藤木ゆりこのホームページ 花遊戯へ/指輪物語TOPへ


藤木「指輪」日記

このページは、過去の日記です。現在の日記はこちらの「指輪ときどき日記」をご覧ください。

2002年3月以降の「藤木ときどき日記」から、指輪物語と映画「ロード・オブ・ザ・リング」の部分を抜粋したものです。下に行くほど古い物になります。


★1回目に映画を見たときの感想はこちらです。その後さらに、ぽろぽろと書いています。

'02年11月17日(日)ぶっとびですだ!!

PJとその脚本家たちは、悩んでいるというよりは遊んでいるとしか思えねえだよ。好きなだけ楽しんでるだね。(笑)

日本では12月に発売になるDVDが、アメリカではもう発売になっています。友達はありがたいもので、私も見ることができました。劇場公開版より合計30分ほど、追加映像が入っています。予告にもあった、フロドとサムが灰色港に向かうエルフを見るシーンや、ブリー村を出て風見が丘に行く前の湿地帯でずぶずぶ歩くシーン、モリアの戦うシーンも増えている、ボロミアのシーンも増えている、そうそう、アルウェンとアラゴルンの関係のシーンも増えていた。アラゴルンの歌? あんなところで…そうねえ、増えて良かったところと、なくても良かったところが、半々かな。エルロンドの会議の増えたところは、アルウェンのラブシーンを短くしても、劇場版に入れたほうが、未読の人に親切だったのではないでしょうかね。
イントロからホビット庄に場面が変わるところは、がらりと変えてあります、そう、予告にあったあのカットから始まるのだった。いいですねえ。しかし、残されたフロドは大変、なんて思ったのは余計なお世話?
注目の、ガラドリエルの贈り物。これにはぶっ飛びました。いや、アルウェンがアスファロスに乗ってやってきて、アラゴルンに剣を突きつけた時から、何でもありにはなっているんだけど、そして、第3部のあのシーンはなくなっている噂は聞いていたけれど。そりゃ、ボンバディルは出なかったし、メリーのあのシーンはどうするんだろうって、風見が丘で思ったものですが、なるほどねえ、といえばそうなんだけど。あれ、ファラミアの見たものは?
こればっかりは、ネタバレしては良くないので(してる?すみません)、見てのお楽しみですが、楽しいかどうかは人によるかも。

本当のネタバレ感想も書いちゃいました。かなりえげつないネタバレなので、すでに見た方、または買わない方向けです。

11月9日(土)〜16日(土)ありがとうございました 

指輪物語&ロード・オブ・ザ・リングオンリー即売会Fellowshipも無事に終わりました。スペースに来てくださった皆様、ありがとうございました。HP見て来てくださった方もいらして、とっても嬉しかったです☆

当日は、夜中までコピー誌などを作っていたので、寝不足でへろへろしていて、まともにお話もできない状態でした。でも、楽しかったです。売れた本の分買った本が増えて、結局帰りも荷物は重かったです。
手伝ってくれた方、差し入れをくださった方、皆々様、ありがとうございました。その後のオフ会も楽しかったです。

会場はやはりだいぶ混雑はしていましたが、主催者さんの運営がよく、とても雰囲気よい楽しい会でありました。同じものが好きな人たちの集まりというのはいいですね。売り上げは、思っていたよりもよくて(3冊ぐらいしか売れないと思っていたもの、映画キャラじゃないし、こんな偏った本(笑))それも嬉しかったです。次の本もがんばって作ろう☆

実は木曜日から、パソコンの調子が悪くてネットにつなげず、やっと回復したところです。

11月1日(金)〜8日(金)へとへと

原稿を印刷屋に入れたら落ち着くかと思ったら、全然そんなことはないのでした。HP更新して、ペーパー作ったり、展示用の絵を描いたり、ミニ本は作れるのだろうか…。そんなわけで、あと一週間は、ばたばたです。
それでも、少しはテレビを見る時間が出来て「紅はこべ」をみたり、昨日は「ジャンヌダルク」を見ました。お話はあまり好きではないのですが、予告を見て映像的に馬が多そうだなって。そればっかりですが、次に指輪物語のハマの話を描くのに、資料になると思って。役者は気にしていなかったのですが、ピーター・オトゥールなど、知っている役者が結構出ていました。
馬アクションはすごかったです。転倒だけでなく、馬がジャンヌの上に倒れてしまうのでした。セオデンならこれで息絶えてしまうのですが、さすが守護天使付きのジャンヌは立ち直るのでした。というか、スタントさんが凄い。他にも馬は見ごたえがありましたよ。矢で撃たれて落馬した人が、鐙が抜けなくて引きずられてしまうシーンも痛そうだった。場面的に馬も恐慌状態なのだけど、役者馬も怖かっただろうな。

そんなこんなで、すでに次の馬本づくりを考えている私でした(笑)

5日は、大進君のコンチェルトを聴きに行きました。とっても良かったです。ただ、オケと指揮はあまり私の「好み」ではなかったです。客席にナカリャコフがいました。ちょっと遠かったけど、首が細くて、繊細な手をしていました。
終演後、待ち合わせをして、最後のゲストYさんの原稿を受け取りました。

6日に印刷屋に入稿に行き、その夜間違いに気がついて、表紙だけは7日に修正させてもらいました。良心的な印刷屋さんで良かったです。近いところはこれが出来ていいわね。
それにしても、本が出来てくるまではどきどきの、小心者の私でした。

10月23日(水)〜31日(木)世の中には2種類の人間がいる 

つまり締め切りに余裕を持って仕事を終わらせる人と、ぎりぎりにならないとはじめない人です。私は後者。今回の馬本(指輪物語本)のゲストさまも、かなりはっきり別れました。早く描いてくださった皆さますみません。結局即売会にぎりぎり間に合わせるのがやっとでした。はじめの目論見では、2冊出来るだろうと思っていたのに。ああ。ハマの話は何処へ行ったの…。

そんなわけで、まだ修羅場は続いているのでした。でも、とにかく、11月16日の即売会までには、何とか出来そうです。お楽しみに☆

24日は、チェロのチョウ・チンのコンサートでした。これで立て続けに3回聴きに行っているんだけど、今回もとっても良かったです。感想は、後で書けるかな…
アンコールは、スペインの作曲家でチェリストのカサドの曲でした。「…ギムリ…」と思ったのは、私だけね…。ドワーフ語でドワーフの事をカザドと言うのでした。モリアの事を「カザド・ドゥム」って言うでしょ…。

10月20日(日)〜22日(火)

20日は同人誌即売会J・ガーデンでした。久々に同人友達とおしゃべり出来て、とっても楽しかったです。それこそ、30年近くの同人誌の変遷を知っている私達って…。やっぱり、「漫画は『開明墨汁』が一番」という意見も一致しました(笑)

22日、「指輪物語&ロード・オブ・ザ・リング オンリー即売会 Fellowship」の参加承認書類が届きました。お友達も来てくれるという話、わくわく〜〜☆ でも、楽しむためには、ちゃんと本を作らないと。

というわけで、暫く日記はさぼります。多分。11月にお目にかかります。

10月14日(月)〜19日(土)描いてます…一応

でも、進んでいません、指輪物語の本。日記も書かずにせっせとオフライン作業をしている、つもり、なんだけど、進まない〜〜本当に本が出来るのだろうか。一応目標は今月末。本が出来ないと、即売会に参加できないので、がんばります。それにしても、なぜか手だけは痛くなるのだった。プロの漫画家さんて偉いなあ。

16日はゲストのSさんの原稿を受け取りがてら、横浜で会いました。お茶して、本屋と画材屋と数件ずつ巡って、お食事して、さすがに指輪物語の話がほとんどでした。結構、お気に入りのシーンが重なるのだった。しかし、ハマはあまり印象にないらしい。だから、そのシーンに出てくるのがハマだってば(笑) どうも、彼は名前を覚えてもらえないらしい。いいよ、どうせ16日の即売会には、ハマの本は間に合わないから。ああ「二つの塔」公開前に描きたかったのに。

10月3日(木)〜7日(月)ヴァンパイア・レスタト 

今年の夏が暑かったせいか、この秋はぐったりです。食欲どころか、胃が気持ち悪い。風邪のひきはじめみたいに、だるくて眠い。その上そろそろ指輪物語本まじめに取り組もうと思ったら、胃が痛くなってきたし。
それでも、土曜日には馬に乗りに行きました。ほんのり残った金木犀の香りが、気持ちよかったです。でも、蝿が多くなる季節なので、手入れは回し蹴りを避けながらで、気が抜けません(笑) 運動したら、元気になるかと思ったけど、やっぱりぐったり疲れただけだった…ふう

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の人気キャラクターアラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンは、撮影開始直前に急遽決まった役者で、はじめはスチュワート・タウンゼントという若い人だったそうです。彼だったら、映画人気がこんなに盛り上がったかどうかと、確かに思いますね。JP監督さすがです。だって、原作では普通の二倍くらい長寿の人間とはいえ90歳近い人の役を、20代の若者では。ヴィゴで40代、限界でしょう、それだけ考えても。その上カメレオンのように、役になりきるヴィゴは、あの映画の要の一つですよね。
さて、そのスチュワート・タウンゼントが、ヴァンパイア・レスタト役で「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」という映画にでるんだそうです。この12日から公開。あの「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編です。監督とかキャストとかみんな違いますが、原作が続編なんです。あの映画は、実は映画のビデオなど他にほとんど持っていない私が唯一買った作品です。トム・クルーズのレスタトのラストシーンが良かったから、という我ながらすごい理由で。それも、見に行ったのは、ブラピ・ファンの妹のつきあいだった。原作は、指輪物語読者である、高校の時からの友達Tさんに勧められて、映画の前に読んでいたので、とても面白かった。続編も読んでいたけど、途中で挫折していたのだった。「ヴァンパイア・レスタト」は良かったんだけど「呪われし者の女王」で挫折したの。
テレビで予告を見て、これがレスタト?と思っていたら、こんな話題までついていたのねえ。あの、美形達が映画ではこうなるのか、という予告編だったけど、やっぱり、見に行こうかな、期待しないで(笑)

10月2日(水) じゅうですだ!!

映画「ロード・オブ・ザ・リング」英語公式サイトでは、新しい「二つの塔」の予告編を見ることが出来ます。こんなに見せていいのかっ!?ってほど、いいところ満載。「じゅう」も出てきます。オークの狼だよね、あれは。エントだよね、あれは。あれ、セオデン「雪の鬣」に乗ってる?もしかしてあの鹿毛の馬はやっぱり「ロヘリン」?とかとか、とにかく、どきどきするくらい、気になるシーン満載です。

アルウェンがアラゴルンと話しながら歩くシーンでは、ローハンの鞍もよく見えます。普通の馬術や、まして競馬の鞍しか見慣れていない方には、珍しい形かも知れませんが、あれって、戦闘にはやっぱり適した形だと思うわ。多分。一度乗ってみたいです。和鞍も似ている形だよね。モンゴルの鞍もあんな風に、前の部分が垂直に近く、高くなっています。鐙(あぶみ)に立ち上がって剣をつかったり、弓を引くには、体が安定して良いと思われます。
ニュージーランドで、ローハンの馬に乗ろうツアーとか、誰か作ってくれないかなあ。映画に使った鞍と頭絡で。あったら、絶対行くんだけどな。金髪ロン毛の鬘はオプションね、私はいらないけど(笑)

今日、アマゾンに頼んで置いた、DVDがとどきました。まだ全部見てないけど、やっぱりビデオより映像が鮮明です。日本語吹き替えも選べるのだった。でも、2枚目の方には字幕の無い部分も多い。ほんとかな、見間違い?

