モンゴルいろいろ
OPEN MAY.05.2002
モンゴルの馬たち「モウコノウマ」というのを聞いたことがあるとおもいます。地球上に現在生きている(発見されている中では)唯一の!!野生馬です。「蒙古野馬」と書きまして、「蒙古の馬」ではないんです『野馬』つまり、野生馬です。これは他のモンゴルの家畜のうま「蒙古馬」とは、違う種類の馬です。馬は、奇蹄目という動物の中の一つで(仲間にはサイなどがある)その枝分かれに、シマウマやロバがいて、家畜馬と、モウコノウマは違う枝に分かれているのです。遺伝子の数も違うんだって。他の世界中に分布している家畜馬は皆同じ数なのに!!。
この「蒙古野馬」はモンゴルでは「タヒ」(精霊という意味)と呼ばれているそうです。人に慣れることの無い馬だそうです。(ちなみにシマウマも人が乗るための調教は出来ない)ちょうど、モンゴル旅行に行っているとき、NHKの番組でモンゴルをやっていて、動いている映像を初めて見ました。たてがみが短く立っていて、ずんぐりした体格です。鰻線があるのも、原種馬の特徴ですね。私達が乗せて貰った馬たちは「モンゴリアン・ポニー」と言われる、家畜馬です。
モンゴルのサラブレッド
モンゴルの競馬というと、ナーダムを思い浮かべるけど、なんとサラブレッドの西洋式の競馬も始まるようです。それってどうなんだろうね、と外国人の私は思ってしまうけど、とにかく経済的に凄い成長の過程にある国ですから、色々なことが変わっていくのでしょう。
街にすんでいる人は馬に乗れない人も、沢山いるそうだし。でも、街中にゲルがたっている間は安心かな。写真は、車の中からとった、競馬の看板です。
街中の馬
ウランバートルの市内でも、車道に馬の姿が見られます。馬の引く荷車であったり、人が乗っていたり。普通の移動手段として、馬が使われているのですね。
写真は車道を走る馬車(荷車)です。後ろには犬も二匹ついてきていました。アスファルトの道を歩くのは、肉球が熱そうだなあ。
モンゴルの英雄これも車窓から撮った写真です。市内にある市場に通じる高架の上の彫像。たぶん、チンギス・ハーンだと思われます。
モンゴルのお札にも、チンギス・ハーンの肖像があるし、馬の姿や、ゲルがデザインされています。
このページの背景はSOKEさんのオリジナルを借用しています。