木曽馬トレッキングセンターで、外乗をしてきました。
《小さい写真をクリックすると、大きい写真が見られます》
ひずめは、やはり小さいです、堅いので蹄鉄は、つけなくても大丈夫なんだって。
この、小さいひずめと、短い足が、山道に適していて、昔は大変活躍したわけです。
そう言えば、中国旅行に行ったとき、田舎でお百姓さんの馬車を引いているお母さん馬の横に、仔馬が一緒にいました。
お母さんが、お仕事で、人を乗せて外に行くときは、一緒に連れていって貰います。
広い道路も自動車も、お母さんが一緒だから仔馬は怖がりません。もちろん、引き綱など無しで、ちゃんとついて来るそうです。こうして、お母さん達のする事を見て、自然に馬同士や、人間とのつきあい方、仕事も覚えていくんですね。
お母さんがつながれて立っている、横へ行ったら、隣のお姉さん馬に「じゃまよっ」と蹴られてしまいました。「いたた…」もちろん怪我をするほど、強く蹴りはしません。こうやって、馬社会のマナーを身につけて大人になるのね☆
左から二番目の、少し背の高いのが、センです。去勢すると少し背が伸びるそうです。メス達は、お腹か大きくて、まだ中に赤ちゃんでもいるのでは?と思うほどです(笑)
お父さん馬は、馬場の一番上座(?)で威張っていました(笑)。オスはメスに比べて、前髪が大変長いです。在来和種の種馬は、前髪が長いほど良いとされているそうです。
いつも乗っている馬は、毎日見ている自動車にも驚いてばたついたり、鳥が飛び立ったといっては、驚いて見たり。まあ、私の未熟さのせいで、馬が集中していないというのもあるのですが。
木曽馬は、その点、おおらかで、とってもマイペース。外の道路を歩いていると、もちろん時々車も通る。でも全然、動じません。せいぜい耳をそっちに向けるぐらい。乗っていると馬の緊張は伝わって来るものですが、完全に冷静でしたね。むしろこっちが、慣れないものに気を使っているのを「どーしたのー?」位に、のんびり歩いていました。これが、いつものサラだったら、耳を後ろに倒して、ビビビビビッっと体中に緊張を走らせるところなんですが(笑)
帰りは、反対に下りなんで、調子よく進みました。反動も軽快で乗りやすかったです。
こんな馬なら、長距離移動つまり、旅に使っても、安心だし楽なんだろうなーと思いました。
このページの背景は「Queen's FREE World」さん から頂きました。