9月24日(火)〜25(水) 秋の香り

乗馬クラブの大きな櫻の木から、黄色い葉っぱがちらちら落ちてきます。金木犀ももう満開でいい香り。
指輪物語のページにゲストブックを作りました。無料掲示板を借りたのははじめてです。ちゃんと運用出来るのか、ちょっと心配ですが。良かったらのぞいてみて下さい。

9月22日(日)〜23(月) 

WOWOWで映画「G.I.ジェーン」を見ました。軍隊物とか撃ち合い、殴り合い物は好きではないんだけど、お話は面白かったです。逃げる所は、早く早く〜と思わず気が入ってしまうのは人情ですね。
なんで、好きでもないテーマの話を見たかと言うと、映画「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンが意地悪教官役で出ていたからなのでした。ファンの間で好評なだけでなく、この映画をみて、PJ監督が彼をアラゴルンに選んだと言われているのでした。>そっから離れられないのかって、すみません、あと3年はこの調子でしょう(笑)

9月21日(土)速報!!〜「正気に戻って」

JP版映画「ロード・オブ・ザ・リング」のビデオとDVDのレンタルが始まって、各サイトで、字幕改変の速報が出ています。「嘘をつくな」が「正気に戻って」……確かに、あのイライジャの顔には合っているかもしれないけどさ(笑) 「ちっこいお客だな」は「小さい旦那方」になっているそうで、これは嬉しい。「愛しい物」を「愛しいしと」にまでしたのか、そうか、まあ、日本には瀬田訳しかないのだから、つまりほとんどのファンの人はそれでしか読んでいないのだしね。でも、サムのせりふはまさか「…ですだ」にはなっていないだろうなあ。あのサムには似合わないもんね。
とにかく私は、DVD発売まで待つことにします。

9月19日(木)〜9月20日(金)これはニュースだ!!

映画「ロード・オブ・ザ・リング」英語の公式ページに、馬情報が増えています。なんと、アラゴルンの馬は、ハスフェルではなくて、ブレゴだそうです。これってもしかして3頭目の馬か?? アラゴルンとアルウェンが二人で馬をひきながら歩いている絵もあります。スクリーン・セーバーには、レゴラスの鎧をつけた姿があります。セオデンの馬鎧の構造が知りたい!! 壁紙には、飛蔭の正面顔の走る姿、これって馬の写真集でもなかなか見られないアングルだわ。やっぱり「二つの塔」はローハンの馬が主役よね☆

9月13日(金)〜9月16日(月)魔法使いの弟子

BBCのドラマCDは、もちろん英語なので、実は私は90%くらい聞き取れ、ません。でも、原作にかなり充実に作ってあるので、何処のシーンだかはしっかりわかるのね。いいです。本当に聞いていて、前半は楽しいし、後半は辛い。絵を描きながら聞いていると、思わず手を止めてしまったり、口をへの字に曲げてしまったり。後半に行くに連れて、その頻度は高くなる。
指輪物語には、本当にお気に入りのシーンとか、セリフとかが沢山あります。「こいつら、ホビットをつかまえない時には、何食っていきてるだね?」なんてサムのセリフもその一つ。これがちゃんと使ってあって、それが日本語(もちろん瀬田訳)で聞こえてしまう私って…(笑)
グロールフィンデル(PJ版ではアルウェンに、バクシ版ではレゴラスに乗っ取られている役)もちゃんと出てくるし。でも、ギルドールやボンバディル、当然ゴールドベリも、やっぱり省略されてしまっているのは残念。
フロドは、ヘンネス・アンヌーンでゴクリを見下ろしながら、ファラミアに「フィシィイズ」って言ってから「フィッシュ」って言い直しているの。うわあ、脚本の人も気配りが細かい。泣けるでしょ。そして、指輪は本当に重くなってくるのよ、ううう。
ずっと最後のほうのね「…かれはかつては偉大だった。…」なんて、フロドのことばには滂沱ですよ。
あと、お気に入りはファラミアとサム、すごくいいです。アラゴルンはちょっと声が太いな、ヴィゴの方が好きかも(笑) レゴラスも、エルフっぽくない。ガラドリエルにすごみが意外と無いのは、かえって超越したエルフ的かしら? 大好きなピピンとガン爺のコンビもとてもいいし。ギムリはドワーフのイメージが声に出ている。グワイヒアも饒舌☆
音楽がまたいいんだな。特にホビッツの歌はいい。サムのギル=ガラドの歌は、お気に入りです。ときどき、あれ?ってのもあるけど。飛蔭のテーマがあんまり軽くて驚いたり(笑) それは作曲家や演出家の考え方だから仕方がないよね。

16日は有明でコミックシティがありました。買い物は、指輪物語の同人誌一冊。でも、とってもかわいくて素敵な本でした。アラゴルンとボロミアがやたらと若作り、何故かというと、お髭が無いの。PJ版キャラなのに!! 私としては、なんだか嬉しくなってしまいましたよ。みんな無理して描いているけど、いっそない方がいいと、常々思っていたので。絵も文もお上手だと思ったら、やっぱりプロ作家さんでした。

行き帰りに「二つの塔 上巻」を読んでいて、思わず次の本を作りたくなってしまいた。タイトルは『魔法使いの弟子』泣けるでしょ。やっぱり来年のオンリーも参加か?(笑)

9月9日(月)〜9月10日(火)お宝到着 

アマゾンに頼んだ物が意外と早く届きました。勿論、指輪関連です。BBCのラジオドラマのCD13枚組(安いほう)、トールキン教授ご本人の詩の朗読CD(よく見ないで注文したら、なんと4枚組だった☆)、ついでに「ナイトフォール・イン・ミドル・アース」(笑)それと『「中つ国」歴史地図』とにかくどれも内容が沢山なので、ほとんど未聴、未読。
感想は、何処か他に書くかも知れません。今のところ、ドラマがゴクリの拷問シーンから始まってすごいショックだったり、トールキン教授の楽しそうなトロルの歌(サムが歌ったやつ)が面白かったり。というところです。

そうこうしている間に、第2部「二つの塔」公開まで、100日を切りました。今のところまだ詳しい情報がないので何とも言えないけど。とにかく早く見たいものです。
ネタバレ映像もまた増えていましたね。あれ、ロヘリンかな?ロヘリンかな?でもロヘリンが出てくるのは第3部だなあ…なんて思っているのは私だけよ(笑)茶色いけどハスフェルだわね(ハスフェルって「灰色の」って意味らしいです)。

8月28日(水) バクシ版「指輪物語」その2

昨日は、ぼろくそ書いてますけど、実はこのDVD、私的にはお買い得でした。何たって実写の馬がいっぱい出てくるからね。黒の乗り手や、馬賊の様なローハンの騎士なんて、騎手の体の線までわかって、みんなシルエットだけだけど、見応えがあります。馬のスタントの人ってすごいなあ。驚いて立ち上がった馬の後ろにすたっと降り立って、そのまま剣で戦いはじめるのだった。
ここはアニメだけど、黒の乗り手はちゃんと降りて臭いをかいでいる(原作通り)。で、馬はその間、道ばたの草を食べているのだ!! これはポイント高いです。正しい馬です(笑) レゴラスは馬から下りるとき、右足を前からまわして降りている。この降り方も好き。黒の乗り手にもまねしている奴がいたな。
ただ、ビルがモリアの入り口で、タコのお化けみたいなのが出てきたときに、逃げないでぼ〜〜っとしていたのは、だめだめ、あのまま食べられてしまったみたいでは無いですか。やっぱり、原作通り走って逃げて欲しかったなあ。 飛蔭より速い馬がいるのもおかしいぞ。

指輪物語情報サイト「葦原乃中津國」さん http://fantasymovies.info/lotr/に、図らずもバクシ監督のインタビューが載っています。8月26日の記事。
この監督は、映画の企画が先にあって、監督として選ばれた人の様ですね。ただ、PJの成功を見れば、確かに面白く無いでしょう。彼も原作ファンのようです。
「踊る子馬亭」でフロドが踊るシーン、裂け谷でビルボがフロドの指輪物語を見たがるシーン、風見が丘でアラゴルンがベレンとルシアンの話をするシーンなど、私的に押さえて欲しいところが、前半はわりと良く入っていて、良かったんですよ。ただ、後半が息切れしてしまっているのが残念。

8月27日(火) バクシ版「ロード・オブ・ザ・リング 指輪物語」

悪評高い(?)ラルフ・バクシ監督のアニメ映画「指輪物語」。今、PJ版人気にあやかって「ロード・オブ・ザ・リング」というタイトルに変えて、DVDが店頭に並んでいます。…ので、買っちゃいました、やっぱり(笑)
ついでに言うと、パッケージに貼ってあるシールの
「話題の超大作、劇場版『ロード・オブ・ザ・リング』の 続きがここに! 死んだはずの魔法使いガンダルフは…。」
というコピーには、そこまで書くか?と、思わず笑ってしまいました。私は勿論、わかってて買ったわけですが、まるで海賊版をつかまされた様に思う人もいるのでは無いでしょうか。だ〜って、パッケージの何処にも、このアラゴルンとボロミアの絵(後述)が無いのよ。表は懐かしい!ガンダルフ・ビームの絵、裏にはフロド、サム、ガンダルフ、サルマン(だとは見えないけど)ガラドリエル。

高校生の時映画館で見たはずなんだけど、全然覚えていない、オークの顔が変だった位かな…とにかく、第二部を見ればお話がわかるのかな〜なんて思っただけでした。さて、今見て、面白かったです。というか、興味深かったです。「爆死」なんてあだ名されるだけあるわ。もう「自爆」物(笑)

はじめの頃はかなりよかったのだけど、後半から、それが売りだった、実写の映像からアニメに起こす手法がものすごく多くなって来ます。でも、いらない。あれは失敗だわ。中途半端過ぎる。全部アニメにした方がまだ良かった。さらに話をはしょりすぎ。前半丁寧な分、後半はひどい。
エオメルがガンダルフのセリフの中でしか出てこないし、アラゴルン、レゴラス、ギムリの三人がローハンの騎士に会うところが省略されてしまって、いきなりガン爺に会う、その後すぐ馬に乗っている。その前に、追跡中に落とし物をひろうんだけど、ボタンなんだね、それも道の真ん中なのに「まだ、生きているぞ」ってさ、そしてそれをぽいって捨ててしまうんだね。だいたい、葉っぱのブローチもエルフのマントも着ていないしさ、みんな。とにかく、資金やらなにやらの都合などもあったのだろうけど、2時間で、ヘルム峡谷の夜明けのところまでやってしまうのは、苦しかったね。おかげで、何も知らずに見た人はなんだかわからないし、読者の人には不評って、しかたないと思いました。

でも、私的には、良いところも沢山ありましたよ。公開の時の字幕なのか知らないけど、瀬田訳をかなり忠実に使っていたので、ストライダーは馳夫だったし、兎穴家、ボルジャー家、袴帯家、…とかも使ってあったし。モリアでの、つらぬき丸を使うフロド、シーンがそのまま生きていましたよ。サムもゴクリのセリフも、他も、英語がそのままなんだろうけど、瀬田流でとても読みやすい字幕でした。
ビルボは小馬を連れて旅立っています、原作にはないけど「ホビットの冒険」を考えると、しかるべきかなって。原作では、走り去っていますが。踊る子馬亭では、フロドがテーブルの上で歌を歌っているし、メリーは外に出るし、エルロンドの会議にもビルボがちゃんといて、セリフもほぼあのまま。ガラドリエルの鏡は、サムものぞいているし。レゴラスは(出るタイミングは違うけど)鞍なし馬に乗っているし。何より、アスファロスにフロドが一人で乗っている。2騎の黒の乗り手が待ち伏せしているところを駆け抜けている!! ここはポイント高かったですね。でもその前がだらだらしすぎ。

しかし、一番の敗因は、キャラクターデザインでしょう。だって、アラゴルンがコナン・ザ・グレートで、ボロミアがバイキングなんだもの。二人とも、ミニスカート(違)から下、ブーツまではナマ足だし。それに、サムがいくら上流のホビットじゃ無いからって、いきなりブ男の歯っかけにしなくたって、いいだろうよ。他のホビッツがつぶらな瞳でかわいいのに。おまけに、ローハンの騎士達もコナン系の衣装でした、あれでは馬賊だよ。輝く鎖帷子はどうなったのよ。これでは、基礎知識の無い観客は萌えないし、ある観客は怒るよね(笑)
そんなわけで、PJは偉い、と今更ながら思いました。キャスティングが素晴らしい。あの、ボロミアをあんなに美しくしたPJは天才。こうなると、私的には気に入らなかった、サムまでが輝いて見えてきます。
いや〜〜、指輪物語物語って、本当に面白いですね☆

8月21日(水)〜23日(金)お絵かきは楽しい

指輪物語本の原稿を、鉛筆でかしかし書いています。お友達8人にもゲストをお願いしてあるんだけど、高校生の時から、締め切りよりず〜っと早く原稿を仕上げてくる某Aさんが、もう出来たよ〜と日記で教えてくれた。どうもありがとう☆楽しみです>おいおい、日記を掲示板にするな〜(笑)ちなみに「M」は某所のみのHNなのでよろしく☆
なになに、ガラ様にエルロンドに爺様たちね。うふふ、私の手の届かない方々で嬉しいわ。何しろ、ガン爺の後ろ姿以外は、爺さま達出てこないんだもの、今のところ(笑)あ、でも表紙はガン爺かもしれない…どういう本だ?

