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馬と旅行   アメリカ編

  UPDATE AUG.17.2000.


アメリカで、行ったことがあるのは、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ハワイ、そして、グアム島なんですが、さすがにグアムでは(社内旅行だった為もあって)は探せなかったです(;_;)


ハワイ2000年

ホノルルの観光馬車

今回の旅行は妹の結婚式という理由があって行ったので、あまり遊ぶ時間はありませんでした。馬を探すのもはじめから諦めていたのだけど、なんとホノルルの泊まっているホテルの近くを、観光馬車が走っているのでした☆ 営業時間は夜6:30〜11:30。昼間は暑いし、車も多いですからね。結婚式などの為に特別に出してくれる事もあるようです。

お客さんを待って、止まっているお馬さんには、さわっても大丈夫です。芦毛とパロミノ(尾花栗毛)のとっても大人しい子達でした。もちろん、人も車もたくさんいるところですから、カリカリした馬では、危なくて大変ですがね。今回の旅は三泊五日だったのですが、私は毎晩お馬さんに会いに行っていました(笑)
馬車用のお馬ですから、どっしりと大きくて、足も太くて下の方にはふさふさの毛が生えています。蹄の大きさといったら、いつも乗っているサラブレッドがおもちゃのように感じるほどです。

走るのはもちろん車道、バスや車の間に挟まって走ります。交差点の信号などは早歩でパッカパッカパッカ、車の少ない裏通りは、常歩でゆっくり歩きます。夜なので、涼しいし車よりは視線が高くて気持ちがいいです。ホノルルの商店は夜11時頃まで開いていて、人通りも多いです。もちろん、馬車は注目の的。私達は白いお馬の馬車に乗ったので、さらに目立ったようです。写真を撮っている人もいました。裏通りでは観光客ではないだろう小さい女の子が、走ってついてきました。やっぱりお馬さんは、気になるよねえ。
御者はハワイの女の人でした。発進して加速がつくまで「はいっはいっ」と声をかけて励ましていました。バスの運転手さん達とは顔見知りのようで、すれ違いがてら言葉を交わしたりしていました。バスや車も馬車の近くはゆっくり通り過ぎます。
お馬さん自身は何を思っているのかわかりませんが、わりと気楽に働いているように見えました。もちろん信号はわかりませんから、御者のお姉さんの指示どおりに、止まって動くのですが、一度交差点で右折の車が先に青になって走り出したのに、つられて出そうになって御者さんに注意されていました(笑)
降りてからさわっても、汗もかいていませんでした。あんなに重い車を軽々引いてしまうなんて、本当にお馬さんは力がつよいんですねえ。


ロサンゼルス1998年

中世馬上槍試合

アメリカの、のショウというと、たいていウエスタン物なんですが、ここメディバル・タイムズでは、ヨーロッパ中世の馬上槍試合のディナーショウをやっているのです☆ずっと前から、行きたかったので、すっごく楽しみにしていたのですが、予想以上に楽しかったです☆

衣装は華やか、騎士達はみんな、かっこいい!!馬場では優雅な達のカドリールのあと、騎士達が、いろいろな試合をします。小さいリングに槍の先を通して取るのとか、的に当てるのとか、etc.
バルコニーには王様とお后様がいて、各試合の勝者に花を投げる。騎士は6人で、客席はそれぞれの騎士の、応援席になっているのです。赤い騎士チームとか、ブラック&ホワイト騎士チームとかね。その応援の盛り上がること。自分達の騎士が勝つと大声援だし、相手の騎士にはブーイング。
アメリカ人は、ほんとに乗りがいいというか、楽しむのが上手ですね。

そして、試合はトーナメントへ。そうです、で疾走しながらあの、長ーい槍でつきあう一騎打ちですね。観客の応援も熱気を帯びてきます。そして、勝者が決まり、王様の、祝福の言葉をかけるところへ、なんと、邪悪な黒い騎士がやってきて、、、と、ドラマ仕立てになっていて、もう楽しい楽しい。あっという間の、2時間です。

ちなみに、ここの食べ物は、中世風に手づかみで食べます。おみやげ売場には、中世風の剣にまじって、日本の刀までありました(笑)
その横には、出演していないお馬さん達の小屋があって、鼻先にさわれるのだ。試合中は、かかってる子が多かったけど、バックステージではのんびり、おとなしくて人なつっこかったです☆また、行こう☆

余談ですが、映画「ケーブルガイ」で、主人公達が、見に行っているシーンがあるらしい。まだ見ていないので、良くわからないけど。

  ハワイ1997年  

観光牧場の外乗

久々にハワイに行ったら、随分変わっていて、楽しかったです。一週間ぐらいなら、一度も泳がなくても全然退屈しないね。ショッピングモールも沢山あるし☆

観光牧場のクアロア・ランチという所に行きました。ここは敷地も結構広くて、山の麓の海岸といったところ。映画ジュラシック・パークで、ダチョウみたいな恐竜の群が走ってるシーンの背景の撮影に使われたそうです。

