〜パロミノ(月毛)〜
「パロミノ(Palomino)」は金色の馬体に白かクリーム色のたてがみと尻尾です。金色は濃いものから薄いものまでいろいろです。
薄めの色を「イザベラ(Isabella)」と呼ぶこともあります。これは、スペインのイザベラ女王がこの毛色の馬が好きだったからだそうです。1519年頃の話。その女王さまの馬を、アメリカに持ってきて、一頭をファン・デ・パロミノという人にあげたそうで、そこからこの呼び方になったとか。私は、日本語の「尾花栗毛(おばなくりげ)」が「パロミノ」なのかと思っていたら、違うそうですね。日本語では「月毛(つきげ・鴾毛とも書きます)」にあたるそうですが、最近はパロミノと呼ぶのが一般的ですね。
↓東京の大井競馬場の誘導馬です。馬場は夜に開催されるトゥインクルレースのために、白っぽい砂です。その馬場に映えるように、アメリカからパロミノを誘導馬用に輸入したそうです。騎手は女性で紫の乗馬服なのもすてきですね。
手前のお馬は、顔の白い部分が目までかかっているので、目も色素が薄く青い目(魚目 さめ)ですね。
↓これは、2000年にハワイに旅行に行った時、ワイキキの町を走っていた観光馬車のお馬さんです。種類はわかりませんが、大きな重種馬で、綺麗なパロミノでした。もしかしたら「尾花栗毛」かもしれません。
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