18日の即売会で見つけてYsさんに送った指輪物語の同人誌も、気に入っていただけたみたいで良かったです。何しろ、兎好きの彼女、昔読んだ指輪物語のストーリーは忘れていても「香り草入り兎肉シチュー」という章だけは覚えていたという。
送った本は、かわいい兎をメリピピが助けるという物(簡単すぎ?)。なごめるお話でした。やっぱり、あの兎が気になる人は多いのかも知れないわね。特に日本人には。

そんでもって、資料のつもりで映画のHPなんか見ていると、早く「二つの塔」が見たくなってしまう〜〜ああ、待ち遠しい。絶対今年中には見に行きましょうね!!

8月19日(月)〜20日(火)絵本「ビルボの別れの歌」

アマゾンに注文していたのがやっと届きました。「シルマリルの物語」「農夫ジャイルズの冒険」そして「ビルボの別れの歌」。この絵本は、トールキンとも交流のあった、ポーリン・ベインズが、ビルボが指輪物語の最後の部分のシーンに際して書いた詩にイラストをつけた物。細部まで気持ちの行き届いた、美しい絵です。エルフ達、ホビット達の旅のシーン。海がとても綺麗。「とわにさらば中つ国よ」というところでは、涙が出そうになりました。
詩と平行して「ホビットの冒険」のシーンが沢山描かれています。これもとても面白い。

それと、嬉しかったのが、ガンダルフのスカーフが描かれていたこと。PJの映画でも他のイラストでも、なかなか無いのでした。スカーフって首に巻いてしまったら、お髭で見えないし、どうなっているんだろうと思っていたのですよね。この絵本では、細長いタイプを肩に掛ける形になっていました。時によっては、天女の羽衣の様に翻って美しい。これはいだただきって感じです☆
ガンダルフは白くなっても、帽子をかぶっていますね。良かった。
でも、スランドゥイルは怖かったです。まさに闇の森のエルフ達だわ…。このときってレゴラスは何処に行っていたんだろう? ドラゴンは私の好きな形で、これも嬉しかったです。
宝物が、また一つ増えました。

8月18日(日)ボロピピとかアラボロとか

有明の東京ビッグサイトへ行きました。そう、同人誌即売会「Good Comic City 9」です。BBSのお友達Yiさんが行くというので、一緒に行きました。二週続けて有明まで行くとは、自分でも思っていませんでしたよ。台風の接近のせいで、先週の殺人的な暑さとはうって変わって、冷房が効きすぎるところもあるほどの涼しさでありました。
即売会に売り子(サークル参加)でなく買う目的(一般参加)の為に行ったのって、大田区産業会館以来かな? 20年ぶりくらい? そんな〜〜(笑) 恐るべし指輪物語。

私は何度も書いていますが、パロディの経験が無いんですね。昔から、今まで。多分今度作るのも普通のパロディ誌とは、だいぶ違う物になるでしょう。それはさておき、知らないもんだから、「ボロピピ」とか書いてあったら、とっても怖い物だと思っていたんです。でも、見てみたらそんな物ばかりではありませんでした。そんな物も勿論ありましたけど。ボロミアとピピンのエピソードのお話はみんな、「ボロピピ」と呼ばれるのですね。
時間の制約が無いので、ゆっくり見せてもらって、好きそうなのを(セーブしながら)買って来たのですが、わりと「ボロピピ」なのが多かったです。原作でも、一番ボロミアに近いホビットがピピンだし、映画であんなに仲のいいシーンを入れてくれたら、それなのにボロミアがあんな事になったら、そりゃ書かないわけにはいかないですよね。せつないけど、優しさのあふれる作品が多くて良かったです。それとアラゴルンとボロミアの話。これはずっしり重いのが多くて、辛かった。

映画だけの人も、原作読みの人も、みんなそれぞれ良かったです、そして上手。やっぱり愛だわ。ある作品には、美しいスランドゥイルさんが出てきて、私は涙しました。こんなに美化して良いのでしょうか、でもレゴラスの父ちゃんだからね。

そんなわけで、手応え十分でした。行って良かったです。

8月17日(土)たとえシュールだったとしても

さらに、指輪物語読者のYsさんと私は、所々にこれは…というのを見つけては二人だけで受けていたのでありました。帽子をかぶった茶色いロングヘアを真後ろから描いただけ(体無し)という作品をYsさんは「ギムリ」と名付けていました。夜の峡谷の一角が鷲の形になっている絵は、彼女は「アルゴナス」、わたしは「ヘルム峡谷」の方が…なんて(笑)足首が編み上げのブーツみたいになっている絵では、どうしても映画の撮影の時にホビットがつけた足を想像してしまったのは私です。
どうしても指輪物語から離れられないのかって?その通りです。

8月16日(金)NHK「王家の指輪物語」

− ドイツ・北欧神話紀行 −という副題がついているから、内容は期待していなかったんだけど、プロデューサーの人、発想のきっかけはそうなのかも知れないけど「指輪物語」から離れた方が、番組としては成功したと思うよ。多分、局には非難クレームごうごうじゃないかな(笑)

ルートヴィヒ2世の指輪や、マリー・アントワネットの姪がつくったアントワネットの髪の毛入りの指輪とか、面白い物が見られたし、北欧のトロルの衣装の子供達もかわいかったです(でも「今日はちょうどお祭りでした」って言うのは嘘よね?)。それに、エッダの最古の写本なんてのも映って、面白かった。
でもね、最後に、指輪は永遠を表しているとか、身につけていたい物だとか、そういう結論を出しては、いけないよ「指輪物語」ではじめるならね。スタッフみんな、本を読んでいないね(笑)指輪を捨てに行くお話の締めがそれかよって。私は思いました。
聞き慣れているサントラも変だったけど、そこまでは言いません。そこでアニロンを使うか?とか(笑)

導入部で、PJ版映画(最近バクシ版アニメも同じタイトルでDVDが出ていて紛らわしい)「ロード・オブ・ザ・リング」の一部がテレビで見られたので、それはちょっと嬉しかったです。それも、フルスクリーンだぜ。DVD日本版はワイドだけなんだって。今回の新発見(つまりほんっとの一部だけど見たのは8回目の計算)イシルドゥアの兜のデザイン。海鳥の翼が下向きについていました。どうも「翼」って上向きをイメージしてしまうけど、これは斬新かも? なんて、今頃気がついたのでした。ロヒアリムの兜はだいたい解っていたのだけどね。あああ、それにしても、第二部「二つの塔」が待ち通しいです。

8月14日(水)〜15日(木)自己嫌悪 

それなのに、蹄鉄を探して複雑な馬の足跡をたどりながら、まるでローハンの騎士達に踏み荒らされたオークの足跡をたどっている馳夫さんだわ、等と不謹慎な事を考えている私もいるのでした。ああ、悲しい性。

8月10日(土)〜11日(日)馳夫さん 

馳夫さん、指輪物語の主要人物の一人アラゴルンのことです。「はせお」と読みます。翻訳者瀬田貞二氏の名訳だと私は絶賛しているのですが、指輪物語ファンの中にも、賛否両論ありますね。原文では「Strider」大股歩きで歩く者と言うような意味でしょうか。野伏の首領のあだ名ということになっています。ちなみに、映画では「韋駄天」と訳していましたね。私が日記で文句を言ったやつです。もう一つ言えば野伏は「Rangers」です、いいでしょ。そのままレインジャーと言うと森林警備隊を思い出してしまうのは、私だけでは無いようですが(笑)

この馳夫さんがくせ者で、指輪物語の登場人物の中でも、一番いろいろな顔を持っている。でも、基本は日焼けして痩せていて白髪混じりで泥にまみれた怪しい格好をしているのです。その、世を忍ぶ仮の姿を、自分の意志でかなぐり捨てる(?)と(アニメの様に衣装が変わるわけでは無い)王様そのものの威厳が、周りの者を圧倒してしまうんですね。ところが、遠く離れている恋人を想うときには、まるで違う顔になるのですね、もう、めろめろなんです、馳夫さんたら。それを、時に応じて自在にやってのける、という人物を、どのように描いたら良いのでしょう。

そんなわけで、指輪物語の個人誌の執筆は、遅々として進んでいません。同人誌界では、指輪物語というより、映画「ロード・オブ・ザ・リング」ファンの本が多いので、キャラクターはみんな映画を踏襲した設定になっています。はじめは私もそうしようかと思ったんだけど、描いていくうちに、それは全然無理だと言うことが解ってきました。同人誌的には邪道な本になりそうです。

Web上には、いろいろな方がそれぞれのイメージで描いた、指輪物語のイラストがあります。みんな本当にそれぞれ違っていて、とても楽しいです。
私にとっては、PJの映画もその中の一つのようなもので「おお、そう来たか」みたいな目で見ています。…ようになりました。はじめに見たときは「完全映画化」なんてあおり文句に踊らされて、全然違うじゃん、と文句を言っていたのですけどね。いまは、ちょっとレベルの高い「同志」と勝手に思っている(笑)

私は私で、自分の身ほどを知った本を作ろうと、思っていますが、さてさてどうなりますことか。 とにかく、私のは指輪物語に名を借りた「馬本」なんですけどね。

本のための習作を取り込んで、残暑見舞いをHPに載せました。このページ直行でいらしている方は、良かったらこちらもご覧ください。 元絵は、飛蔭と一緒に走り続けて、ぐったり疲れているハスフェル(馳夫さんの乗馬)です(笑)

8月7日(水)〜9日(金)コミケット62

忙しくなる前、開場してからお客さんが売場までたどり着く間の(会場はとても広い)時間に、お目当てのチェックしてあった「指輪物語」系の本を買いに行きました。やっぱり、指輪物語及びロード・オブ・ザ・リングの本はかなり出ていましたね。
11月の即売会の主催のさくらかりんさんのスペースは、壁際の外向き並びで風が強くて大変そうでした。早く行けたので、限定のプレゼント品のマウスパットまで頂いてしまいました☆ハッピー。もちろん本も堪能。他に数冊仕入れて来ました。みなさん思い入れ&画力、文章力(?)があって、たとえ薄くても読み応えのあるものばかり。11月が楽しみです。カートを引っ張って行こうかしら(笑)

