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馬と旅行 イギリス編その3
2000年11月<チェルトナム>

OPEN NOV.19.2000


ここでは、チェルトナム競馬場で見た、レース以外の色々な物をご紹介します。

強者どもの殿堂/ハンターと猟犬達の大行進/
イギリス1〈ロンドン〉/イギリス2〈チェルトナム競馬場:レース〉

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強者どもの殿堂
Hall of Fame

チェルトナム競馬場には「障害競馬の殿堂 Hall of Fame」があって、競馬場の入場者は無料で見学できます。歴代の馬や騎手の写真や記念の品などが展示してあります。もちろんD・フランシスの写真もあります。展示物はそんなに多くは無いのですが、面白かったです。世界の障害競馬をやっている国々のレーシング・プログラムも飾ってあって、もちろん日本のもありました。D・フランシスの作品の本もたくさん展示してあります。
建物の外には、騎手の手形をとった石膏が並んでいました。騎手の名前を知らないから、「ああ〜これが、あの○○のね」という楽しみ方は出来なかったのがちょっと残念。


ハンターと猟犬達の大行進
Parade of Cotswold Hounds supported by othr famous Packs

開催初日の11月8日には色々なイベントがありました。第2レースの後、スタンドから見下ろすと、コースの近くで凄い人だかり、中にぽつぽつと赤い点。良く見ると紅いジャケットを着て、馬に乗ったハンター達と、猟犬たちが観客に囲まれているのでした。思わず近くで見たいと、階段を駆け下りると、地面には猟犬たちがうろうろしています。狐狩りの写真などで良く見る姿を、間近で見てしまいました。馬も、凄い数の人に囲まれても平然としています。さすが、馬が身近にある文化だなあと思いましたね。
その後、コースのゴールの方に集まって、コースの走行方向とは逆にどどどどど〜っと駆け抜けて行きました。その姿は、壮観でありました。(狐狩り自体の是非うんぬんというのは、また別の機会にするとしましょうね) この、狩猟と障害レースは、もともと切っても切れない縁なのです。何しろ、障害競馬は、狩りの途中にある塀や坂や谷を、飛び越えたり駆け下りたりするのが、元になっているのですから。この日はちょうど「クロス・カントリー・ステイプル・チェイス」という、とても長くて、たくさんの障害のあるレースも行われました。馬術でも、総合の2日目には「クロス・カントリー・ステイプル・チェイス」がありますね。
今でも、ハンターの馬から障害競馬に来る馬もあれば、引退して、狩猟用の馬になる子もいるそうです。フランシスの小説にも、そういう記述は何度も出てきますよね。


イギリス1〈ロンドン〉/イギリス2〈チェルトナム競馬場:レース〉

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このページの背景等は「Ouma club」さんから頂きました。