです。車が転倒したときのドライバーの目線で撮ってあったりするので。
主人公のレーサーのライバルチームの美人オーナーが汚い手で勝利を得ようとするお話。そんな犯罪を犯したら、優勝してもタイトル剥奪されるよ、というようなことをしてしまう、奇想天外な少年漫画のような楽しいお話でした。
この映画の金髪のヒロイン、主人公の相方の美人レーサー役(みんな美人なのさ)、ディアーヌ・クルージェって、ダイアン・クルーガーだったのね。「トロイ」でヘレンをやった女優さん。3月日本公開の「ナショナル・トレジャー」にも出てますね。'05年1月10日(月) この世の楽しみ
本当に楽しみばかりを追いかけて生きていて恐縮です。9日は、チョンさんのコンサートでした。マーラーの3番。長い長い曲ですが、とてもよい演奏でした。4楽章あたりで金管がちょっと疲れてきたかな、というきらいもありましたが。細かいことは抜きにして、また至福の時を過ごさせていただきました。チョンさん、東フィルさんありがとう!!
会場がオーチャードでマチネだったので、帰りに渋谷のプラザエクウスへ行きました。「競馬と馬文化の情報発信スペース」だそうですが、ほとんど競馬関連で映像なども見られます。行ったのは実ははじめて。入場無料なのもうれしいですね。受付で小馬の絵葉書と競馬カード(知っている馬がたくさんいました)をもらいました。目的はライブラリー。マルタンのことを調べようと思ったのですが、意外と競馬の調教の本が見つからず、とりあえずサラブレッドの歴史関係の本を少し閲覧してきました。お馬の本は、いくら見ても飽きないですねえ。また行こうと思います。
帰ってから、大河ドラマ「義経」を見ました。皆様ご覧になりましたか?そういえば「平家物語」を盛んに読んでいた頃、パロディ漫画を書こうと思っていたのでした。義朝の湯殿暗殺や今若から頼朝まで駆け抜ける話だった。大河をやっているうちに練り直してかけるかなあ、でもやっぱり描けなさそうだな今さら。ともあれ、今度宮尾本を読んでみようと思います。私は意外と現代版は読んでいないのでした。
出かける前には、日課になっているDVDとの格闘をしていました。いまだによく飲み込めないです。とりあえず、ビデオにあるのをHDDに落としています。今日は「戦艦バウンティ」バウンティ物ではDVDで商品化されていないので、喜んでテレビ放送を録画したのですが、設定を間違えて、吹き替え音声しか入っていないのでした。ああああ。でもまあ、映像があるだけいいか。
'05年1月4日(火) 暖かい1月
今日は馬に乗りました。初乗りはRくん。ぽかぽか陽気でおひさまが気持ちいいので、外の馬場で乗りました。埒ぞいにある、白梅の木には、もう梅の花がちらほら咲いていました。気がつけば紅梅も。時々急激に冷え込む日はあるけれども、今年は本当に暖冬ですね。
NHK総合で1日2日に放送したイギリスのドラマ「シャクルトン」はご覧になりましたか。私は、以前見たのに、また見てしまいました。やっぱり面白かったです。
そして、ふと気づいたのが、second officerの彼って、ブッシュ君?(ホーンブロワーの)でも、ちょっと違うような…と思ったら、おなじマッガン(マクガン)でも、ポールではなくてマークなのでした。彼らほかにジョーとスティーブン、4人兄弟で役者をやっているようですね。ところで、彼の名前、本人の発音だと「マガ〜ン」と聞こえます。カタカナ表記は難しい。'05年1月3日(月) 今年も馬うま
上野の森美術館「兵馬俑展」の最終日にやっと行くことが出来ました。混んでましたが、ヘッドホンガイドを借りてゆっくり見てきました。人がそれぞれ顔が違うように、馬も少しずつ表情や背の高さが違っていて面白かったです。馬車の二分の一サイズのも綺麗でした。ちょうど、馬の歴史の本を読んだあとだったので、実物で見られてよったです。馬は意外と少なかったけど、それ以外の物もおもしろかったです。武器とか装飾品とか。発掘された状態のように、足元に壊れて土に埋まった形を再現した展示もありました。
無知ゆえに驚いたのが、この時代から「フォームスクエア!」があったのね、ということです。「シャープ」や映画「サハラに舞う羽根」「ワーテルロー」などにあったように、騎兵の攻撃に対抗する、最強の歩兵の陣形が方陣、四角く固まって銃を構えるものです。それが、なんと兵馬俑溝の中にも、方陣を組んだ跪射俑(きしゃよう)という、立膝で弩(ど=いしゆみ)を構える姿のものがあるんだそうですよ。ちょっと感動してしまいました。ただ、後で図録をみたら、方陣といっても、もっと大規模なもので、19世紀のそれとは違うものでしたが(笑)そのあと、ブックオフや電気店に寄って(バーゲンなのに服などを買わないのは問題だわ)疲れて帰ってから、チョンさんのニューイヤーコンサートを生放送でやっていたので見ました。録画しているので気が緩んでか、半分寝てしまいましたが…。
今年は、今までとりためてある音楽や馬番組や映画のビデオを、DVDにする作業に明け暮れそうです。'05年1月1日(土) 今年もよろしくお願いいたします
あけましておめでとうございます。いつもご来訪いただきましてありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
大晦日は例年通りパソコンに向かいながら「紅白」を見たあと、東京12チャンネルに変えて、大野和士のジルベスター・コンサートを見ました。カウントダウン「ボレロ」は、1月1日午前0時ぴったりに、演奏が終わりました。凄い!ですね〜。ストップウオッチを譜面台に置いての演奏だったようです。このコンサート、10周年記念とか。そのあと、中村紘子と大野さんのピアノ連弾もありました。いやあ、いいですね、こういうの。オケは東フィルさん(がんばれ!)。女性は明るいな色のドレスや、着物を着ている人もいます。妙な被り物をしている人もいましたよ。
先日のチョンさんのクリスマスコンサートもそうだったけど、遊び心のあるコンサートもいいなあと思う今日この頃です。3日には、NHK教育テレビでチョンさんのニューイヤーコンサートがあります。これもテレビ鑑賞の予定。楽しみです。
ところで、いつも郵便で年賀状をお送りしている皆様、今年は準備が間に合わなかったので、寒中見舞いになるとおもいます。申し訳ありませんがしばらくお待ちくださいませ。
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