8月3日(土)馬の背中

テレビで映画「黒馬物語 ブラック・ビューティ」をやっていました。ショーン・ビーン(映画「ロード・オブ・ザ・リング」のボロミア役)の笑顔だけ見たら、後は録画だけにしようと思っていたのに、結局全部見てしまいした。いつ見ても、泣けるラストです。ジンジャーはかわいそうだったけど…

7月29日(月)〜30日(火)余白の美

ロード・オブ・ザ・リングと指輪物語関連のサイトでは、綺麗なイラストを飾ってくれているサイトさんが沢山あります。目の保養には良いのですが、ああああ、私は下手じゃ〜〜、という思いに駆られてしまう原因でもあるのでした。でも、いいの、私は私、いろんな人が作っているのが同人誌、そんな人たちが集まるのが即売会ですものね。
かたや、映画からとった映像を見せてくれるサイトもあって、日本では10月に発売になる予定のDVDの映像ももう、一部見られたりするのでした。こういうのを見せられてしまうと、本当にわくわく、そわそわしてしまいます。日本は遅いよね〜。

ここ数日、「指輪物語」の同人誌の為に、メモ的な絵を描いているのですが、描けば描くほど、PJの映画とは離れて行きます。キャラクターデザインなどは、折衷になりそうだけど、だいたい描きたいシーンは、映画では少なくとも劇場版では、割愛されたところが多いし。
昨日まで、10何年か前の紙の黄ばんだスケッチブックに描いていたんですが、さすがに足りなくなったので、新しいのを買ってきました。白い紙がまぶしい(笑) 今の所どんな内容になるかなど、全然考えがまとまりません。何しろ、シーンの確認の為に本を開くと、そのまま3章ぐらいは読み進んでしまって、また前に戻る、なんてことを繰り返しているので、作業が進むはずもないのでした。それにしても、何度読んでも面白い、と言うよりは読み込むほど面白くなる「指輪物語」なのでありました。

7月21日(日)〜25日(木)お馬は乗るのも描くのも難しい

ずっとのばしのばしにしていた、HPの作業が一段落したので。やっと「指輪物語本」の準備に取りかかれます。お馬の本にする予定なんだけど、これがまた難しいんだな。毎週馬に乗って触って眺めまわしているくせに、絵画的な観察眼も技術もない、私でした。
よそのサイトさんでは、とっても上手なイラストが飾ってあって、お馬物もいろいろあって、私の出る幕なんて、すでにないわ。なんて、思ってしまうほどなのですが、でも、いいの、好きだからつくるんだもの。

7月5日(金)〜7月6日(土)「星際大戦 二部曲 複製人間全面進攻」

おまえもか、スターウォーズ…ロード・オブ・ザ・リングを7回見に行って、それなりに予告編もたくさん見まして、その中でちょっと見てみたいなと思ったのが「アリ」「アイアムサム」「スターウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」。映画館で見るならスターウォーズかな、ということで、行って来ました、先行レイトショー。予告編なしでいきなり始まると、客席にわき起こる拍手。全体の半分位だったかしら? やっぱり、先行に来るのはファンの人が多いのね。
感想はあまり詳しく書きませんが、でもって他の方の良い感想もたくさんあるので、これはあくまで「私の」印象としてですが、俗に言う予告編がすべての映画の一本だったです、これわ。オビ・ワンもアナキンもハンサムだし、特撮も相変わらず見事なので、確かにすごい映画なんだけど。私としては、リー御大に1000円、マスター・ヨーダに800円でした。
ちなみに上のタイトルは台湾版のタイトルです。迫力はこっちの方が上?

クリストファー・リーに関しては、私は私の周りにいる方々ほど思い入れはないのですが。今回の伯爵は良かったです!! 例によってハリウッド調のBGMが騒々しい中でも、豊かに響きわたる美声が、それだけでも来た甲斐があったという物。立ち姿も美しい、黒いマントを揺らして歩く姿も、さらにライトサーベルで戦うシーンもかっこいい!!
リー御大は、このスターウォーズとロード・オブ・ザ・リングと同時に撮影をしていたそうだけど、彼に関してだけは、スターウォーズの方がいいです。だって、床にどしゃっと倒れたり、壁にべしゃっと張り付いたりしないで、剣で戦っているんだもん。ロード・オブ・ザ・リングは他の役者も粒ぞろいだったしね。だいたい、イライジャの瞳に対抗できる若い役者はそうそういないわよ。
そんなわけで、終わり良ければすべて良しの約2時間半でした。

さて、「指輪物語&ロード・オブ・ザ・リング オンリー同人誌即売会 Fellowship」のサイトで申し込み受付の確認ができました。すでに百数十サークルが登録されています。どんな即売会になるんだろう、楽しそうだな、でもちょっとどきどき☆

7月4日(木)指輪物語本

下の7月1日〜2日の日記を読んで、有里さんがリンクをしてくれました。彼女は高校時代からの漫画友で、私のパソコンとHP作りの師匠。有里さんのHP「ありさとの蔵」は、かなりメジャーな読書系サイト。その中の「本買い日誌 本日の有里/7月4日の日記」からです。津原泰水氏の推薦本まで書いてくれました。ありがとう、今度読んでみますね。
彼女のHPには「ロード・オブ・ザ・リング感想リンク」もあります。感想だけでなく、関連リンクも豊富で活用させて頂いています。

さて、秋に発行予定の私の「指輪物語本」は、ゲストさまが予定では7人。楽して良い本が作れそうです>おいおい。 有里さんはジジィ達のお話を書いてくれるのね☆ 私は他の方たちとちがって、爺さま達は不調法なので、うれしいわ。
とにかく、私の本だから「ほぼ馬本」なのでした。それでもって、馬の絵を描くのって、以外と難しいのよね。でも、飛蔭は言うに及ばず、アスファロスもアロドもハスフェルも雪の鬣も火の足も…みんな綺麗なお馬なのよね。がんばろう(笑)

最近の同人誌即売会の傾向としては、というか昔と違うところは、ほとんどが「個人誌」だということ。数人の仲間の作品を集めた「同人誌」は、今や「合同誌」と呼ばれるらしいですね。そして、即売会に参加する単位は「サークル」なので、一人で本を出している人は「個人サークル」という、なんだか矛盾した言葉で呼ばれます。よしながふみさんもそうですね。私も今度、指輪物語&ロード・オブ・ザ・リング オンリー即売会にでるのに、いわゆる「個人サークル」になるのね。
そう、世の中には「あなたの知らない世界」がまだまだあるんです(笑)

7月3日(水)サスペンデッド

テレビを見ながら、頭を使わない作業として、新しいページを作りました。3月以降の日記の中から、指輪物語と映画「ロード・オブ・ザ・リング」の話題だけを抜粋したページです。これから、指輪物語の本を作る予定なので、そのついでにメモ代わりに。

本ができるのは秋になるでしょう。オンリー即売会が11月にあるので、それまでにはできているはずです。気の長い話(笑) 今日は、参加申込書を書きました、先着順だから明日だせば大丈夫でしょう。自分で即売会に申し込んで参加するなんて、十数年ぶりです。楽しみなような、心配なような、さらにオンリーは初めてだし。でも、楽しみです。その前に原稿描かないと。

7月1日(月)〜7月2日(火)本読みの本知らず?

どうも私は本好きだけど、本読み(読書家とも言うか)ではないらしい。
先日、有里さんの日記に「ダヴィンチ」誌に面白い記事があるというので、買ってみました。で、思ったわけです。本を読む人は、好きなジャンルの本をたくさん読むのだろうし、そうでないのもいろいろ読むのだろうな、そして情報にも敏感で詳しいのだろうな、とも。私のばあい、いろいろな本が紹介してあっても、あまり食指が動かないのでした。それより好きな本を再読する場合が多いみたい。今は「指輪物語」だけどその他のファンタジーはあまり読んで見ようともしていな。D・フランシスはほとんど読んだけど、他のミステリーは好きではない、平家物語はまあ関連物は少し読んでいるけどね。そうそう、誌上に紹介してあった「なつかしい傑作ファンタジー」の中で読んだことのあるのは、「だれも知らない小さな国」と「ノンちゃん雲に乗る」と「小さなスプーンおばさん」だけでした。「だれも知らない…」は好きだったのでシリーズの他のも読んだなあ。

さて、目的の記事とはもちろん「指輪物語」関連です。作家が創作した「予告編」ということで、津原泰水という人が書いています。サムが娘のエラノールにお話を聞かせる、という設定でフロドとサムたちの冒険のお話をするのですが、彼女は特にゴクリの件りが好きで…というもの。さてこれが予告編になっているかはべつとして、読了している立場で読むと、とても面白い文章になっていました。はじめ女の人だとおもっていたら、男性の幻想小説家さんだったのですね。実は「ユリイカ『指輪物語の世界』」誌で、面白いと思った文章を書いていたのが、この人だったのです。やっぱりそういうのってあるのね。映画を見た感想が書いてあったのだけど、どこが面白かったかというと「…全体として、原作に忠実なぶん、判断にともなう苦渋が察せられ、痛々しい。…」というところです。私は思わずにんまりしてしまったのでした。この一言を読んで以来、PJ(監督ピーター・ジャクソン)の映画「ロード・オブ・ザ・リング」が気安く受け入れられるようになり、楽しさ倍増したというのが本当のところじゃないかと、今になっておもいます。
さあそこで、津原泰水氏の作品を読んでみようかどうしようか…は、悩むところ(笑)

指輪物語&映画「ロード・オブ・ザ・リング」ファンの方には、すでにご案内だと思いますが、TTT(二つの塔)の予告編がすでにアメリカの映画館ではかかっているようです。公開は12月18日から。日本では来年の春だって、もう少し何とかならないの?一週間で字幕ができるなら…でも、今度はそんな字幕にはしてほしくないけどね(笑)
英語の公式ページからネットでも見られます。飛蔭とハスフェル、アロド、三頭で走っているところが見られます(馬しか見ていないのかって、そういうわけでは…)長い金髪のエオメルさんもいい感じではないですか、兄弟似ていないけど。死者の沼の鬼火も見えるし、ゴクリがたくさんしゃべっています。

追記:現在、英語公式ページに馬の情報が出ています。アラゴルンの馬は「ブレゴ」(原作にはいない)でハスフェルでは無いそうです。SEP.20.2002

第一部「ロード・オブ・ザ・リング」のほうは、10月と12月に日本でもDVDが発売になるそうです。映画と同じ版におまけがもう一枚つくのと、6時間版になったのだそうですね。両方買ってしまうだろうな、たぶん。いい商売してますね(笑) TTTもそうなるのかな? お馬がたくさん出てくるだろうから、それはとってもうれしいな☆

6月29日(土)〜6月30日(日)

30日は同人誌即売会「コミックシティ東京97」でした。お台場の東京ビッグサイトで今回小規模で4000サークルぐらいだったのでしょうか? また、絵や文章の上手な人たちが集まって、たいていは自分の道楽で作った本を、楽しみながら売ったり買ったりしている訳です。小心者の私は「ちょっと見せてください、ありがとう」と返すことができずに、遠くから眺めるだけのところが多いのですが、今回から新しくできた「ロード・オブ・ザ・リング」の本が集まっているあたりは、ちょこちょこっと見てきました。でも、カップリング系(実はそれがほとんどなんだが)は苦手なので、手に取るのはいつもびくびく。それでも、数冊手に入れてどれも面白いのでほくほくで帰ってきました。『健全』系の人も結構いるなあ、ということで、やっぱり11月のオンリーイベント参加してみようかと思っています。その前に、本を作らないと。
今回見ていて、映画から入った人がやっぱり多いのね、ということがわかりました。本を作る位の人は、たいていその後原作を読んでいるようですが。私だったら、映画を先に見てはまったりはしたかなあ…というのがあるので、ちょっと面白かったです。

6月14日(金)これはニュースだ!!