ここでは、好きなスポーツをいくつか選んでする事ができます。スキューバ・ダイビング、ジェットスキー、ウインド・サーフィン、ガン・シューティング、乗馬、etc.
私は、もちろん乗馬を選んだんだけど、いやー、すごかった。馬は多分すごくお年寄りで、絶対暴れそうもない見るからに絶対安全馬、埃だらけで、どこから来たんだーって感じ。

そして、乗れと言われたのだが、なんと、踏み台が馬の右側にある!乗馬をしない人には何とも感じないんだろうけど、こ、これはっ、左から乗るのが身に付いているので、思わず、馬のお尻を向いて乗ってしまいそうでした(笑)。鐙に足をかけるのに、たっぷり3秒は考えてしまいました。

そこでなぜ、そのような乗せ方をするかというと、別に、ウエスタンでもハワイアン流でもなく、進む方向が、右だったので、手間を省いているだけ。さすが、観光牧場。

おまけに、手綱をピンと持ったら馬が怒る。ブラブラにしておけ、ということらしい。はいはい。

そんなこんなで、15頭か、もっといたかな?ぞろぞろと、広い敷地内をのんびり歩いてきました。天気はいいし、眺めもいいしで、気持ちよかったです。
山の中に入っていくと、お馬さんは、美味しそうな葉っぱを見つけて、文字どおり道草。おまけに、インストラクターの人が、鞍がずれたかなんだかでトラブったりして、、、あーあ(笑)。

普通、外乗(がいじょう)って、かなり緊張するんだけど、思いっきり、ぽよよ〜んと乗ってしまった、ハワイの観光乗馬でした。

サンフランシスコ1996年

おみやげは文房具屋さんで

犬や猫に比べれば少ないけど、の絵や写真の、グリーティングカードやノートなどが、結構あるんです。私は、のイラストのカードと、週めくりでそれぞれのページにの写真がある、スケジュールノートを買いました。それと、カレンダーも。日本にも、輸入されているけど、種類も多いし、ずっと安いからね。

アメリカの乗馬クラブ

土地のたくさんあるアメリカのこと(何しろカリフォルニア州は、日本がすっぽり入ってしまう大きさだそうです。)乗馬クラブも、大変広いです。そして、乗馬人口も多いので、需要も多い、数も多いので、も乗馬用のなわけですね(日本みたいに、競馬のお下がりではない)。そのせいか穏やかで、おとなしい子が多いです。おとなしいのを選んで、乗馬用にしているということもあるのでしょうけど。

お友達の通っているクラブに行って、のせて貰いました。とっても背が高いでしたが、おとなしくて、反応が良くて、緊張している私を乗せても、穏やかに動いてくれる、気のいい子でした。何しろ、インストラクターの英語を聞くのも一苦労なわけで、、、もっと勉強しなくては。


  ロサンゼルス1994年  

アミューズメントパークの馬

ユニバーサルスタジオや、ナッツベリーファームはロスに行ったらぜひ行ってください(ディズニーランドは、日本と同じだもの)。乗り物も面白いけど、見る物もバラエティ豊かでいいですよ。役者さん達は演技も、お客さんののせ方もうまくて、お客さん達ののりもいいから、すごく盛り上がって楽しいです。

そこでやっている、ウエスタン・スタントショウは、本物の馬が出てきます。賢い役者馬ですから、銃の音や爆発音にも、びくともせずに演技しています。かわいいです。

グランドキャニオンのミュールトレイン

グランドキャニオンも、ロスやラスベガスへ行ったら、ぜひぜひ行って欲しいところです。「人生観が変わる」とまでは、言わないが、「うわーーーー(と言ったきり暫し言葉が出ない)」というぐらいには感動します。実際、自然の驚異、そのダイナミックさは、島国日本とは、絶対的に違う物があります。出来ればついでに、ブライスキャニオンやザイオンキャニオンもめぐるバスツアーなんかお勧めです。鹿などの野生動物もいるし、、、。

グランドキャニオンで、もし時間があったら、ミュールで谷を歩いてみるのも面白そうです。私は、時間が無くて出来なかったのだけど、遙か彼方に、一列に連なって歩いている姿が見えました。

ミュールというのは、馬とロバの子供つまりラバですね。より小柄で安定感があり、とても忍耐強いそうです。少し長めの耳がかわいい。これに乗って、つながって歩くのを、トレインというそうです。

面白そうなので、ビデオを買ってしまいました。結構、険しい崖や急斜面もあったりして、怖そうです。きっと乗り手は、御することより、ベテランのミュール君に任せて、じゃまをしないように乗っている方が、正解のようです。今度行けたら、絶対乗るぞ!!

  ハワイ1989年  

海岸のおさんぽ

初めてハワイへ行ったのは(社内旅行でした。まだビザが必要だった!!)、乗馬を始める前でした。でもは子供の頃から好きでしたから、がいると、つい身を乗り出してしまいます。

ハワイのサンセットビーチあたりで、移動中のバスの中から、砂浜を馬に乗って散歩している女の子達を見つけて、一人で、うらやましがっていました。やっぱり、には乗らなければ!!と思った次第。



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