アジア・その他編
OPEN OCT.22.1998
台北1998年・台湾 故宮博物館 台湾にも、社員旅行で行ったので、あまり探せなかったけど、故宮博物館には、さすがに、馬の絵や、美術品がいろいろありました。
中国の故宮博物館よりも、沢山の名品があると言うことなんだけど、建物の迫力からして、中国の方が、感動的でした。学術的価値は、こちらの方があるらしいけどね。図録も、全部は載せられないので、テーマ別に分かれています。私は喜んで、馬の絵だけが載っているのを買ってきました☆
古くは、西暦700年代から1900年代前半ぐらいまで、いろいろな場面がかかれています。中国の馬は、基本的に今のモンゴルの馬ぐらいで、あまり大きくない様です。馬の背中が、大人の男の人の肩ぐらいかな。戦争などで、実用的に乗るのに適した大きさですね。(日本の、平家物語の頃の馬達も、ちょうどそのぐらいでしたね。)
以外に思ったのは、名馬のことを、よく「千里の馬」っていうでしょ。中国の名馬の条件って、やせ形だったと記憶していたんだけど、絵の中では、コロンとした馬がほとんどでした。
毛色もいろいろで、鹿毛、栗毛、芦毛、アパルーサーの様なブチもいました。中国の馬、というと、「三国志」の関羽の愛馬「赤兎(せきと)」を思い出しませんか?日本の「平家物語絵巻」の様に、「三国志絵巻」みたいな物は無いのかな?今度調べてみよう☆と思いました。
バリ島1990年・インドネシア のんびり観光馬車 南の島は、グアムもバリにもあまり馬はいません。それでも、バリには観光馬車があったので乗ってみました。小柄な馬で、多分だいぶお年寄り。御者のおじさんが、時々鞭でペシペシたたく。そんなに、たたかいでも、、と思うのですが、馬の方もあまり動じないで、黙々と歩いていました。馬の背中やらお尻やらばかり見ていた私は、どこをどう走ったか、何が見えたのかは、覚えていません(笑)
北京1987年・中国 中国へ行ったのは、もう十年以上前になります。初めての海外旅行だったこともあって、感動と驚きの連続!!テレビなどで見ると、だいぶ様子が変わっていますが、当時の印象など、、、。
お母さんと一緒 万里の長城へ行くバスの窓から見たのですが、農家のお百姓さんでしょうか、馬に荷車をひかせています。そして、その横には、つないでいるのかいないのか、仔馬もぽこぽこ歩いているのです。のどかな風景でした。
以前本で読んだんですが、農家では、仔馬が生まれると、仕事をする母馬と一緒につれて歩くそうです。そうすると、「お母さんのやっていることだから、僕にも出来るよ☆」という具合に、大きくなってからも、いやがらずに、仕事をするようになるんだそうです。これは、日本でも馬が実用に使われていた頃には、行われていたそうです。
生活の中から、馬の調教が、自然に無理なくされているのですね。本物を見て、感動してしまいました。
☆☆なんて事を書いていたら、’99年の開田高原旅行で、お母さんと一緒にお仕事についていく、木曽馬の仔馬ちゃんに会いました。
ベンツと荷馬車!? 中国の首都北京は、広々とした都市です。天安門広場の広さは、行ってみなければ解りません。
整備された道路は、自動車道路3車線、広い自転車道1車線、その外に歩道という広さ。立ち並ぶ高層ビル。そして、その麓に走る、ベンツと荷馬車、、、?!
さすがに、街の中心部には、乗り入れ禁止になっているんだけど、自動車やバスに混じって、馬やロバの荷車が、ぽこぽこ走っているのです!!カルチャーショックとはこのこと。昔のことだから、今はどうなのかな?ちょっと気になります。
檻の中の彫像 北京の観光名所の一つに「明の十三稜」というのがあります。お墓が13個集まっているところなわけですが、そこは広大な土地を持つ中国。高台から見えるのは、わずかに三つくらい。お墓に行く参道は、それはそれは長くて、石の彫像がたくさん並んでいます、らくだや兵士や馬もいます。そして、なぜか檻の中に入っている。もしかして、誰もいなくなった夜中に動き出すとか、、、?
馬の置物 中国にはさすがに、馬の土産物がたくさんあります。唐三彩や掛け軸等々。私は、多分うさぎだろう毛皮を使った、四白(足の下の方の毛が四本とも白い)、流星(額に流れ星のような白い毛の部分がある)、たてがみと尾も白くて、スタイルが良くて、つぶらな瞳がかわいい☆黒馬の置物と、繊細な翡翠(もちろん高級品ではない)の置物を買いました。