映画「ロード・オブ・ザ・リング」の日本語公式HPによると、9月に出るDVDの字幕は例の物に修正が入るようです。原作「指輪物語」の翻訳者の一人、田中明子氏と評論社の協力になるらしいですね。『文字数の制限が多少緩和されるため』だろうがなんだろうが、デネソールが生き返るだろうし、ホビットたちは復権するだろうし、ボロミアは嘘をつかなくなるだろうし、角笛も聞こえるだろうし、ボロミアとアラゴルンは国民を大切にできるだろうし、期待は大きいです。でもあまり、しすぎないようにしないと後のショックも大きいかも。できたのを見てみないとね。少なくとも、吹き替え版ぐらいには挽回してほしいですね。

ああ、またわからない書き方をしているので、映画を見ていないとか、字幕版の映画しか見ていない方の為にちょっと注釈。もちろんほんの一部。
デネソールとはボロミアのお父さん、当然まだ生きてゴンドール(ボロミアの国であり、アラゴルンが王であるはずの国)の執政職にあり、第3部「王の帰還」に出てくるのに、ボロミアの台詞が『…執政だった俺の父は…』となっていて、知らない観客はもう故人なのだと思ってしまうという物。
ホビットの復権とは、まずブリー村では大きい人間も小さいホビットも住んでいるので、フロドたちが泊まる「踊る小馬亭」にはホビット用の部屋も用意されているし、他にもホビットのお客がいる。しかし亭主は『ちっこいお客だな』と言っている。そんな馬鹿なでしょ。ちなみに吹き替えは「小さい旦那がた」。他にも、ガンダルフがフロドの生命力に感心するところとか、ホビットをさげすむような台詞がいくつかある、ホビット贔屓のガンダルフなのによ。
ボロミアの嘘とは、ボロミアが指輪の誘惑に負けてフロドから取り上げようと、脅し半分に説得しようとしているところでのフロドの台詞『嘘をつくな』吹き替え版では「ボロミアじゃなくなってる」イライジャは「You are not yourself!」と言っています、ここで「嘘をつくな」なんて言わせてしまったら、この後のフロドの苦悩もアラゴルンの決意も水泡に帰してしまうのでした。
ボロミアはゴンドールの宝物である角笛を持っていて、危機にある時にだけ吹き鳴らす事になっています。メリーとピピンがオークに襲われ、それを助けながら吹き鳴らす角笛を聞いて『ゴンドールの合図だ』と言ったのはレゴラスです。吹き替えでは「…角笛だ」と言っています。ついでに言えば、オークと戦いながらレゴラスがアラゴルンに、フロドを助けに行けという意味で「Aragorn! Go!」と言っているところが字幕では『やっつけろ』になっていたりするんです。
それよりボロミアの最期のシーン、アラゴルンがゴンドールの民を守ると約束する場面でボロミアが「Our people…」「Our people…」と苦しい息の中で言う場面、字幕では『我らが種族』『人間…』となってるんです、何でだよって言いたいでしょ。ボロミアがなんの為にはるばる裂け谷までやってきて、旅の仲間になって、アラゴルンはあんなにつらい思いをしてガンダルフを見送って、みんなゴンドールの為なんだよ。ああもうっ、て思うでしょせっかく感動の場面なのに。それも同じ台詞を繰り返しているのに、ご丁寧に違う台詞にしちゃうしさ。言語が英語でよかったって、こんなに思った映画は無いですね、他の言語だったらお手上げだったもの。

さてさて、そんなわけで改訂には多大な期待が寄せられているわけです。さらに、DVDには3時間半版とか、6時間版までできるとか。いろいろなところで、映画に使われていなかったシーンの絵を見ていてとても気になっているんですが。ブリー村を出てからアモンスールまでの沼地とか、ガラドリエルからみんながそれぞれの贈り物をもらうシーンとか、とうとう見られるのね。トム・ボンバディルは出てくるのかしら?それは無理か?

6月6日(木)〜6月7日(金)これで最後の7回目

横浜でまだやっていた映画館も7日で最後でした。せっかく本を読んでいるのにまだ見に行っていなかった妹に付き合って、ぎりぎりでまた見に行って来ました「ロード・オブ・ザ・リング」。平日の昼間だったけど、そこそこ人が入っていました。

6回目で自分の中では終わっていたので、今回改めて素直にみて、感動してしまいました。特にラスト近く、ボロミアのあたりからフロドの最後の一言までは、今までで一番ぐっと来たかも。これって原作読んで、かなり脚本を深読みしているせいなんだけどね。
今回初めて思ったことは、黒の乗り手の行動の不思議さですね。ブランディワイン川の渡し船にフロドでさえ飛び乗れた距離を、馬が届かないわけがない。あそこで急ブレーキをかけたのは、馬ではなくて乗り手です。もちろん馬が飛び乗ったら、大いに傾くか沈むかするだろうけど、他の仲間と一緒におぼれた四人を(ホビットはたいてい泳ぎが苦手)捕まえられたのではないかしらん? それとも、馬は泳げても(動物はたいてい泳げる、馬も人を乗せてさえ泳げる)乗り手がだめだったのかしら、水に濡れると溶けてしまうとか? ぼろ布のようなマントが水にぷかぷか浮いている図もおかしいわね。もちろん演出としては急ブレーキが正解ですが。
アルウェンが逃げたブルイネン川(鳴神川)は浅瀬だから、乗り手たちは水が怖かったのではなく、エルフのテリトリーがこわかったのでしょうね。なんて、7回目ともなると、いろんな関係ないところを見ていたりします。

6月3日(月)〜6月5日(水)八ヶ岳でも「ロード・オブ・ザ・リング」か(笑)

4日5日と一泊で八ヶ岳のふもとに外乗(がいじょう=馬場でなく野外で馬に乗ること)に行って来ました。
馬を下りてお風呂に入ってから、近くをお散歩しました。多くの家で庭でお花を育てていてとても綺麗でした。本当にいい季節に行けて良かったです。
林の中は緑の葉が茂って、空気がしっとりしています。そこで私が思いだしたのは、そう映画「ロード・オブ・ザ・リング」ですね(笑) アラゴルンとギムリ、レゴラスの三人が、オークにさらわれたメリーとピピンを探して走っていった森を思い出してしまいました。今にもざざざっと走り出て来そう。またはオークとウルク・ハイの走る地響きが聞こえて来るのではないかとか。でも、今回のメンバーは1回見た人が一人、後は誰も見ていないので、仕方なく一人でシュミレーション遊びをしていました。
馬が六頭も駆歩をしていると、さすがに足音は迫力があります。移動手段として駆歩で走り抜けていく人と馬たち。山の中を走りながら、ローハンの騎士みたいだ〜〜なんて、一人で悦に入っていたのは私です。
さらにもう一つ思ったのが、アルウェンの頬の傷。黒の乗り手に追いかけられながら、一筋さっと傷がついていましたね。今まで何も思わなかったのですが、今回林の中を走ってみて、あんな傷一つだけですむはずがないことがわかりました。ましてフロドを前に抱えていたら、頭を下げる事もできないから、もっと傷だらけになっていたはずだ〜〜、なんて林の中を走りながら考えてしまう私って…ついでに言えば、黒の乗り手のフードだって、風圧に耐えたとしても、枝に引っかけられて脱げてしまうはずだ〜〜なんて、やっぱりピンでびしばし止めてあったのよね、あれは(笑)

5月28日(火)〜5月29日(水)11人いた!!

29日はいつものBBSのオフ会でした。パリ在住のTさんが帰国中ということで、関東の人ほとんどが集まる大盛況。「11人いる!」で受ける漫画好きの世代。 本日のスーパーヒーローうさぎさんについた名前は「うさるまん」、かえるさんには「ケロミア」。そう『指輪物語』なんですねやっぱり今は☆ 台湾の『ロード・オブ・ザ・リング』のページのプリントアウトで盛り上がったりもしました。指輪物語の文庫本をバッグに持っていたのは少なくとも4人、内2人は旧版なの!!昔の細かい字の文庫本で、追補編部分はさらに小さい文字!!これでは、今の文字では6冊が9冊に増えても仕方がないわね。ただ、今の文庫本はカバーをはずすと赤い表紙なの、つまり「赤表紙本」になっているのでした。(「指輪物語」は作者のトールキン教授がビルボとフロドが書いた赤い表紙の旅の記録本を翻訳した、という形になっているのです)

ちなみに台湾の映画のタイトル、ロード・オブ・ザ・リングは日本とは逆に三部作なのを前面に打ち出していまして『魔戒首部曲〜魔戒現身』(首部は一部、戒は指輪のようですね)、フロドは佛羅多、アラゴルンは亜拉岡、灰袍巫師甘道夫はおわかりですね。今度のスターウォーズは『星際大戦 二部曲 複製人間全面進攻』!!アナキン・スカイウォーカーは天行者安納金、ハリー・ポッターは『哈利波特』…と、日本人にも何となくわかるようなわからないような当て字の世界なのでした(笑)

5月20日(月)〜24日(金) 本編&予告編最終日 

やっぱり私は「映画好き」ではないらしいです。出かけたついでにレディースデイなので映画を見に行ったんですが(どっちがついでだ?)、何か新しいのを見ればいいのに結局「ロード・オブ・ザ・リング」になっちゃいました☆

本編はもういい加減新しい発見もないだろうし、楽しみだったのは予告編だったりして、たった4分に1000円と3時間を費やす私って…。
そうそう、旅の仲間9人と一匹のビルですが、雪山で埋もれるシーンも本人がやっているそうです。そうなの確かに動いているわと、この前見たとき驚いたのでした。もちろんスタジオ撮影で、作り物の雪ですが。ところが、何でも無いように見える、岩山で歩いているシーンがどうも『着ぐるみビル』らしいんです。ボロミアとメリピピが剣の稽古をしているあたり。そういわれて見ると、もったりして足が太かったような…でも、言われなければわかりません、ほんのちょっとしか映らないし。ヘリコプターで行って撮影したらしいのですが、ビルは乗れなかったそうです。乗りたがらなかったのか、乗せることができなかったのかは不明。
とにかくLotR(ロード・オブ・ザ・リングの略)で一番のお気に入りはこのビルなのでした。本名はRastusというそうです。クオーターとシェトランドのハーフらしい。ついでに言えば、あの綺麗な金髪のたてがみはつけ毛もしているらしい。もう一回出てきてほしいけど、どうも様子では出るシーンは無いみたいですねえ…。
さて「指輪物語」を読んだ人が馬の名前をほとんど覚えていなくても、彼だけはわかるだろう名馬中の名馬『飛蔭(とびかげ)』ですが、映画の飛蔭は綺麗なアンダルシアンです。アンダルシアン種自体たてがみと尾の毛の豊かなことで知られていますが、飛蔭役のDomeroは本当につけ毛もいらないほど豊かなたてがみをしていたそうです。彼はにはスタントというかダブルもいて、全力疾走のシーンは別の若い子が走っているそうです。

★ほとんどの映画館で今日までなので、もうTTT(二つの塔)予告ネタバレしてもいいかな?★
さて予告編。時計を見ていたわけでは無いけれど、劇場の表示だと4分とのことでした。かなりたっぷり見せてもらった気がします。ちなみに字幕は例によってほとんど読んでいません。もちろん英語もなにを言っているか聞き取れるはずもありません。
まず草の上に落ちている、葉っぱのブローチのアップから始まります。もうこれだけで涙が出そうになるんですが、原作読んでいなくて映画を一回しか見ていない人にはなんだかわからない。ここで使う(当然だけど)んなら、一言台詞なりで入れておいた方が良かったのではないのPJ? これは、ロスロリアンでみんながお揃いでもらった、エルフのブローチです、ちなみに灰色のフード付きのマントもガラドリエルの手ずから織ってくれたもの。とにかく、それを拾うアラゴルンの手(もちろんボロミアの籠手をしている)!!
さらに走る姿、アラゴルン、レゴラス、ギムリの走る姿が、数ショット夕日に映えて美しい、そして森の中、剣に、弓矢に、斧に手をかけて、ばっと振り向く3人を圧倒する白い光とともに姿を現す、白のガンダルフ!! ここまで見せていいのかっPJ!?
ローハンの王セオデンもじっくり映していましたね、そして戦闘シーン、アラゴルンの号令のもと、矢を放つ戦士たち、攻め寄せるオーク!
ガラドリエルやアルウェンも出てきます、噂の赤いドレスで横たわっているシーン、あれは何なの?? さらに裂け谷で、ナルシルの置かれている台の前に立つアルウェンもちらっと映りましたよ、うううう(どうしてそういう設定にするかなPJ)
エオウィンとアラゴルンが剣を交えるシーンが一瞬、そこでお互いの剣は折れていたかな? あまりよくわかりませんでした。白馬を描いた旗のもとにたたずむ白いドレスのエオウィンの姿はよく見る絵なのですが、予告編の中では黒っぽいベストを着ていたの、何でかしら?
悲劇の最後を遂げたボロミアの弟ファラミアの髪をなびかせたアップがうつるんだけど、顔がにている訳ではないのに、ああファラミアだ、ってわかるのよ、なんでかな、いい感じです。
フロドとサムは二人で岩山を、沼地を歩いています。ああ、涙が出そうでしょ。そこにひたひたと忍び寄るゴクリ(ゴラム)の影…
そして飛蔭、本当にガンダルフは手綱も鞍もなしで乗っているらしいのですが、動きが激しくて確認はできませんでした。CG加工もされているんだろうけれども、まぶしいほどの白の乗り手の姿は圧巻!! さらに、ローハンに向かうシーンか三頭で草原を走るシーンもありました、ああ本編が楽しみです。
予告編って順番がバラバラにできている物ですが、今回のは割と順を追っていたような気がします。あ、今気がついたんだけど、エントが出てこなかったような…この前はしっかり出てきたんだけど、見落としたかな? もしかしたら、いろんなバージョンがあるのかしらん?

このごろやっと自分の中で原作の「指輪物語」とPJの映画「ロード・オブ・ザ・リング」がきっぱり分かれるようになってきたので、何でもオッケーってところです、PJ版「二つの塔」来年春だって、本当に待ち遠しいわ。なんたって、LotRよりずっとたくさんお馬が出てくるはずだから☆

5月13日(月)〜15日(水)さらに指輪物語のお話は続く 

その後、高校時代の友達二人と久々にあっておしゃべりしました。二人は映画「ロード・オブ・ザ・リング」を見てきたところ、その話題に乗るべく、はるばる上野まで出かけて行ったというわけです。読書家のAさん(映画は3回目)は昔からの「指輪物語」読者、Sさん(映画は2回目)は今文庫の8巻を読んでいるところ、というわけで、第三部後半の話題は伏せ字混じりでお話(笑)Aさんは再読するにも、フロドとサムの旅はつらくて、それ以外のところを読んでいるそうだし、Sさんはゴクリがかわいそう、エオウィンがかわいそうと泣きながら読んでいるそうです。彼女は第一部からゴクリを暖かい目で見つめている、情け深い人です。

そうそう、映画を見て疑問に思った人は多いらしく、ネット上の情報によるとガンダルフの杖は、裂け谷で新調したらしいですね。形が微妙に違うらしい、古い方はパイプを引っかけるところがあるんだそうな。さすがAさん、情報通です。「ホビットの足の裏にふさふさした毛が生えている」というのは瀬田氏の誤訳なの? 足の甲に毛が生えていて、裏は革のように堅いのが本当とか。andの解釈が違っていたそうです。さすがの瀬田先生にも誤訳はあるのか…。
二人は今日初めて、ブリー村で雨に濡れながら人参を食べているPJの姿を確認したそうです。あれって、ホビットの語源がラビットだから、しゃれで食べているのよね?
ほかにも、やっぱり今のアラゴルンの剣はナルシル(アンドゥリル)じゃないとか、リヴ・タイラーはエルフにしては唇が厚すぎるとか(それは偏見?)スティーブン・タイラーの娘では仕方がないとか、あの赤いドレスで寝ている(死んでいる?)シーンは何なんだとか、アラゴルンの声はやっぱり高いとか、レゴラスが雪に埋もれていないのを今度は確認できたとか、いろいろお約束の話題もたくさん。忍ばずの池を散策しながら(鵜がいるのね。わたしは初めて鵜が潜るのを生で見ました!ちょっと感動)お茶をしながら、元祖ハヤシライスを食べながら、お話はつきません。
PJはバクシ版のアニメ「指輪物語」を見てから、原作を読んだんだって? だから、アニメへのオマージュとして、黒の乗り手の映像などそっくりにできているそうです。彼は元々ホラー物の監督だから、オークやどろどろは得意だけど、ホースチェイスなどのシーンは苦手、アニメに描かれなかった第二部後半から第三部は、どうなるんでしょうか? どろどろの戦闘シーンだったらどうしよう、ただのRPGだったらどうしよう、でもきっとそうなるだろうな、ほかのことに期待する事にしよう。きれいな飛蔭がせめてたくさん映るといいな〜☆

お二人とは漫画友なのですが、Aさんには、私が指輪物語にはまるとは思わなかったと言われてしまいました。そうかな〜、アーサー王とか好きだからね、はずれてはいないのよ。それよりSさんの方が意外だと私は思いました。彼女は映画のパンフの地図をコピーして見ながら読んでいる熱心な読者なのでありました。それでも、私たちのはまり方なんて、かわいいものだということは、Aさんと意見が一致するところなのでした(笑)
それにしても、本当に久しぶりにあってお話しができて、とても楽しかったです。やっぱり好きなことがはなせる友達っていいわね☆

13日、14日と馬に乗りに行きました。 降りたあと、クラブのお友達と「ロード・オブ・ザ・リング」のお話に花がさきました。彼女は映画をみたあと、こんな簡単な話では無いはずだと思い、文庫9冊読破したそうです。もし自分が馬を持ったら『アスファロス』と言う名前にしたいと思っていたら、白い馬にしかつけられないことがわかって、困ってしまったそうです(笑) でも、その前に馬を持つこと自体が、難しいんだけど☆

5月11日(土)〜12日(日)人と交わる幸せ 

12日はいつものBBSのオフ会で「ロード・オブ・ザ・リング」を見に行きました。映画から参加は4人(内初めての人は昔からの「指輪物語」読者Skさん一人)、その後の食事だけ参加が4人、8人で円卓を囲んで美味しい中華をいただきました。手配、時間設定、いろいろしてくださって皆様ありがとうございます。私はただ、行きた〜いと言うだけなのでした。

いつも一人で見に行っていたので、みんなで行くと、いろいろな意見が出てきてさらに楽しかったです。
ガンダルフが栗毛に乗って、サルマンの塔に向かって疾走するシーン、横にいる去年一緒にモンゴルに行ったYsさんが「何であの帽子は飛ばないんだろう…」大笑い!!(上映中なので静かに!!)確かに、私もモンゴルではキャップを一度とばしてしまったんだったわ。しかし、いつもは乗馬用の猟騎帽(ヘルメット)で乗っているので、そんなことは思いもつきませんでした。さらにその後食事しながら、そこから派生して、じゃあ黒の乗り手たちのフードはどうなんだという話になって、もっと笑いました。あれだけマントが翻っているのに、何でフードは後ろにあおられないんだろう?だ〜〜っと駆け出した時に、ばっとフードがめくれてそこにはなにも無い〜〜なんて、首なし騎士になってしまうのでした、それってもっと怖いかも? ガンダルフも黒の乗り手もピンでばしばし止めてあったらちょっとかなり可笑しい(笑)
今回5回目にして初めて思ったんだけど、ガンダルフの杖はいつ復帰したんだろう。つめの甘いガンダルフは、サルマンを転ばせたところでほっとした隙に、杖を奪われてしまって塔のてっぺんに幽閉(かなりオープンだが?)されてしまうんだけど、そこから身一つで大鷲グワイヒアの背中に飛び乗って逃げたのに、次のシーンでは同じ杖を持っていました…???誰か謎解きしてくれないかなあ。
ほかにも、オークはあんなに化け物にしてしまったら、2部3部はどうなるんだ(だいぶ人間的な?会話のシーンがある「はず」なんだけど)とか、アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)の声って以外と高いんだね、とか、レゴラスは身のこなしが本当に軽やかだったよね〜、でもきっと上手くできなかったときはNGで取り直しになたんだよね、とかいろいろ、話はつきません。
一人だけまだ見ていないKさんがYsさんがイギリスで買ってきた写真集などを見ながら、Skさんからいろいろ説明を聞いていたときのお話。「この白のサルマンとか灰色のガンダルフとか、色は種族の名前?どういう人なの?」 「みんな魔法使いで、茶色もいるんだよ。(ここで少し笑い)『けんじんかい』のメンバーなの」 「『県人会』???」 「いや『県人会』じゃなくって『賢人』…」(ここで一同大爆笑)Kさんも次の瞬間には理解されたと思うのですが、とにかくそれから白いひげの彼らは「県人会」の集まりの爺様たちにされてしまったのでした。
だから、楽しいことはみんなで話すと、さらに面白くなるのでした。

11日は、実は弓道の体験教室に行くことにして、第一回目でした。パチンコのようなゴムの練習用具のあと、生まれて初めて弓にさわったけど、これが結構堅くて、腕と首がつりそうでした。
一応書いておきますが、私の弓のイメージは、レゴラスではなくて鎮西八郎為朝ですので、念のため(笑)

5月8日(水)〜10日(金)本に埋もれる幸せ 

指輪物語と映画ロード・オブ・ザ・リングにはまってから、関連図書が増える一方(でも、ほかの方に比べれば少ないほうよ)さらに、書店を徘徊すると以前から探していた本や、おやこれは、と思う本が見つかって、積ん読量は増える一方、古本屋で買ってきては未読の漫画も文庫本もあるし、友達から借りた本もどっさりで、もう部屋に入りきらないほどなのでした。あああ、こんなに幸せでよいのかしら。

でも、どうしても今は指輪物語関連の本と、そのものの再読がほとんどになってしまってます。だっておもしろいんだもん。なにがおもしろいって、お馬がたくさん出てくるから☆ 指輪物語を馬本として読むのは私だけでしょうが、だいたい平家物語だって馬本にジャンル分けしている私ですから。もちろん、ほかの部分もおもしろいのは当然のこと。

実は8日はまた映画を見てきました。(一応買い物のついでという、自己弁解つき)吹き替え版。字幕が無いぶん映像を堪能できるし、台詞も例の問題が少ないから、落ち着いて聞いていられる。「小さい旦那がた」なんてそのまま使っているけど、べらべらよくしゃべったりはしない彼であった。とか。よくテレビの吹き替え映画にありがちないやらしさもあまりなくて良いです。ただ、声質がちょっと違うんでは、というのは確かにありますね。前にテレビで聞いた話ですが、フランスの吹き替えはそっくりな声の声優さんが当てていて、女優の岸恵子が、自分で話しているのかと錯覚してしまった、と言っていました。全部がそうでは無いのだろうけれども。
それにしても、ホビット村はいいですね、あの子供たちの花火をせがむ様子、ビルボの話を聞く真剣な顔。この村を守りたいというフロドの心境は、痛いほど伝わりますよね。ただ、映画だと危険から逃れるために、村を出たみたいに見えますか?どうかな?
ビルの撮影には少なくとも、2頭使っていそうな感じですね。そんなの気にしているのは私だけ、わかってます。もちろん黒の乗り手の馬はずっとたくさんいるんだろうけどさ、ビルはやっぱり旅の仲間の一員と見てしまっているので、気になるのでした。
さらに言えば、ちゃんと雪に埋もれてがんばっていましたね、この人間たち何でこんなところに入りこんでんだよ、歩くのがやっとで、荷物は全部俺持ちかよ、俺がいてやんないと全然だめじゃん、なんて思ってがんばっているのかしら。

5月3日(金)日本には絵の上手い人が大勢いる

3日は同人誌即売会「スーパーコミックシティ」に行きました。 今日も私はほとんど、イスを暖めていたのですが、いつもよりは少し歩き回って見ました。いつもは近所しか行かないのに、他のエリアまで遠出もしました。歴史物エリア。やっぱり、新撰組とか幕末辺りものが多いのね。とにかくみんな上手なので、何処に手を出して良いのか解らない状態で、やっぱりほとんど何も買わずに帰ってきました。唯一、なぜか日本史エリアなのに「ロード・オブ・ザ・リング」のコピー誌があったので、購入。面白かったです。あと、帰る頃には行列も無くなっていたので、よしながふみさんの新刊をあっさり購入(春は早くに完売していたから、ダメ元で行ったのだけど)出来ました。

4月24日(水)〜4月26日(金)それでも理性の片鱗は残っている…かな 

何を見たかって、もちろん「ロード・オブ・ザ・リング」です。これを、はまっているとか、落ちているとか、言うのでしょうか? 『黒地に金色の煩悩』とでも申しましょうか? でも、ブルボンのお菓子も少ししか買っていないし、本は文庫9巻とリン・カーターのだけで、映画の写真集は(今のところ)買っていないし、「二つの塔」のプラチナ前売りチケットも(まだ)買ってないし…映画だって、この前は2回続けて見たけど、今日はちゃんと1回で帰って来たもんね。←これを理性だと思っている私って…
三度目にして、やっとメリーとピピンの見分けがつきました。2回目までは台詞がないと、誰だかよく解らなかったのよね(この台詞を言うのはピピンだろう、などと思って見ていた)さすがに、台詞と行動にはキャラクターの違いが出ているのでした。
この前は、影が薄いと感じたレゴラスですが、結構出番はありましたね(彼は綺麗な正面顔が多いから、かえって印象が薄いのかも) 落ちそうになったボロミアを助けただけでなく、崩れた橋から間一髪で飛び移ったアラゴルンも、がっしと受け止めているのでした☆ 得意の弓だけでなく色々な武器を、見事に使いこなしているし、人気があるのは、顔とクールさだけじゃなかったのね。
ブリー村に出てくるPJの姿も見つけました。アラン・リーがいるのって本当?だったら、あれがそうだったかも…今度行ったときに見てみましょう。そうです、一応もう一回、今度はお友達と行く予定なんです。
実を言えば、今日は予告編が早く見たくて行ったのでした(笑)だって〜〜。
公開当初はなかったけど、現在は本編が終わってすぐ、エンヤの歌の前に予告編が入っています。もう、最初のショットで、泣きそうになってしまいました。アラゴルンの手ですよ、緑色のあれを拾うところ! メリーとピピンの出会う人(?)もちらりと出ました 馬もたくさん出て来そうです。 ああ、あの方は確かに彼に似ているわ。 女の人もまた増えますね、あれは何の場面なの〜? 走るアラゴルン、レゴラス、ギムリのすがた、森の中でもかっこいい彼らの姿、そして白い人。おおお、飛蔭!! いいぞPJ! 思ったより長くて、いいところばっかりで、かなり楽しめました。行った甲斐がそれだけでも、十分ありましたわ。

前2回は、吹き替え版を見て、その印象のまま字幕を読んでいたので、かえって害が少なかったかもしれません。それはないだろう、と思う字幕は確かにありましたが。さて、3回目。もう、『韋駄天』にも慣れました。大不評の字幕も、無しでは解らないから読みつつも、頑張って(3回目だけに)なるべく原語を聞き取るようにしてみました。でもでも、大筋解っていても、映画は難しいよ。(英会話の先生の言うこと「なら」聞き取れる程度では…ぐっすん。後悔先に立たず)それでも、さすがに『嘘をつくな』と『恥ずかしい』は、字幕を初めて見たときも、あんまりだと思ったわ。かわいそうなボロミア。気の毒なのは指輪物語ファンと、指輪物語を知らないお客さん達どちらだろう、きっと両方。

その他にも「ホビットにしては…」というような台詞をガンダルフがたくさん言うのが、はじめに字幕を見たときに気に入らなかったのですが、なるほど私の思い過ごしではなかったのね。というわけで、今回は(私はあまりここからリンクをしないのは、お気づきかと思いますが)特別に貼らせて頂きます。上の話もこちらにあります。
すでに一部であまりにも有名になっているサイトです。
http://gollumone.tripod.co.jp/index.shtml


4月21日(日)〜4月23日(火)裸馬…じゃなかった 

映画雑誌に「二つの塔」(「ロード・オブ・ザ・リング」の第二部)の記事が出ていました。ローハンの場面でしょうか、レゴラスが馬に跨り、その後ろにギムリも乗っている白馬が見えます(エルフは軽そうだけど、ギムリは見た目より重そうだよね)。馬は古風なデザインの鞍をつけています。しかし…原作では、エルフのレゴラスは馬の鞍をはずして乗ったのではなかったっけ?わは〜かっこいい〜と思ったシーンなんだけど…なんて、すでに第二部へのつっこみを始めてしまう今日この頃(笑)確かに、実写で鞍無しのアクションは普通の役者さんには辛いだろうね。 ネイティブ・アメリカン(インディアン)の映画でもなければ、許容範囲。「二つの塔」は馬が更にたくさん出てくるはずなので、楽しみにしているのですが…たのむよPJ

4月18日(木)長くなっちゃいましたが、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の感想です

これは、1回目に見たときの感想です。今はまたちょっと見方が変わっていますね。新しいのはこちらです。

注:完全にネタバレです、これから見る方は読まない方が良いですよ。

ズシーン、ドゴ〜ン、グワワワ〜〜ン、グウォォォォ〜ン、というのが映画の印象ですね(笑)ビルボが指輪を床に落としたときに、ズシーンと音がするのは、なかなか効果的だとは思うのですが、映画全体が地響きを立てているようで、綺麗な景色のシーンでさえ、ホッとする暇もないのでした。3時間は長いのかと思っていたけど、あれ、もうブリー村、もう裂け谷、もうロスロリアン、と思うまもなく、ボロミアが死んでしまいました。あっという間。「アルマゲドン(アルウェン役のリブ・タイラーが出ていた)」は、かなり中だるみだったし、ハリー・ポッターの2時間半はちょっと長いと思ったけど、今回は全然たるんでいる暇がないほど、大急ぎの展開でした。

この映画って「動く挿し絵」というよりは、監督の「あらすじ&感想文」だなあと思ったのでした。原作のトールキンが解説で、長編小説では全ての部分が読者の気に入るとは限らない、ある人が良いと言うところが別の人には批評の対象になったりする、という意味の事を書いていました。なるほど、僕はここに感動した、ここが面白いと思った。というシーンをまとめて3時間にした作品だったと。
例えばドワーフの洞窟モリアのエピソードは、誰が読んでも印象に残るし、ストーリー展開からも絶対にはずせない所だけど、入口の所であんなに時間を使うとは私は思わなかったですし。

冒頭で、指輪の出来たいきさつが映像で表現され、更にどのようにサウロンの手を離れたかなど、こういう部分は映画はわかりやすくていいなあ、と思いました。ホビット庄ののどかな感じも良かったし。ニュージーランドで撮影された美しい景色は、見物でした。特に雪山が綺麗だったわ。
主人公フロドは確か30代に見える実は50代のホビットだったと思うんだけど、(本を貸し出し中なので確認できないんです、すみません)映画の性質上、青年にしたのは、良かったとおもいます。そしてフロドとサムの関係は、友情で結ばれているという設定だそうです。原作では主従関係なんだけど、第二部、まして第三部は大丈夫なんだろうか。なんだろうね(笑)
フロドがビルボからもらった剣「スティング」原作の日本語訳では「つらぬき丸(この名前好きなんだけどな)」は思っていたよりずっとよかったです。オークが近くに居ると光るんだけど、その光り方もなかなか綺麗です。
雪山で一人、足先すら踏み込んでいないレゴラスに気付きましたか? でも、上から落ちてくる雪にはさすがに埋もれていましたね。
ガンダルフとサルマンの戦いのシーンは…本人たちがやりたいだけやらせてあげよう、というか、原作でも大まじめでひょうきん路線を歩いている彼らですから、結構あっていたのではないかしらん。だって、魔法使いだものね。

日本公開前にイギリスで見てきたYさんが「少女漫画していたわ」と仰っていたのは良くわかりました。ボロミアもレゴラスもアラゴルンもみんないい味出してますし、ギムリも三つ編みのお髭がキュート。メリーとピピンの明らかに性格の違う二人が、まとめてお笑い二人組になってしまっているのはちょっと残念かな。
モリアの洞窟で、急に足下の床がなくなって奈落に落ちそうになったボロミアをひょいとレゴラスが支えて助けたシーン、ほんの一瞬だけど、うわあって感じだったし。フロドが雪山で転んで首にかけた鎖ごと落とした(だからなんのために首にかけてるんだよ、落とすなよ=ここが少女漫画)指輪を、ボロミアが拾ってまじまじと眺めるシーン。不安に駆られるフロド、そしてフロドの後ろに寄り添って立ち、早く返せと詰め寄るアラゴルン、その気迫に押されながら渋々フロドに指輪を返してボロミアが立ち去った時、剣にかけていたアラゴルンの手が離れるのが映るのよ…うう、少女漫画だわ。
女戦士のアルウェン姫だって、少女漫画だわよ(どうも、リブ・タイラーが気に入らないらしい、私は)(笑)

しかしやっぱり、にわか「指輪物語」ファンとして、文句を言いたい部分も多々あるのでした。

誰も歌わない…
原作(もちろん読んだのは翻訳版)では、みんなが歌をうたうのです。ストーリー展開に重要な意味を持つ詩なのです。古い伝承であったり、自作の歌だったり。本を読む場合、詩を読む形になってしまうのですが、映画だとどうなるだろうと思ったら、全然そんなシーンはないのでした。ガンダルフがホビット庄に来たとき馬車に乗りながら鼻歌を歌っていたけど、それじゃないのよ。
確かに、あの展開で3時間かかるとなると、歌が入ったら何時間になるか、まして作曲なり色々予算が更にかかっちゃうんだろうし…でも、歌のない指輪物語って、ちょっとちがう世界かも。

トム・ボンバディルの完全な割愛
ホビット庄から、四人だけで旅をしている時に、助けてくれる不思議な力を持つおじさん。確かに彼が出てこなくても、大筋には問題がない。でも、物語の中でも、とても個性的で魅力的なこのおじさんが、完全に無視されてしまうのは悲しい。更に、ホビットたちの持つ剣は、このとき塚山で手に入れたもののはず。映画では、アラゴルンにもらっているけど。私としては、これはとても重要なことで、第三部「王の帰還」での盛り上がりに影響するんだけど、たぶん映画ではそこまで微妙な演出は出来ないのだろう。文字の表現と映像の表現、それぞれに得意不得意があるので。
この「指輪物語」の中での剣には、それぞれ重要な意味があることを考えると、ちょっと残念ではあります。

アラゴルンの剣
裂け谷で、ボロミアがアラゴルンと話すシーンがあったのは良かったと思います。折れた剣が、その昔アラゴルンの祖先イシルドゥアがサウロンの手から指輪を切り取った剣であることまでは、わかるのも良し。しかし、旅に出るにあったってそれが鋳直されてアラゴルンの愛剣アンドゥリルになった事は出てこないんだよね。映画だけだと、あのままあそこに展示してあるみたいに思われてしまいそう。

「黒の乗り手」の奇声
フロドたちを執拗に追跡する、サウロンの手先「黒の乗り手」。黒い馬の蹄のアップや黒いマントを翻して疾駆する姿、その映像の角度も不気味で感じがでていました。
が、キエーーーーッと奇声を発するのが、あまりにも派手で、明るい化け物になってしまいましいた。馬の鼻息やら足音とかが、かすんでしまいまうし。もうちょっと暗い感じにした方が不気味さが強調されて良かったのでは?
更に細かいことを言えば、馬たち黒くないみたいでしたね。栗毛とか鹿毛を馬用の鎧で隠していました。映画だと動いているので、黒く見えるんだけど、写真だと栗毛に流星まであるんだ(笑) 西部劇だってお葬式の馬はちゃんと黒いの揃えるのに…と、思ったのでした。これも原作の第二部で黒い馬だと、ちゃんと書いてあるんですけどね。

アルウェンの存在
なぜか、アラゴルンとのラブシーンがあります。やはり、娯楽作品には必要不可欠なのでしょうか。確かに第三部につながるという点では、良いのかも知れませんが。
フロドを助ける女戦士は作品にも華やかさが出て良いのですが。でもね、美味しい役の割には、いまいち盛り上がらないのよね。
更に言えば、原作だと、フロドが一人で馬に乗って走って逃げたはず…

迫力のないホースチェイス
黒の乗り手から受けた傷で、瀕死の状態のフロドを乗せて疾駆するアルウェンと白馬、追いかける九騎の黒の乗り手達。最高の見せ場の一つ、のはずなんだけど、なんだかだらだらしていて、全然ハラハラしませんでしたね〜(笑) エルフの白馬が、飛び抜けて早いのならそれらしく、迫られるならもっと接近させるなり、撮影の角度なども演出出来たと思うのよ。ピー・ジャクは競馬を見たことが無いのだろうか、または西部劇とか? 他のシーンが迫力があるだけに、安っぽいテレビドラマのようなとってもベタな映像で、馬のシーンに期待していた私は、ちょっとがっかりでした。

ビル
馬ついでに、フロドについて旅をするサムの愛馬(といってもブリー村で手に入れて、彼が主に世話をしている)小馬のビル。雪山で一緒に埋もれても、健気についてきたポニーです。サムはとてもかわいがっているんだけど、さすがにそんなシーンはほとんど無かったですね。でも、モリアから帰すときにちょっとだけクローズアップされました。良かった良かった。

ギムリとガラドリエル
ドワーフ族とエルフ族は犬猿の仲、というかお互いに相容れない存在です。まして、ロスロリアンの奥方ガラドリエルのような神秘的な人は、ドワーフのギムリにとっては恐怖さえ感じてしまうのです。「この森には、恐ろしい魔女が居るんだぞ」とフロドに話したりしているシーンは、良いとして、ロスロリアンを出る時には、奥方が好き、というより崇拝者になったギムリが何処にもいない!! 映画だけだと、ギムリは未だに奥方を魔女だと思っているように見えてしまうではないですか。ということは第二部「二つの塔」での、あの人とのあのやりとり、更に第三部につながるエピソードは全部無し、なわけね。
ロスロリアンを出るときに、奥方は一人一人に贈り物をくれます。この下りが私は大好きで、特にギムリの欲しいものが、今までのいきさつを考えると、本当に劇的なのです。ここはアルウェンとアラゴルンのラブシーンを抜いてでも入れて欲しかったなあ(笑)

ボロミアの悲劇
ボロミアは、登場人物の中で、一番チャーミングに見えました。御曹司だけに、着ている物も良かったし、腕っ節も強いし。ホビットのメリーとピピンに、剣を教えているシーンはほほえましくてよかったです。本を読んだ感じでは、もう少しぎすぎすした、荒っぽい印象があったのですが、映画では優しい感じになっていました。
何が悲劇かというと、なぜボロミアがここにいるのかというのが、いまいち良くわからないということです。裂け谷ではギムリ、レゴラス、そしてボロミアが到着したシーンはあるのですが、なぜボロミアが来たかがわからない。そうすると、なぜ指輪を欲しがったのかも解りにくい…ちらりとは台詞に出てくるのですが。
更に、あの角笛の音。本物の角笛って聴いたことがないので、わからないのですが、この映画の性格上から言っても、もう少し朗々とひびく音であって欲しかったと思います。あれがゴンドールの角笛とは、あまりにも悲しい…

アラゴルンの悲劇
一番納得がいかないのは、ラストの設定です。原作では、ボロミアがフロドから指輪を奪おうとして、失敗したあと、フロドは他の仲間に知られずに(サムだけはついて来たけど)舟で旅立って行ったはず。ところが映画は、ボロミアから逃げてから、オークの襲撃があり、アラゴルン、メリーとピピン、それぞれに助けられながら、舟にたどりついた事になっているんですね。つまり、フロドはみんなに挨拶してから行ったことになっちゃうんです。
原作の眼目はフロドが決心して、自分だけで指輪を処分するべく、みんなに知られず旅立っていく所にあるんですよ。そして、それを知らないメリーとピピンはオークに連れ去られ、助けようとしたボロミアは殺されてしまう。後に残されたアラゴルンとレゴラス、ギムリは、フロドの後を追わずに、2人のホビットを助ける方を選ぶ。
何が悲劇かというと、ここの場面こそ、リーダーとしてのアラゴルンの苦渋の決断があるわけです。アラゴルンの役割は、フロドの仕事を助ける事にある、しかし、フロドの姿は何処にもない、連れ去られた2人も助けなければいけない…映画だと、その辺が安易な方向になってしまって、ちょっとお粗末じゃあないですか、アラゴルンもフロドもかわいそう。

とかなんとかいいながら、あっという間に終わってしまった日本語吹き替え版を見て、更に続けて字幕版を見たのは私です。6時間はさすがに長かった。それも寝不足で目がよろよろだったのに…(笑) 何回見たって、エピソードが増えるわけでもないのにね。あの雪山のボロミアをもう一度見たかった、というのは嘘ではありません。えへ☆
ついでに言えば、少なくとももう一度は見に行く予定です。だって、やっぱり面白いんだもん。人間の脳は、お気に入りの所だけ残して、気に入らない所は見なかったことにする、という芸当が出来るのが便利ですね。


4月8日(月)〜4月17日(水)CD-ROM

噂のブルボンの「ロード・オブ・ザ・リング」のCD-ROM付きチョコ&キャンディーを、やっと手に入れました。『あんたの機械では綺麗に見えないから、もっといいので見なさい』と強く推奨されてしまいましたが、これしか持ってないんだからしょうがない。Win95に対応してくれているだけでもありがたいんだから(笑)
内容は思ったより盛りだくさんの17分間でした。映像の重複はあるけど、撮影シーンや役者達の素顔も見られて、ちょっとほくほくです。監督のピーター・ジャクソンは本当に雪山の撮影でも半ズボンなのね☆ レゴラスのオーランド・ブルームのモヒカンヘアも見られたし(笑)映画にはないシーンも少しありました。レゴラスが小馬のビルと遊んでいるシーンも一瞬あって、なかなかいい感じの和めるものでした。

3月31日(日)〜4月7日(日)韋駄天(いだてん) 

四天王、帝釈天、弁財天、摩利支天など、仏教を守護する護法神で、ヒンズー教やバラモン教から取り入れられた、天部の中の一人。まっすぐに立って合掌した手に剣を持つ武人として描かれる。のは、意外と悪いイメージではないんですがね、アラゴルンはやっぱり『馳夫さん』と呼んで欲しかった…
3日に映画「ロード・オブ・ザ・リング」を見てきました。吹き替え版も字幕でも、Strider の訳が「韋駄天」になっていました。ホビットたちが「馳夫(はせお)さん!」と呼ぶシーンも「韋駄天!」となっていたのだった、くくく…原作読まないで映画をみたら、どんなにかっこよくても、アラゴルンファンにはなれないわよ。ちなみに映画ではボロミアが一番素敵でした。
韋駄天の語感に、ひどく悪いイメージを持っているのは、中学のときだったか教科書に「走れメロス」が載っていて、その話が気持ち悪くて大嫌いだったのですが、『韋駄天走り』という言葉を覚えたのがその時だったからでしょう。韋駄天さんはとても足の速い方で、仏陀の骨を盗んだ悪鬼を追って132万キロを一瞬で走って捕まえた、というお話があるそうです。
だからって、だからって、他にも色々あるけど、あそこだけは何とかして欲しいと思ったのでした。知ってたけど、やっぱりショックだった。

詳しい感想はまたのちほど書こうと思っています。

3月24日(日)〜3月30日(土)馬と指輪と音楽と

映画と言えば「ロード・オブ・ザ・リング」。私はまだ行ってないのです。封切り後すぐに行った職場の女の子は、どうだった?と言う質問に「つまらなかった」と一言。えええ(笑) 3部作ということを知ってか知らずか、いいところで終わってしまうのが不満だったらしいです。3時間と長いし、回想シーンも多いし…もちろん映像の綺麗さや、迫力のあるシーンは良かったと言っていましたが。
にわか「指輪」ファンの私としては、映像で見られるだけでも、とっても楽しみなんですが、インターネットでも色々話がもれ聞こえてきて、益々楽しみが増えて来ています。チェック項目が多くて、一度で課題をクリア出来そうにないわ(笑)俳優さん達もみんな魅力的だし☆

本のほうは、今文庫で8冊目を読んでいます。第三部「王の帰還」、指輪戦争に突入していて、ちょっと辛い部分もありますね。第二部「二つの塔」ではゴクリの話し方が面白くて、くせになりそう…なんだけど、私の周りには受けてくれる人がいないので、悲しい。映画ではどんな風になるんだろう。登場人物達は歌も良くうたいますよね、本では詩を読む形になってしまいますが、映画だとどうなっているのかも楽しみです。
第二部、第三部と馬の出てくることが多いのも嬉しいです(そればっかり?)でもね、馬がでてくるちょっとした描写にも、馬に乗っている人、または身近に接している人だなと思わせるものがあるんですよ。原作者のトールキンさんて乗馬をする人だったのかな?ヨーロッパだと確かに馬は身近にいるけれども。

3月1日(金)〜3月3日(日)

それより「指輪物語」ですよ。あ、今度のタイトルは「ロード・オブ・ザ・リング」なんだっけ、もう予告編だけで私は泣きそうになりましたよ。
ついでに言えば、馬のシーンもたくさんありそうだし(笑)


PJ版映画 「ロード・オブ・ザ・リング」 感想ページ

『PJ版映画「ロード・オブ・ザ・リング 三部作」感想』
「PJ映画に出てくる役者馬たち」
『PJ版映画「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」感想』
PJ版映画「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」の中の
PJ版映画「ロード・オブ・ザ・リング FotR」の中の
PJ版映画「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」の感想
PJ版映画「ロード・オブ・ザ・リング FotR」の感想
『藤木「指輪」日記』FotRを初めてみたときの感想など

現在の日記
◆過去の日記 ◇'03.FEB.〜JUL.  ◇'02.DEC.〜'03.JAN.  ◇'02.MAR.〜NOV. 
◆映画の感想検索の方は、こちらのサイト案内からどうぞ

「指輪と映画と馬トピック」随時更新中です。関連する話題や情報などですので、お時間のあるかたは合わせてご覧くださいませ。

 上に戻る  指輪物語TOPへ  SITE MAP  HOME 

このページの背景は「手作りCandy」さんからいただきました